黒川鍵司
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JBL
4312MII(BK)(4312シリーズ)
¥86,100(税込)
発売:2008年3月下旬
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最初のスピーカーとしてはお勧めしない

 JBLブランドのスピーカーとしては珍しい小型ブックシェルフスピーカーです。写真を見るだけでは、原器である4312Dなどと区別がつきにくいのですが、181W×300H×180Dmmというサイズを見れば一目瞭然。サイズだけなら「気軽に置けるJBL」という具合なのですが......。

 最初に動作させての10分間は、私のオーディオ体験の中でも最悪といってよい音。抜けない、ぼわつく、まとまらないの三拍子。「初期不良? でも、左右共にってことはないよなぁ」といぶかしんでいるうちに、聴けなくはない音になってきたのですが、結局、それなりの音が出るまでには一日2時間程度の再生をさせて1週間かかりました。その後もよくなっていって、「ああ、これなら納得」という音になったのは1ヶ月後。「小さくともJBLなんだな」と変なところで感心すること仕切りでした。もし、これが最初に買ったスピーカーだったら1ヶ月も待つことなく、判断を下して「ダメ!」と烙印を押していたかもしれません。

 鳴り出してくれれば、素直に楽しめるスピーカーになります。微細な部分を事細かにというのではなく、気持ちよく開放的に鳴るという具合で、空間表現、音像ということよりもなによりも、音を前に押してくるというタイプです。そんな性格に似合うのは、ロックならディストーションのかかったギターやオルガン、ジャズならピアノやサックスもいけますし、のれます。クラシックのピアノや弦楽器は苦手と感じます。

 ハーマンインターナショナルのページを見ると「スタジオモニター」の項目にこのスピーカーがあったりします。録音のバランスを見るというレベルであれば、十分役割を果たすと思いますが、「スタジオモニター」という言葉に、とにもかくにも情報量を求めるということであれば、このスピーカーではなく、ADAMのAシリーズなどをご検討された方が良いでしょう。また、小型なので、セッティングにこだわれば、超ニアフィールドリスニングに使用ということも出来ると思います。しかし、私としては、ちょっと大きめの音量で、定位などは気にせず、音を部屋に満たすような感覚で使うのが良いと感じています。

 なお、出力音圧レベルが90dBとブックシェルフスピーカーとしては高能率なので、アンプの出力はそれほど必要ではありません。しかし、ちょっと贅沢なアンプ(本スピーカーの倍以上の価格のアンプ)を使用してあげると喜んで歌いだすという傾向があるようです。

 最後に、タイトルでお伝えしたとおりとなりますが、一番最初のシステムとしての導入はお勧めしません。大きさは手ごろですが、もっと鳴らしやすいスピーカーを選ぶべきだと思いますし、最初に使うには音の傾向が偏っていると感じるからです。逆にお勧めしたいのは、メーンシステムとは別にJBLを持っていたい、でも、スペースがないという方、もしくは、サラウンドシステムのリアスピーカーを検討されている方になります。

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【SPEC】●形式:3ウェイ・ブックシェルフ ●使用ユニット:133mm 径ピュアパルプ・ホワイトコーン・ウーファー、50mm 径ピュアパルプコーン・ミッドレンジ、19mm 径テンパード・ピュアチタン・ドーム・トゥイーター ●周波数特性:55Hz〜50kHz ●許容入力(music):75W ●出力音圧レベル:90dB(2.83V/1m) ●インピーダンス:6Ω ●クロスオーバー周波数:7kHz/12kHz ●外形寸法:181W×300H×180Dmm ●質量:4.0kg