リスニング時間(時間帯)は人それぞれだと思いますが、私はだいたい就寝前です。家族が寝静まってから音楽を聴くことが多いのです。もちろん日曜日の昼間みたいに大音量ではないですが、ボリューム位置的には「9時ぐらい」までは何とか確保できます。普段はそんな感じですね。

自宅事務所で仕事をしている私。普段はMacやPCのデジタルアウトから、EDIROLのDAC付きパワードスピーカーMA-20D(写真上)に繋いで音楽を掛けていたりしますが、たとえば徹夜明けで午前中に仮眠を取るときや、食後の休憩時間とか、気分転換で「昼間に」自室のオーディオで聴くこともあったりします。そこで驚くこと、昼に聴くオーディオ装置の音質が、就寝前に聴くサウンドとあまりに違っていることです。具体的に言うと、いつも聴いている録音の良い最近のCDが、まるでCD登場初期に購入したディスクみたいに、サウンドが「奥まる」というか、「霞」が掛かったみたいになってしまうというか…。これはいったい何が原因なのでしょうか。
まず「周囲の騒音」はあるでしょう。もともと自宅周辺は大型のプレス機などが稼働している工場が多く、窓を開ければ普通に機械の音が聞こえているくらいです。また特に最近は、自宅の目の前で大規模なビルの解体工事をやっているので、築年数の経ったわが家には振動も結構きています。周りに民家は少なく、おかげさまでいつでもボリュームが上げられて助かっていますが、昼の騒音はそれなりにあるという状況です。
また「電源を入れてすぐの再生」という部分もあると思います。とかくオーディオ装置は通電時間で音が変わるもの。少々ウォームアップしてあげた方が、確かにサウンドが落ち着いてくる。でも夜聴くときに機器の立ち上がりでこんな不満はありませんし、そう考えると、やはり「昼」であることが、音質低下の条件になっていると思われます。
この音質低下、特にアンプを替える前に顕著でした。新アンプ導入で少々改善しましたが、同じ様な傾向が未だにあることも事実です。
周囲の雑音を差し引いたとしても、これは「電源周り」なのかなあ…
雑誌やネット、またこちらのコミュニティを拝見していて「クリーン電源」とか「アイソレーショントランス」とか、とても興味があるのですが、オーディオを趣味にしている割に、電気のことはサッパリ分からない文系丸出しな私なので、何かアドバイスがありましたら是非コメントをお願いします。

まあ、ぶっちゃけ「昼間に聴かなきゃイイ」だけの話なんですけどね(笑)