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CDバカ
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最初にオーディオに目覚めたのは80年代前半。 598スピーカーと798アンプが市場を席捲、物量投入&重量競争の最盛期でした。 社会人になっての寮生活とその後のワンルームマンション生活の10数年は完…

日記

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最新の日記

最近、スピーカーの物色を始めました。

こんにちは。
こちらへの日記のアップは本当に久々です。
最近数ヶ月間に色々なスピーカーを集中的に試聴することが出来ましたので、感想などを残しておきたいと思いました。
試聴場所は、オーディオショップ試聴室やオーディオフェアのブースなどまちまちですが。それぞれとても良い条件で聴けたので、各スピーカーの特徴をしっかりと把握出来たように勝手ながら思っています。
私の現在の使用スピーカーはパイオニアのS-1EXです。
購入は過去の自分の記事を見ると2008年のようですので、15年ほど経過しているようです。
毎日音楽を聴いているのですが、時々とても音が柔らかく感じることが多くなりました。
いわゆるエージングが峠を超え、老化を始めているような気がしてなりません。
そんなことから、新しいスピーカーを本格的に物色してみたいと思った次第です。

最近は各ショップでの試聴会は参加者一人での試聴という形態が多く、じっくりとスピーカーの特性を判断するのにとても良い条件だと思います。
そんな感じで色々とスピーカーを聴きました。
試聴ソフトはCDで、クラシック系、環境音楽(生録もの)、ロック系の3種で10枚ほどです。
クラシックのオーケストラ物は音調を、小編成ものでは音像の焦点感を、環境音楽では解像度と音場感を、ロックでは明瞭度をそれぞれ試聴ポイントにしました。

1.パラダイム ペルソナB
小型ブックシェルフ型のスピーカーでスタンドにセッティングして聴くタイプのものです。
見た目の割に高価格で、しかもスピーカーユニットにはベリリユームを使用しているということで、期待は逆に大でした。
オーディオショップ試聴室で、専用にセッティング頂いて独占状態で聴きました。
そして結果はとても良好でした。
高価格も納得の高い解像度と広く深い音場表現に感心しました。
特に感心したのがクラシック小編成ものにおける伴奏のピアノと主役のバイオリンの距離感の表現でした。
聴き馴染んでいる自分の記憶では、ピアノとバイオリンはほぼ同じ距離感で定位するのですが、このペルソナBではしっかりと前後感が表現されました。
また、環境音楽では波の音の立体感と鳥の鳴き声の高さや広さがとても良く表現され、見事だと思いました。
しかしロックにおける明瞭度は並な感じでした。
全体的には高価格でもこの小ささに似合わぬ表現力の高さに納得の機種だと思いました。
音色的にも特定帯域での強調感、あるいは不足感もなく、これはこれで十分なのではないかと思いました。

2.KEF BLADE2
このスピーカーもオーディオショップ試聴室で専用にセッティング頂いて、独占状態で聴きました。
結果的には、これは予想(期待)と大分違いました。
聴く前の予想(期待)としては、音像がとても鮮明で、音場もとても広く、音が出た瞬間にスピーカーが消えるような表現力を見せてくれるのではないかと思っていました。
しかし実際に聴くと全然違いました。
クラシックのオーケストラ物で、音場を大切にするような音源ではとても魅力的に聞えたのですが、独奏ものや数名の少人数のアンサンブルものでは、各楽器の音像表現はとても甘く、楽器間の距離間がとても曖昧に聞えました。
ロックやボーカル系でも音像の甘さや低音の緩さがとても気になってしまいました。
音が全体的にボンヤリとした感じなのです。
いわゆる昔ながらのヨーロッパ系のクラシック向きのスピーカーという感じでした。
これは私の求めるスピーカー表現ではないなと思いました。

3.TAD E2
これもオーディオショップの試聴室で専用にセッティング頂き、独占状態で聴きました。
この時には、他にTAD ME1,TAD E1TXも比較試聴として、都度入れ替えセッティングをしながら聴きました。
先ずはTAD E2からです。
このスピーカーは見た目はTADお得意のCSTユニットの採用に見えますが、実は単発のツイーターです。
独立したウーハーとツイターの2ウェイ構成のスピーカーでした。
さらにもう一発ウーハーが付いていて、これはメインウーハーと再生帯域が異なっていて、いわゆるダブルウーハーでありません。
それで2.5ウェイという説明になっているようです。
さて、音ですが、これはとても軽い音、薄い音に聞えました。
低域が不足しているとかそういう感じではないのですが、全帯域に渡って密度が低い感じでした。
音像表現や音場表現も、まあ並かなという感じです。特別に何かを感じて、その感じたことを表現したいと思わせるものがありませんでした。とても評判の良い感じのスピーカーだったので、とても意外でした。
そういう意味ではハイエンド感が薄い普通のスピーカーという印象です。

