ここのところbabyfaceといろいろ格闘していましたが、EQとヘッドホンアンプ以外は(知覚できなかったけど)悪くなったこともあったり、効果があるんだかないんだかわからない感じだったんだけど、apogeeのADDAを出してきてopticalで接続したら全然違った。
babyfaceはネットで評判がよかったのでまあ悪くはないんじゃない?と思いこんでいたのだけど、別に音がいいわけではなかったな。
自分のapogeeのコンバーターなんて定価はとんでもなく高いが(買値はたいしたことないが・・・)もう10年も前のもので、いまのESSのチップなんかが気になるところですが、まあ壊れるまではこのままで十分かなとも思う。
しかし、音楽がデジタル化してから30年以上もたつというのに、AD/DAはいまだに性能が良くなっていて、かなり不完全な時点でスタートしていたんだなーと思う。
小型化や特性など技術の価値観だから、その観点でいえば過去のものはすべてが今に比べて劣っているわけだけど、音の見方は技術だけじゃないので、今でも(デジタル以降の)過去の銘記や良録音盤、またでかくて重くて高級感あるものなんかは広く愛好されている。
そういう矛盾を内包しながらも、ものごとの見方というのは自分が信じているものだけが唯一絶対ではないということに気づけない人が不毛な戦いを繰り広げている、挙句頭がおかしくなってしまった人なんかもいて、この先の人生で気づくきっかけでもないもんかなと思う。