2015年09月06日

私のクラシック音楽ファイル保有量 2,500 時間分に到達
二週間前の時点で自分の保有しているクラシック音楽ファイルの量をチェックしてみました。
外付けHDD#1 1.27TB 12,434ファイル
外付けHDD#2 0.42TB 2,010ファイル
かつて日記(タイトル『クラシック名盤 楽聖物語』)でもご紹介した「あらえびす」(小説家・野村胡堂)が所有していたレコードがピーク時に40,000枚と言われています。殆どがSP盤だったようなので、それなら8枚で1時間分の分量になりますから、単純計算すると、(ピーク)5,000 時間分の音源を保有していたことになりますので、「へえーっ」と驚きのレベルです。
ただし亡くなったときの保有枚数(逝去後、遺族が全て東京都に寄付)は17,000枚ですから、約2,125 時間分となります(枚数については、中公文庫のあらえびす著『名曲決定版』下巻の解説390頁による)。
前回触れた五味氏の遺贈量は不明ですが、読了した五冊の著書中の最大記載数は700枚ですね。もっとも「駄作LPは次々に捨てる」とのことですから、最大値はその3~4倍として、2,000枚~3,000枚くらいでしょうか。
そこで、私のストック量ですが、
外付けHDD#1は、16bit/48kHzが6割程度、16bit/44.1kHzが4割程度ですが、全て16bit/48kHzと仮定すると、1.27TBのファイル容量は、単純計算で2014 時間分に相当します。
もう一つの外付けHDD#2は、全て24bit/48kHzですから、0.42TBのファイル容量は、単純計算で449 時間分に相当します。
従って、両方合算すると、2,463 時間分に相当します。既に「あらえびすの遺贈量 2,125 時間分」超えとは、なんと。
CD一枚で1時間分の演奏量と仮定すると、クラシック音楽で約2,500枚相当ということですね。
今後、一日平均4時間のストックが積み重なれば、1年で1,460 時間分(CD 約1,500枚)になりますので、かなりのボリュームになります。「ちゃんと聴いているの?」という声が聞こえてきそうですが、当然、新規録音日の翌日までには全て聴いております。
そのうえで常用ファイルを選別しています。このことはいつぞやの日記に書いてあります。
クラシック音楽は量ではなく質ということは弁えております(五味語録「重要なのは、レコードを何枚持っているかではなく、何を持っているかである」、けだし名言です)。
でも実際に常時聴いているのは、クラシックで128GBのSSDに収まりますので、約100時間分、CD100枚程度となりましょうか。大概の本格的クラシック音楽ファンとほぼ同量になります。この100枚、100時間というのは、不思議と落ち着くところに落ち着くもんですね。
ちなみに、ジャズは、672GB、殆どが16bit/48kHzと仮定して、1,043 時間分になります。これ以外に歌謡曲・ポップス(こちらも1,000時間超)などがありますが、それだけあっても小さな外付けHDD2個に収まる、なんと素晴らしきかなデジタル技術!!
「Apple Musicの衝撃」と題する最近の日記がありましたが、それによれば、大量のクラシック音楽が用意されている、とのことですから、ますます、レコード保有量やCD保有量や、ファイル保有量を自慢するのは、ばかげたことだと思います(尤も音質には格段の差があります)。
ただ、いつまでも「クラシック音楽の素人」だと自称していると、どうしても有名曲ばかり数十曲程度しか聞いていないオボコと思われがちなので、正確なところを伝えるべし、と判断したものです。馬鹿だと言われれば、返す言葉はありません(笑)。
上記の通り、クラシック音楽のみで 12,400 files に達するので、ファイル管理が最も重要です。それには、Filer(Software)、Text Editor、Perl(汎用Software)の「三種の神器」の使いこなしが必須の要件となります。幸い、私は、MS-Dos 時代からのPC操作経験があって、当時は、FD(Filer)、Vz Editor(Text Editor)、sed.exe に慣れ親しんでいたことの遺産が今に生きています。当時馴染んだ方には、FD や Vz Editor はなつかしい名前だろうと思います。
そのファイル管理の要諦については、ここに簡単に書いていますので、重複を避けます。