2021年10月23日

音楽制作の一端を体験しました。f特の処理など勉強になりました。
オーディオマニアですから、普段は市販の音源を聴く事がほとんどです。
楽器が弾けるわけでもなく、カラオケですら最近はめったにやりません。
ネットやオーディオ誌などで、時に試聴曲の舞台裏とかオーディオに直結する著名なレコーディングエンジニアの話題に触れた話などで感心する程度なので、楽曲制作側に回ることはまずない(以前仕事で一部体験しましたが、見学に近いレベル)人生を送っています。
古くからの友人が、若い頃ギターで作詞作曲して遊んでいたのが、ipad購入を機に、apple特有の「楽器やMIDIなどの知識無くても曲が作れる」世界に嵌り、昔作った曲を次々と一風まともな音源(ボーカル・伴奏つき)にして聴かせてくれます。
そこで、MV作るの手伝ったり(歌詞の字幕入れなど)していました。
ボーカルはいつも機械(ボカロ)なので、たまには人が歌ったものが聴きたいと思い、先日、「歌ってみた」系のユーチューバーに依頼して、生歌トラックを作ってもらいました。
それを当の友人にミックスさせると、なんかいまいち、ボカロと勝手が違うためです。
そこで、見様見真似でDTMに挑戦しました。
過去に何度か挫折しています。
幸いなことに、少し前まで有名な市販ソフトだったDAWソフトが無料公開されていたりします。

DAWという言葉自体苦手で、オーディオ系ソフトは得意ですが、この手のDTM系はちんぷんかんぷんで、「DAWとは?=Digital Audio Workstationの略で、パソコンで作曲・編曲などの音楽制作を実現するソフトウェアの名称です。」のレベルから始まります。
ほんの少しの時期ですが、f特など音源を様々に調整できるので、PCオーディオで使った時期はありましたが、本来の使い方はほとんど解りません。
サイトやYouTubeで解説を見て、必要な作業だけなんとか行いました。
クラシックやジャズの音源制作だと、元の音を最小限の加工で進めるのでしょうが、ポップス系のDTMとなるとかなり手間がかかります。
生音と電子音、それぞれ楽器(というかトラック)ごとに、さらに章節というかパートごとに切り刻んで、レベルやエフェクト、更にはイコライジングをかけまくります。
オーディオマニアとしては、どうかと思う低域カットも、100hz以下はカットさせるのがセオリーとか。
とても上級者のような複雑な工程は無理なので、何とか最小限のことで無事に素人としては上出来かな、というレベルで終了できました。
細かいことは、あまり皆さん興味ないと思いますが、その他にも、オーディオ的に勉強になる体験をしました。
一応、出来あがった曲のリンクを入れておきます。
https://youtu.be/6ddd5A5Khhg
※私がやったのは、ボーカルのミックスと、マスタリング、動画の字幕処理とか一部です。