SANSUI
AU-X1111MOS VINTAGE
¥400,000(税込)
発売:1988年頃
購入後1週間の感想
率直な感想を述べますと、私はこのような音は今まで聴いたことがなかったです。
私の経験不足ということも往々にしてあります(汗
広大で厚みのある中低域が、音楽の要所(フォルテシモ)の部分で一気に解放される表現力に圧倒され、それが最大の魅力だと私は思います。
ピアノの音もキン付かず、澄んだ響きを奏でてくれますのでピアノだけでも飽きずに聴けてしまいます。
私のセッティングや部屋の状況も影響していると思うのですが、女性ボーカルで張りのある高域でややキツく感じる傾向があるのと、低域でもある帯域でモヤッとした感じもあります。
いつもというワケではなく、それ以外はとても分解能に優れた深みのある低域を出しています。
ブックシェルフスピーカーから出ている音とはとても思えません。
音色の濃さ、音場の広さ、fレンジ、Dレンジが広く表現力に満ちたアンプです。
A級アンプ、デジタルアンプに関わらず、似た傾向のある製品があれば次もこの音を基準に選択したいと思っています。
ラックスマン(590AX)やTRIGONのアンプも良さそうです。
【SPEC】●型式:マスターインテグレーテッドアンプ
<パワーアンプ部>
●実効出力(10Hz〜20kHz、両ch動作):150W+150W(6Ω)、110W+110W(8Ω) ●ダイナミックパワー:320W+320W(2Ω)、240W+240W(4Ω)、190W+190W(6Ω) ●全高調波歪率(10Hz〜20kHz、実効出力時):0.008%(8Ω) ●混変調歪(60Hz:7kHz=4:1、SMPTE):0.008%(8Ω) ●ダンピングファクター:200(8Ω) ●周波数特性(1W):DC〜300kHz(+0dB、-3dB) ●入力感度/入力インピーダンス(1kHz):1V(5kΩ) ●S/N比(Aネットワーク):115dB以上 ●ヘッドホン出力:400mW(33Ω) ●負荷インピーダンス:4〜16Ω
<プリアンプ部>
●入力感度/入力インピーダンス(1kHz):Phono MM:2.0mV/47kΩ、Tuner、CD、Tape Play 1、2、3、Line1、2:150mV/47kΩ ●最大許容入力:Phono MM:200mV(1kHz) ●出力電圧(1kHz):Tape Rec(PIN):150mV/47kΩ ●出力インピーダンス(1kHz):Tape Rec(PIN):600Ω以上 ●S/N比(Aネットワーク):Phono MM:88dB以上、Tuner、CD、Tape Play1、2、3、Line1、2:110dB以上
<その他>
●定格消費電力(電気用品取締法):350W ●外形寸法:470W×178H×486Dmm ●質量:35.1kg