4.TAD ME1
TAD E2と入れ替えての試聴でした。
これは見事でした。
CSTの威力がしっかりと出たなという感じです。
音像のピンポイント感、音場の広さも見事です。
ただどうしても気になったのが、低域の物足りなさでした。
やはりこのサイズでの深々とした低域の表現は無理なのだろうなと思いました。

5.TAD E1TX
TAD ME1の入れ替えでの試聴でした。
TAD ME1で感じた低域の不満感を見事に払拭してくれました。
音像、音場の表現はME1で感じた焦点感、広がり感をそのままに、音色全体に温かみというか雰囲気感が加わり音が試聴空間全体に行き渡るような感覚に包まれました。
値段的にも、重量的にも手が出るものはやはりこれか、ととても納得感のあるスピーカーでした。

6.B&W 803D4
これは、オーディオショップで専用にセッティングされ、独占状態で聴きました。
又、先日の有楽町でのOTOTENでも最前列中央席で聴きました。
これはとても期待通りという感じでした。
音像の表現力がとても鋭利です。いわゆるハイエンド感タップリ。
TAD E1TXの音像表現に大きく差を付けた感じです。
流石だと思いました。
ただ、低域の量感が相対的にですが、ちょっと足りないかなというのと、音場の広さと奥行き表現に不足感も感じました。
音像表現のハイエンド感によって、聴く側のハードルを上げてしまった感じです。
何となくなのですが、音像が横一列に平面的に表現されます。
又スピーカーの内側に音像がまとまる感じで、高さや広さがスピーカーを超えることはありませんでした。
そして一番感じたのは、実は解像度の粗さでした。
「甘い」のではなく、「粗い」のです。
音像ピントはとても鋭く、ハイエンド感タップリです。
しかし、音自体に何かとてもざらつき感があるのです。ノイジーさではありません。
まあ、ざらつきとまで言うと言い過ぎですね。
なめらかさ不足と言い換えても良いと思います。
何となく、音全体が粉っぽいのです。
音像のハイエンド感を出そうしてちょっと背伸びしているのかな、というのが正直な感想でした。

7.B&W 802D4
これはOTOTENのみで聴きました。
しかし、最前列中央席で、しかも803D4との比較試聴というプログラムの中で、803D4のスピーカーとちゃんとセッティングを入れ替えて聴けました。
正直、見た目も大きさも803D4と大差ないので、出てくる音もあまり明確な差異を感じることは出来ないのだろうなと思っていました。
しかし、これは流石としか言いようが無い感じで明瞭な差異を感じることが出来ました。
803D4で感じた音の粉っぽさは完全に払拭され、とてもなめらかさを感じました。
又、音場の広がりと奥行き表現も十分に期待感を満たし、とても立体的、三次元的に表現されました。
803D4で感じたハイエンド表現への背伸び感も見事に払拭してくれました。
聴き比べてしまうと、機種の上下クラスの差というものが、とてもはっきりするものだなと改めて感じました。
価格的にはとても納得感のあるものなのですが、重量が80キロを超えるので、こりゃどんなに良い製品でも現実には手が出せないなあと思いました。
でも、この音を聞いてしまうと、803D4で我慢するのも無理だなあと思いました。

8.YGアコースティック ヘイリー2.2
これもOTOTENでの試聴です。
これも最前列の中央席でしっかりと聴けました。
これは凄かった。
音像表現のハイエンド感が、「これぞ!!」という感じで他を圧倒している感じです。
又、低域の表現力の量感というよりは、物質感とでも言いたいような塊感も見事でした。
勿論、音場の広さ、深さも見事でした。
値段も一番見事だし、重量自体も見事なので、とても手は出せない一品、逸品という感じでした。
でも、この音を聴いてしまうと、これを下回る音に満足出来るのか、という疑問にさいなまれてしまいます。
だからと言ってこれは買えないしなあととても暗い気持ちになってしまいました。

以上のようなスピーカー毎の感想を胸に、TADのフェイスブックで告知されていたTAD CR1TXを試聴しに、昨日秋葉原のテレオンに行きました。
事前に試聴の予約が必要かどうかを確認したら予約不要とのことで、行き当たりばったりの感じで出かけていきましたが、結果私の前には先客もなく、タップリと持参の聴き慣れたCDを試聴室独占状態で聴かせて頂けました。
以下、TADーCR1TXの感想です。

