ATOLL
PR300
¥241,500(税込)
発売:
ATOLLなら高音キンキンにはならないだろう…
ATOLLのアンプというと、日本ではプリメインに人気があります。セパレーツは、プリメインの元気さがなくなって、ちょっと魅力が薄れる傾向?
私もそう思っていました。あとはどでかいトロイダルトランスのイメージですかね。
SPEC RSA-M1というデジアンをパワーアンプとして、Harbeth HL-K6という古いスピーカーを鳴らすために導入したこのプリ。プリの使用経験がほかにない私に他の機種との比較は難しいですが、少しコメントしてみます。
このプリを導入した理由は、ATOLLなら高音キンキンにはならないだろう…という見込みでありました。
実際、キンキンにはなりませんでした。音像が心持ち太く甘く、音場は狭くなった気がします。いいのかいな?プリとして、とは思いましたが、当方のシステムには落ち着きを与えております。
重宝しているのは、出力が2系統(アンバランスのみ)あること。つまりパワーアンプを2種類切り換えて使えます。
一方、ちょっと不審に思っていて解決できていないのは、入力インピーダンス:220kΩという点。これは異常に高いと思います。たとえばアキュのプリなんかみんな20kΩです。ATOLLもPR200までは16kΩですし、この特異性は記しておいてもいいんじゃないでしょうか。私はこれがボリュームに影響してるんでは?と思っているのですが、理屈がわかっているわけではありません。ただRSA-M1のボリュームに不満を持っていた私にとって、ゲインが上がっている(つまり音量が上がっている)と感じたのは事実であります。その後、導入したMusical Fidelity F15という真空管ハイブリッドのパワーアンプでは、少しボリュームを上げるだけで、かなりの音量がとれてしまいます。
良いか悪いかは組み合わせによると申しますが、このプリも組み合わせによるのかな?。まあやはり同じATOLLのAM200ぐらいがベストフィットなのかもしれません。
レス一覧
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byHarubaru at2014-08-06 15:50
ゲオルグさん、
始めまして、こんにちは。
私も以前このプリアンプを所有し、AM200 2台のバイアンプで使用していました。AM200がベストチョイスであるのはもっともだと思います。
音像が明るくて、伸び伸びしているのと、CPが高いのがいいですね。
今後もよろしくお願いします。
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byゲオルグ at2014-08-06 20:08
Harubaruさん
はじめまして。レスありがとうございます。
「AM200 2台のバイアンプ」ですか。
ATOLLでもそのシステムを紹介してましたね。
けっこうパワフルな感じがいたします。
どんなSPを鳴らされてたのでしょう?
でもおっしゃるようにCP高いですよね。
他のメーカーでプリ+バイでパワーアンプのシステムを組んだら
そうとう値が張ってしまいますものね。
「音像が明るくて、伸び伸びしている」
おっしゃるとおりです。こまかいことは気にせず
ばーんとつないじゃえる気軽さはあります、確かに。
今後ともよろしくお願いいたします。
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byゲオルグ at2014-08-06 20:30
自己レスでございます。
Harubaruさんのお使いのSPはページを拝見して了解いたしました。
モニオPlatinum PL300からB&W802 SDへということで。
パワフルに鳴らし甲斐があるSPでした。納得。
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【SPEC】●電源:330VA ●入力:5系統 ●入力インピーダンス:220kΩ ●入力感度:100mV ●周波数特性:5Hz〜200kHz ●SN比:100dB ●外形寸法:440W×90H×270Dmm ●質量:9kg