Pipesmoker さんが立てた 『音の焦点の探索(「音の焦点出し道場1」連動)』を 2 とします。
音の焦点の原因は『導体の表皮効果』だそうです。
以下 https://opendesignaudio.wordpress.com/2020/02/01/表皮効果と音の焦点の関係/ より引用
まず、スピーカー出力ケーブルでよく使われる
AWG16やAWG18の銅単線のAC電力伝送による表皮付近の最大周波数は11kHz, 17kHzなので、オーディオ帯域にかかっていることがわかります。
表皮付近ということは、導線表面のメッキの影響や、隣接する導線の電磁的影響も受けることになります。
また、線間容量や被覆材料との容量も周波数特性には影響します。
また、電力伝送に伴う相互インダクタンスによる導線や被覆材料の機械的振動も影響します。
実際、ピエゾ効果による音鳴きや接地の有無による電源経路の影響(シングルエンド/BTL、グランドループ)などなど、既知の現象はたくさんあります。
というわけで、ここまで考えれば、ケーブルによって音が変わらない方が不思議なくらいです。
つまり、オーディオケーブルはオーディオ信号で変調されるLCRフィルターというのが現実的モデルになります。
なので、音の焦点の変化とは、ケーブルの長さ(主にR)を変えることによって、フィルター(ケーブル)の周波数特性を調整していると考えられます。
結論としては、現実的なオーディオ用途のケーブルはエフェクターに他ならないということになります。
つまり、高価な素材や加工法に頼らなくても、
基本的な素材やコンストラクションの組み合わせで十分実用的な性能が得られると考えられます。
ケーブルに限らず、価格は音の善し悪しで決まっているわけではありません。
以上
肝心なのは『音の焦点』効果を使ってアンプのダンピングファクターを変え、聴きながらその部屋の音響環境まで考慮に入れてスピーカーの音圧周波数特性を変えることができる事です。
昔ダンピング可変のアンプがありましたが、残念ながら可変と言っても最低10ぐらいでそれより下は有りませんでした。
またアンプが自動的にダンピングファクターを最適に(何を基準に?)調整するアンプも有りました。
また可能性としてケーブルにダンピングファクターを有る程度調整する機能を持たせた製品も有るのかも知れません。
多種多様のアンプと同じく多種多様のスピーカーにカスタマイズすることは所詮無理が有るのでは無いかと思います。
有る程度売れ筋に合わせたセッティングにするので、商業ベースに乗る乗らないは別として多種多様な組み合わせした再生システムにカスタマイズするサービスが有って然るべきだと思います。