ゲオルグ
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Musical Fidelity A1とHarbethのスピーカーのマッチングに魅せられて、オーディオに深入りすることになりました。日記の頻繁な更新には自信がありませんが、少しずつ製品コメントもアップ…

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ハイドン・ランダムノーツ4:閒(あわい)の音楽を聞く③

ここ1週間ほどのことですが、
ハイドン関係の音源を入手する際にちょくちょくのぞかせて頂いている
『ハイドン音盤倉庫』さんでご紹介いただいた
「ハイドン・ニュース~同時代作曲家による室内楽編曲集」を
よく聞いています。

https://haydnrecarchive.blog.fc2.com/blog-entry-1934.html



詳細は『ハイドン音盤倉庫』さんをご覧いただくと良いと思いますが
レコード会社の宣伝文句には次のようにあります。

「民族楽器を含む多彩な編成のピリオド・アンサンブル
ヌオーヴォ・アスペットによる、ハイドン作品のめずらしい編曲集。
ダルシマーやハープがとても効果的に使われていて
リーダーのミヒャエル・デュッカーが自ら図書館やアーカイブを捜索し
発見した楽譜を使用。
適宜さらに手を加えるなどして自分のアンサンブルに
ぴったりの音楽に仕立てている。」

つまりハイドンの同時代に、その楽曲がどのようなアレンジを施され
聞かれていたのかを知ることができる作品なのですが
これがなかなかにヴィヴィッドで愉しいのです。
ダルシマーなんて「異邦人」以外で
どんな曲に使われていたか指摘できない私ですが(笑)
ハープといっしょに奏でられると
何とも言えない鄙びた華やかさのようなものが演出されます。

Bernd Heyderの解説によると
ハイドンの楽譜が広く流布するようになっても
特に大きなアンサンブルのための音楽であったため
室内楽として小グループ用に改作することは
よくあることでした。
またそのような小さなアンサンブルでは
ハープやダルシマーのような撥弦楽器が使用されることも
多かったようですし
ハイドンの若い頃、彼の父親はそういう楽器で自分自身の歌を伴奏した
というような記述もありました。
そういう意味では、(もちろん現代向けのアレンジも加わっていますが)
比較的、当時の演奏の雰囲気は再現されているのでしょう。

エステルハージ家のお抱えから
1790年代前半の渡英によって、爆発的な人気を得たハイドンの音楽
やはりこういう大衆的な音楽への影響も含めて
全体像をとらえないといけないのかな~と思わされました。。。
シンフォニーやカルテット、ピアノ音楽等の
クラシック音楽のスタンダードからはみだしたところにも
彼の音楽の魅力を語る領域は存在しているように思えたのでした。

実は昨夜、ベルウッドさんへのレスを打ってから
昨年、鈴木秀美さんが指揮された
N響による「時計」の録画を見直していたのですが
その中の鈴木さんのインタビューがおもしろかったのです。

前回の私の日記でふれたハイドンの音楽の「感情万華鏡」説に関して、
鈴木さんも似たようなことをおっしゃっていて、
興味深かったのは、そういう音楽をハイドンが作ったのは
聴衆に飽きられないようにするためだったと指摘されていた点でした。
主人のためにひたすら音楽を作り続けていたときも
まあ、やっぱり飽きられては不味いわけですものね。。。
だから彼の脇腹をくすぐるようなユーモアも
職業上の要請という側面もあったということなんでしょう。
でもそこに自我の発露はまったくなかったとも言えないような
気もするのです。
流行歌作家の職人技だけに、私たちは魅かれているのかな。。。
という疑問でしょうか。
閒(あわい)があるんじゃないかな~なんて言ってみたいのが
本日の結論であります。

