JBL
4428
¥257,250(税込)
発売:2003年7月14日
らしくないJBL?
自分の中にあった思い込みのJBL像は、この4428を聴いて大きく変わりました。
それまでは、何となく粉っぽい中域と、きつい高域、量は多くてもコントロールの難しい
低域、という印象だったのですが、この4428はとてもしなやかでくっきりとした各楽器や
声の輪郭の中に、量感豊かな低音が溢れ、管楽器、シンバルが実体感を持って目の前に
飛び出してくるような、とても気持ちの良い音楽世界を眼前に展開してくれます。
おもにジャズを聴きますが、このスピーカーに変えてから、今まであまり聴いていなかった
CDやレコードも引っ張り出して聴くようになりました。聴いている音量も知らぬ間に
以前よりもかなり大きくなったと思います。近所迷惑にならないかと心配です。
また、あまりの心地よさに音楽を聴きながら眠ってしまったこともありました。
SACDもこれ程音が良かったのかと感動しています。もちろんCDも凄いのですが、やはり、
決定的に違いが分かります。アナログは、盤にもよりますが、素晴らしい再生をしてくれます。
ソースが優秀であればある程、その優秀さをありのままに伝えてくれます。
大きさもあまり大げさでないのが良いと思います。但し、重いので、一人で運ぶのは危険です。

Sonoglassバイラジアルホーンの気持ちよさは格別です。

ブルーバッフルに収まるのは30cmケプラーコンポジットウーファー。見た目にも格好いい。
【SPEC】
●形式:3ウェイブックシェルフ型 ●使用ユニット:300mm径ケブラーコンポジットコーン・ウーファー(1200FE-8)、50mm径ピュアチタン・コンプレッションドライバー(175Nd-2)+バイラジアルホーン、19mm径ポリプロピレン・ リングラジエーター(015M)+バイラジアルホーン ●インピーダンス:8Ω ●許容入力:200W(RMS) ●出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m) ●周波数特性:40Hz〜40kHz(-6dB) ●クロスオーバー周波数:900Hz、7kHz ●外形寸法:400W×635H×338Dmm ●質量:32.5kg