黒川鍵司
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GLIDER SL
BENZ MICRO
GLIDER SL(GLIDER)
¥173,250(税込)
発売:2008年7月1日
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レコードを聴いていることを忘れさせるカートリッジ

 各レンジの広さ、ローノイズ感はレコード盤の状態がよければ、CDを凌ぎかねないレベル。聴いているとレコードをかけているのだということを忘れさせるほどに、整然と音を奏でます。音の立ち上がりは驚くほど速く、ノイズ感は非常に低く感じられます。それでいて、ところどころにアナログ的な温度感や太さを微妙に見え隠れさせるのが、好印象です。ここら辺は上位機種との違いであるコイルコアの素材の影響もあるのかもしれません。

 こういったキャラクターなので、アナログディスク再生にノスタルジアを求める人にはお勧めできません。ライラなどのカートリッジと同様に、現代的なアナログディスク再生というものに違和感を感じない人向けのカートリッジといえると思います。

 見た目にわかることですが、ボディが剥き出しの上に、スタイラスカバーさえも無いという完全なスケルトンタイプのカートリッジです。取り付けには細心の注意が求められるのはもちろんですが、ケースから出す際にも注意が必要です。可能なら、お店の方に取り出し方を教わった方が良いでしょう。また、スタイラスを清掃する際も、カートリッジ下部のコイルからの線などに触れないよう注意する必要があります。

 2Ωと低イピーダンスですが、当方の環境では高めのインピーダンスで受けた方が反応のよさも、深みも出る気がします。もちろん環境によって変化があると思いますので、ご導入された際には10時間程度のエージング後、受側の設定をいろいろ変えて、ベストな設定をさぐってみると良いでしょう。

レス一覧

  1. byFCA at2009-03-01 23:49

    こんばんは
    カートリッジのレビューは少ないですが、興味深く読ませていただきました。
    Benz Microのカートリッジは聴いたことがないのですが、LYRAと傾向が似ているのであれば好みかも知れません。LYRAも広帯域でハイスピード系でいつか使ってみたいと思っています。
    そして、LYRAと目指す方向が似ているのであれば、シェルを使わずにストレートアームに直接固定するのが理想なのでしょうね。(去年のハイエンドショーのスキャンテックの担当者からははっきり言われました)
    黒川さんも将来はストレートアームの使えるターンテーブルの方へ逝くのでしょうか?

  2. by黒川鍵司 at2009-03-02 21:55

     スキャンテックさんの言い分は分かる気がします。ライラの音決めに使われているのはグラハムのアームでしょうし、スパイラルグルーブのターンテーブルでしょう。そうなれば、必然的にそのような意見となると思います。もしかしたら、某店A氏が同一価格帯のドリアンではなく、このカートリッジを私に勧めたのはそういうこともあってかもしれませんね。

     現在の高級アナログプレイヤーのほとんどはストレートアームとなっていますね。シェル一体のものも多くなっています。経路をできる限り短くし、接点をできる限り減らすという思想からすれば、当然の帰結だと思いますが、その分ユーザの遊びしろが少なくなっているともいえるかもしれません。どちらが良いかと決めるのは結局使い手なのでしょう。
     で、ベンツマイクロのGLIDERがストレートアーム向けかという話ですが、正直分からないです。現代性という意味では、そうなのかもしれません。ただ個人的経験として、初めてベンツマイクロのカートリッジが「鳴っている」と意識したのは、トーレンスの520(521かも)にSMEのロングアームという組み合わせで使われている環境ででした。フォノはマランツ#7(レプリカ)、スピーカーはガウスの38cmウーハーの2ウェイシステム。そういう環境でしたが、確かにベンツマイクロのカートリッジはそのシステムに現代的な音をもたらしていました。それでいてシステムに似合っていました。

     結局、使い手の問題なのでしょう。設計者の意図とは異なるけれど、良い音を出しているなんてことはざらにあることですしね。

  3. by黒川鍵司 at2009-03-04 20:19

     そうですね、CELLOのプリが想像を裏切るくらいに研ぎ澄まされた音を出しますので、GLIDERとの相性は悪くないと思います。でも、上記のとおり、アナログらしさも微妙に見え隠れさせるのですよね。ここら辺が憎いなぁと(笑)。
     取り扱い、特に取り付け取り外しは冷や汗ものですよね。GLIDERはスケルトンなのでなおさらでした。そして、シェルなどの件なのですが、上にも書いたのですが、結局使い手の好みで選んでいいのではないかなぁと思うのですよ。使い勝手で選んでも正解だと思いますし、純血主義で選んでも間違いじゃないし、徹底的に接点を減らす方向で選んでも間違いじゃない。要は、その個人がその機器に対してどうアプローチするかという技法の問題であって、それに優劣は内容に思えます。その製品の想定された範囲内の幅であれば、どのように使ってもいいと思います。
     あ、これってオーディオ全般に言えることですね。

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【SPEC】●形式:MC型 ●出力:0.30mV at 1kHz ●インピーダンス:2Ω ●周波数特性:20〜20,000Hz±1dB ●チャンネルセパレーション:35dB以上(1kHz) ●針圧:1.7〜2,2g ●ボディ:24k Goldプレート ●質量:6.8g