PANASONIC
TH-46PZ80(VIERA)
¥OPEN(予想実売価格36万円前後)
発売:2008年4月10日
パワーアスリート画質は伊達じゃない
とんでもないコストパフォーマンス機です.
なにしろ,KUROと比較すると,だいぶお安く買えてしまいます.そして現行KUROに迫る性能.なにをそんなに急いで安くするのかと思いますよまったくw
色の再現,質感,なかなかすばらしい表現力です.
さすがに,オリンピック向けにチューニングしたと思われるように,スポーツ番組にとにかく強いです.サッカーや野球を見るのがますます楽しくなります.さすがパワーアスリート画質.
店頭で,KUROと比較すると,はっきり言って負けてます.というか,KUROはデモの仕方がうまいですね.
同じ映像で比較してもなんとなく,PZの方がノイジーに見えます.
しかし,家でいろいろ設定するとあまりノイズ感は気にならなくなってきます.
そして,BDの再生をすると,本領を発揮します.
ノイズ感なんて全くなし.透き通っていてものすごく滑らかな映像になります.
お店で見るときはBD持参しましょう.
明るさも,十分明るいです.昼間や暗いシーンは激しく写りこみますが,これはブラウン管も同じこと.そんなに気にならないです.工場出荷時にはダイナミックモードになっていますが,これはまぶしいくらい.多分店頭はダイナミックのままで,このままだと若干ノイズが目立つ印象があります.リビングモードの設定を参考にユーザーモードをいじって調整しました.若干暗めに設定すると暗い部分の表現が良いです.
どうしてもコントラスト比3万対1に目が行きますが,2万も3万もたいして変わらない感じです.ですが,さすがに暗い部分の諧調表現はすばらしいです.FPDベンチマークの東京の夜景はなかなかすごいです.しかし,明るい方の諧調表現はややあまい感じです.まぶしいくらいの絵になると厳しいですね.(逆にまぶしさがよく表現できているのかも?w)
動画解像度ですが,FPDベンチマークだと900も出てないです.600~700くらいじゃないかと思います.しかし,左右に高速で流れるテロップとかじゃない限り,ほとんど気になることはありませんw
スポーツ中継でもほとんどぶれません.フィギュアスケートも大丈夫!
ゲームも遅延はほとんど感じられる,ぶれも無く,快適に遊べます.
今までプラズマテレビにはなかった46型がラインナップに加わり,選択肢が広がったのもうれしいところです.50が置けないので思わず飛びついてしまいました.そこそこシェアが無いとできないことでしょうね.
ビエラリンクはなかなか便利です.メーカーをそろえるメリットでしょうね.ディーガ側リモコンで再生ナビ押すと,入力切替してくれたりするんで,子供でも簡単に使えるのが良いです.(ディーガの電源入って無くても電源まで入れてくれるという親切さ)だけど,リモコンは相変わらずアレな感じです.ボタン押しにくい・・・
値段を考えると本当にお買い得な製品だと思います.

【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:30,000対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル×1、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×3、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、Sビデオ×2、音声入力4、モニター出力×1、RGB入力端子(ミニD- Sub15Pin)×1、音声出力×1、光デジタル出力×1、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●本体外形寸法(スタンドあり):1,124W×801H×387Dmm ●質量(スタンドあり):約37kg