JVC
DLA-X30
¥OPEN(予想実売価格398,000円前後)
発売:2011年11月下旬
満足度高いです
3世代前のDLA-HD350からの買換えです。
リモコンの反応がとても機敏です。HD350はスクリーンに向けての操作では全く反応しないので、リモコンを本体方向に向けてさらにボタンを数回押してやっと動いてくれたアリサマでした。X30は手元で操作しても全く問題なく動作してくれます。
レンズ周りの動作の精度が上がっています。HD350は上下左右シフト、ズーム、フォーカスすべて動作用モーターの慣性、メカ部分のガタが大きく思った所で止まりません。X30はその辺りがかなり改善されています。
また個体差かもしれませんがパネルの合わせがX30はかなり良いです。これは当たりハズレがあるのかもしれません。
肝心の画質ですが絵作りが違うようです。HD350はこってり感がありますがX30は解像するぞ!という感覚です。暗部のノイズ感が減って暗い部分の色のりが大幅アップ。これだけでも買い換える価値十分です。
3Dですが理論的には明るさは2Dの1/4で、実際その位です。3Dを見るときは近視用と3Dのメガネを磨く、二つのメガネの位置を試聴中随時調整する、ランプの明るさ、色温度などのプロジェクターの調整(メガネにより色合いも変化する)、さらに気合を入れないと長時間絶えられません。購入当初は3D時の目の疲れに驚きました。1ヵ月ほど経ちだいぶ慣れてきましたが根本は変わりません。私には液晶シャッター式の3Dは合わないようです。時分割及び左右の表示がずれていることが原因かは分かりませんがせっかくの3Dソフトが勿体無い状態です。現在2台のプロジェクターを用いての3Dを思案中です。円偏光の場合はシルバースクリーンを使えばわりと簡単に実現可能なようです。さらにメガネも選択肢が多く魅力的です。dolby3Dのような波長分離型ならマットスクリーンを使えて2Dと共用出来るのですが、一般用機材が手に入りません。
2台PJ方式はもう少し時間が必要なようです。
【SPEC】●表示デバイス:フルハイビジョン対応D-ILA デバイス ●パネルサイズ:フルHD 0.7インチ×3(16:9) ●表示解像度:1920×1080 ●レンズ:2倍電動ズーム・フォーカスレンズ ●レンズシフト:上下80%、左右34% ●光源ランプ:220W超高圧水銀ランプ ●輝度:1,300lm ●コントラスト:50,000対1 ●ビデオ入力端子:HDMI×2、コンポーネント1、トリガー端子、RS-232C、LAN端子、リモート端子、3Dシンクロ ●騒音レベル:20dB(ランプ標準モード時) ●消費電力:330W(スタンバイ時0.8W) ●外形寸法:455W×179H×472Dmm ●質量:14.9kg