最後になりましたが、
なんとなく作ってしまったYouTubeのリストをご紹介して
このシリーズのしめとしたいと思います。

1909年はハイドン没後100年に当たるため、
パリの月刊音楽雑誌「ルヴュ・ミュジカル・マンシュエル・SIM」は
没後100周年記念号を企画し、
6人の作曲家に「ハイドン」にちなんだピアノ曲を作曲するよう依頼したそうで
そのときの作曲手法には音列的な制約があって
「HAYDN」の5文字をそれぞれ音名に置き換えた
「BADDG」、つまり「シラレレソ」をどの曲も使っています。

「ハイドン没後100年」
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6_YsBKdBkdMBOSS9Uk9FMSBvT5Ah7ibv

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QuteHD

CHORD

QuteHD

¥OPEN

発売:2012年6月10日

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ずいぶんお世話になってます。。。

ひさびさの製品レビューです。
もうディスコン機種になってしまったようですが
CHORD初のDSD対応機種で
パルスアレイDAC採用の低価格DACということで
入手したときは、ちょっとそれだけで
小躍りするような喜びがありました。
周波数のレートによって点灯するライトの色が変わるというのも
最初はかなりありがたがいものでしたし。。。
特にDSD出力の白色は、foobarやJRiverの設定をして
はじめて灯ったのを目にしたときは、
後光が差しているようで、やはり感慨を禁じえなかったのでした。。。

これを入手するに当たって、1機種のみですが聞き比べをしました。
CAMBRIDGE AUDIO のDACMAGIC PLUSでした。
この機種の前のDACMAGIC は使用しておりましたので
ちがいがわかりやすかろうということでありました。
DACMAGIC には気の毒だったかもしれませんが
一聴してQuteHDのほうが細かい音が良く聞こえ
音場の表現も巧みでした。
エソテリックのようなぴしっとした感じではなくて
我が家のような真空管アンプとか英国モニター系のSPを
お使いの場合は、ちょっとあわせてみたくなる
独特のふんわり感もあって、
「これだ!」と思いました。

電源は、わりとすぐにあつらえてもらいました。
代理店が推奨していたものではなく、
それと同じDC12V のトロイダル電源のものを自作してもらいました。
効果はそれほど感じられなかったようにも思いますが
あえて言えば、わずかに低域の解像度が上がったかな
というところです。

もう3年ぐらい使用していますが
クラシックやボーカルものなんかは
PCM音源もDSD化して聞くことが多いです。
なんというか音を盛って出してくれている印象があるからです。
演出効果が期待できる場合が多いとでも申しましょうか。。。
いっぽう金管のジャズやロック・ポップス系は
192kぐらいへのアップサンプリングにとどめていることが多いです。
PCMのままのほうが音が前にでてくる印象があり
ライブ感がでるように思うことが多いからです。

今のところ音に不満がないので
しばらくはこのまま使い続けると思いますが
HUGOも新機種のレポートを
PolarBearさんがお書きになっておられて
やっぱりいいのだろ~な~とも思ったりして
でも3年でDAコンバーターを買い替えたくなるっていうのも
サイクル早過ぎ!と自重する自分もいるのでした。

とにかく私のようなハードユースな者に
ずーっと黙って音楽を聞く喜びを与え続けてくれている
この銀色の小箱に感謝の意味もこめて
レビューをアップさせてもらいました。

【SPEC】●ハーモニックディストーション:103dBV ●SN比:115dBV ●ダイナミックレンジ:118dBV ●デジタル入力:USB、光、同軸 ●アナログ出力:RCA ●外形寸法:160W×70H×40Dmm ●質量:0.4kg

マイルーム

3つの部屋に各セットをこしらえてます。
3つの部屋に各セットをこしらえてます。

3つの部屋に以下のセットをこしらえてます。  〔自室:和室8畳〕  ★セット1 HARBETH HL-K6(スピーカー) LUXMAN C-600f(プリアンプ) MUSICAL FIDELITY F15(真空管ハイブリッドパワーアンプ) Concertino Op.2 「Super Tweeter」  ☆セット2 Dynaudio 17w75 EXT(ウーファー)D28-2(…

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