9.TAD-CR1TX
「理想のヘイリー、現実のE1TXあるいは803D4」というのがここまでの印象ですが、さて、最後のCR1TXはどんな音を聴かせてくれるのか、私のスピーカー物色行脚はどういう結末となるのか、とても楽しみな試聴でした。
CR1TXのセッティングはちゃんと専用にセッティングされていました。
見た目はとても小さく感じました。こんなに小さかったかな?と思わず確認してしまうほどでした。
何となく、パラダイムのペルソナBやTADのME1との比較になるのかなと少し期待感を下げてしまうほどです。
そして聴き慣れたいつものCDをお店の方からプレーヤーにセット頂き、ワクワクしながら音の出るのを待ち受けました。
結果は、音が出た瞬間に、聴き慣れていた音と全く印象の違う音が聞えてきてビックリしました。
自分の記憶の中の音と比較し、音のルックス(輝度)がナンルックスも上がった上に、ベール(カーテン?)が2枚も3枚も開け放たれたかのような音の解像度の上昇具合に目を見張りました。
チープな表現ですが、こんな凄い音は聞いたことが無いと思いました。
いわゆるハイエンド感を強調していないにも関わらず、間違い無くハイエンドな音像表現。
全く強調感の無い音像は、絵画的な輪郭表現ではなく、物質の存在そのもから見える自然な境目のように感じました。
ヘイリーが理想と思っていましたが、その認識が覆りました。
音場の縦横奥行きの立体的な表現、そしてどの帯域の音にも確実に感じる密度感。
どんなチェックポイントで聴いてみても、不満な要素は何一つ見つけることは出来ませんでした。
持参したCDを色々と取り替えて頂きながら試聴を進めていきました。
クラシック、環境音楽(波と鳥の鳴き声により自然の音)、ロック、どれをとっても見事というか脅威の表現でした。
スピーカーの見た目のサイズ感からはとても予想の出来なかった音の厚みと低域の物体感、塊感、密度感にもノックアウトされました。
試聴用としては普段は聴かない曲まで聴いてみたくなり、とにかく聴き入ってしまいました。
感動のあまり、聴きながら泣きたくなってしまったほどです。
大げさではなく、例え話の表現でもなく、本当に泣きたくなりました。
こんなにも見事な表現をしてくれるのか、と思わず天を仰ぎ見たほどです。
ずっと気になっていたCR1TXをきちっとした状態で聴けて本当に良かったです。
お店の人に値段も確認させて頂きましたが、ヘイリー2.2よりもグンとお安く、十分に手を出したいと思えるものでした。
(冷静に考えるとなかなか手を出せない額ですね)
重量的にも現在使用中のS-1EXよりも若干ですが軽めなのも良いです。
正直、聴く前は、ヘイリーには叶わないのではないかと思っていました。
下手して、パラダイムのペルソナBと遜色なかったらどうしようとすら思っていました。
そんな聴く前の不安感は見事なまでに払拭されました。
本当に聴けて良かったです。
間違いなく、今後のスピーカーのターゲット第一位になりました。
もうしばらくは更に色々な機種に触れてみたいと思ってはいますが、先ずは今日の感動の記憶を是非残しておきたいと思い、ここに日記としてアップしました。
長文、失礼しました。

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TAD-D600

TAD

TAD-D600

¥2,625,000(税込)

発売:2010年1月下旬

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エージング経過感想と、マランツSA-7S1対決感想です。

CD/SACDプレーヤーTAD-D600を導入して3ヶ月以上が経過しました。
SA-7S1との聴き比べなどを行い、この3ヶ月でのエージング経過も含めての感想などを拙ブログにアップしました。
導入直後の状態からどのように音の変化を見せてくれたか、そして、SA-7S1と比較してどうのような違いがあるのかを、クラシック、ポップス、ロック、環境音楽等のCDで比較し、その違いを感想として書いてみました。
勿論、私の部屋での私の使用機器、使用アクセサリを使っての比較ですので、非常に個人的且つ主観的な感想です。
勿論、聴く側の能力にも大きく依存していますので、別の感想を持たれることも当然あると思いますが、その辺りはご容赦願ってご覧頂ければと思います。

【SPEC】●音声入出力:XLRステレオ出力×1、XLRステレオ入力×1、同軸デジタル入力×1 ●周波数特性:CD/4Hz〜20kHz、SACD/4Hz〜40kHz ●S/N比:115dB ●消費電力:32W ●外形寸法:(本体部)450W×185H×440Dmm、(電源部)220W×185H×430Dmm ●質量;(本体部)26.5kg(電源部)13.0kg

マイルーム

オーディオ三昧
オーディオ三昧
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~80型 / ~2ch

一人暮らしの気ままさゆえ、寝室を除く3部屋にオーディオ機器(新旧とりまぜ)を設置して、 各部屋で音楽を聴きながら好きなことをしています。(引きこもってはいません) メインシステムは2階のLDKに設置。LDKと言いながら、ソファ等のリビング用調度品は 一切無し。オーディオ機器とビジュル機器と、ソフト、そして視聴用の椅子とパソコンのみ という実質オーディオ/シアター専用ルームと化しています。 …

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