PHASE TECH
HD-7A192
¥346,500(税込)
発売:2011年6月
本当の意味でのハイレゾ、PCオーディオファンに推奨です!
当方が所有している RME社 FireFace UCX と比較いたしました。
Win7 64bit DAWソフトは Samplitude Pro X を常用。

【安定性】
パワーアンプでもないのに、かなり温度が上がります。
これはFireFaceも一緒なのであまり気にしないようにしています。
安定性ですが、ドライバーの安定性は間違いなくRMEに軍配が上がります。
【音質】
FireFaceの持ち味である高解像度を上回る、本当の意味での
解像感を味わえます。これは聴き比べた方なら理解できるかと。
購入を躊躇した前モデルと比べると実体感が増しており、完成されたサウンド。
モニター基調の中に、各楽器の位置関係、定位、しっかり出てきます。
電源ケーブルやフューズの交換にも敏感に反応しますので本体自体は
クセのないサウンドだと言えます。使いこなしで、どんどん向上していく予感。
【機能性】
自分はK2プロセッシングの優位性を評価しています。
ソースによりけりですが赤はプロよりの音になり
緑はオーディオ的な音がしまして違いは顕著です。
48khz以上のファイルに対しては働きませんので
素の音をそこまで崩さず、適材適所で良いと思います。
【入出力端子】
FireFaceUCXはDTM用途なので、余裕があります。
HD-7A192はもともと民生機なので必要最低限です。
共に外部クロックを入力できますので、発展性はあります。
【付属ソフト】
TotalMixFX など RMEは使い勝手、利便性、サービスが非常に多彩。
代理店シンタックスジャパンでのニュースリリースのまめさと、サポート体制が優秀。
最新ファームのアップデート等も無償で手早く行えるのがありがたい。
HD-7A192は、Winの場合Thesyconのドライバーに依存しており
最新ファームの発表があるたび、ほぼ有償でのアップデートのようです。
【総評】
ユーザーの方々の殆どが言われる通り使い勝手は、やや難があります。
しかし、それを上回る実体感、高S/N、緻密なサウンドは
他の追随を許さない出来で手放せなくなりました!!
【SPEC】●USB対応OS:Windows XP(SP2以降)、Windows Vista、Windows 7、Mac 10.6以降 ●対応デーフォーマット:24bit 44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz(USB、OPTICAL、COAXIAL) ●周波数特性:5Hz〜40kHz(+0、-2dB、fs=96kHz時) ●S/N比:110dB以上 ●チャンネルセパレーション:105dB以上 ●歪率:0.008%以下(1kHz 0dBfs) ●出力インピーダンス:130Ω ●ワードシンク出力:5.0V TTLレベル短形派(BNC) ●入力端子:USB (type-B)、COAXIAL(RCA)、 OPTICAL(TOSLINK) 10MHz 外部クロック(50Ω BNC) ●消費電力:12W(100VAC 50~60Hz) ●最大外形寸法:260W×77×327Dmm ●質量:3.8kg