7月末にロンドンに届いた250ですが、昨日やっと手元に持ち帰ることができました。
D-Premier Airから250への変化は、よりアナログ的になったというのが第一印象です。何か狐につままれたような、騙されているような、これで十分じゃないとアップグレード前にも感じていましたが、250になってその思いを強くしています。
Firmwareを7.1.1にアップデート、入力は自分が使うPhono (Ortofon MC30S用に、MC, 500μV, HihgΩ, 0pF, 1953 RIAA, 192変換)、WiFi、SPDIFだけにセットアップして、まず聴いてみます。評判のPhonoから、ERATO盤ケフェレックのショパン、幻想即興曲。ショパンは女性には奏でられないという五味先生の言葉を思い出しながら聴いてみます。ムッムッ!、この柔らかさは一体?たぶん本当のショパンではないかもしれませんが、女性の旋律を美しく奏でます。うっとり。次は、SPDIF入力でEWF、Boogie Wonderland、リズム感最高!でも、えもいわれぬナチュラル感は、大昔にLPで聴いた記憶からノイズ要素を一切取り払った鮮烈感。RadioIOから流れるBillboard Top 100は鉄板の定位です。しばらく、あーんぐりです。Devialet恐るべし。
2日間、感動というよりは呆気にとられた感じでしたが、コンフィギュレーターを使って、おふざけでSAMを先ほど入れてみました。うちのWP8はありませんが、Sasha (WP8の次のモデル)はありますので、入れてみました。ヤラレマシタ。音像、音場のフォーカスがくっきり、マジでSP消えました。いい加減な設置ですらこの効果ですので、設置のクリティカルなWilsonをきちんとポジショニングしたら更に楽しめそうです。そもそも異なるSAMですので、プラシーボ効果かもしれませんが、SAMは凄い効果をもたらすようです。
ウォームアップは大事ですね。天板を触ってちょっとアツいくらいになると本当にいい音です。
しばらくというか、これで終わりにしたら家庭円満だと思います....。