今日、久しぶりに時間が取れて、ゆっくり聴けました。
まず、いままですべてUnidisk1.1で試聴してきたので、CDPは同じなので気にしてなかったのですが、プリアンプが試聴時はKlimax Pre+350/A、Klimax Pre+Klimax Twin+350でしか、聴いたことがなかったので、正直ExotikⅡ(Akurate Pre)で、以前のようにSPが消えるような鳴り方をするかどうか心配でしたが、大丈夫でした。プリとSPの間はLINNのシルバーケーブルで繋いでます。
ぽん置きでも、それなりに鳴ってくれましたが、現在下からTAOCのボード、アコリバのスパイク受け、付属のスパイクになってます。設置の仕方で結構、音が変わるので、SPの距離と前後をいろいろ動かして、まずますの位置を探しました(さすがに重くて、汗だくです)。
以前に試聴したイメージにかなり近くなってきて、SPの存在感があまりなく、両SPの間にきれいに音楽が展開します。いままでもGOLD REFERENCEでよく出ていたと思いましたが、やはりこの感覚は全然ちがいますね。特に中高音が非常にきめが細かく繊細です。ただし、マルチのSACDを聴くと全然ダメで、ほかの3つの(Center,Surround)SPの雑な音が目立ちます。ところが、マルチのときにメインを以前のGOLD REFERENCEに繋ぎかえると違和感がないです。あたりまえかもしれませんが、こんなに違うものかと感心させられました。やはりマルチの時はきっちりSPユニットをそろえた方いいですね。GOLD REFERENCE60もとりあえず、とっておいてよかったです。
ただし、通常の2chの場合は、圧倒的で、とくに、女性ボーカルは、きれいに鳴ってくれて、伊藤君子、ノラ・ジョーンズがSPの間に立っているようなリアルさがあります。低音もすごく伸びますが決してブーミーにはならず、心地いい感じです。
あと、このSPの利点として、今後(たぶん一生)、パワーアンプやSPケーブルに悩ませられない点がいいですね。逆にいえば発展性がないともいえますが、僕の場合、LINNのシステムなので、フルAKTIV(マルチ駆動)の音が、やっぱりリアルでいいので、お手軽にこれが達成できるのがよかったのです。
【SPEC】●型式:5ウェイ・フルアクティブ・フロアスタンディング型 ●ユニット:150mmウーファー×1、75mmミッドレンジ×1、25mmトゥイーター×1、15mmスーパートゥイーター×1、200mmコーン×2 ●再生周波数帯域:ウーファー/120Hz〜500Hz、ミッドレンジ/500Hz〜3.7kHz、トゥイーター/3.7kHz〜12kz、スーパートゥイーター/12Kz〜40Kz ●電源:100〜240V商用電源 ●入力端子:XLR×1 ●フィニッシュ:ブラックアッシュ、ローズナット、チェリー、メイプル(他に特注オプション仕上げ/光沢、ピアノフィニッシュあり) ●外形寸法:312W×1100H×430Dmm ●質量:54.0kg