ベルイマン
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2021/11/23 仮想アースではなく、仮想空気層を作っている。爆音を出しながら、側壁と天井の悪影響を緩和するには、もちろんエアボリュームが必要となるのであるが、部屋を大きくできるわけではない。設置…

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ぼくはナニを聴いてたんだ?

皆さん、こんばんは。

スピーカーセッティングやルームチューンをすると、音が良くなる場合もあるが、良くならない場合もある。しかし別の聞こえ方になるので、精神の麻痺を打破して、悪いものをちゃんと悪いのだと示してくれることもある。わざわざ尋常じゃない金を払ってオーディオ装置を用意しても聴く側は、いかんせん、凡人である。誰しも惰性で生きている。よろしくない変化に耳が慣らされることもあれば、ノイズの中で音をだして壁やユニットに音が張りついているのに、どうだ素晴らしかろう!と強弁されて困ることもある。セッティングの見直しはこうした精神の麻痺による自己陶酔を打破するきっかけとしては、オフ会をするよりは恥が少ない。




CSO RESOUNDから出ている、ハイティンク&シカゴ響のマーラー交響曲3番の2枚組のCDが一週間くらい前に届いた。すぐに聴いてみて、一聴して驚くほど鮮度が高く、低域の拾い方も見事である。しかしまったく定位していない。

それで一週間ぶりに、また再生してみた。驚くほど音質が良く、定位していない。(^^) 音がユニットに張りついているのである。私はこれまで割と上手くスピーカーを消してきた。しかしこのハイティンクはダメである。グランカッサなのかティンパニなのかが一発打ち鳴らされる箇所など、定位もなにもあったものでなく、ドカンっ!と、かなり鋭い低音がウーファーユニットを突き破りそうな勢いで出てきて、唐突にスピーカーが鳴るものだから、逆にわっとびっくりする始末である。凄まじいダイナミックレンジで、弦も管楽器もポリフォニックに吼えまくるのだが、クリアーでありながら、おどろおどろしく、マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響や、ゲルギエフ&LSOなどのSACDとは、ちょっと次元が違う(ように思える)。2006年10月のハイティンク首席指揮者就任記念コンサートにおけるライブレコーディングである。当時、ハイティンクは77才。ハイティンクってこんなに凄かったの?という感じ。


アルバムを聴いて初めて相対化された。まったく定位しないので、他の音源を聴き直したら、おやおや、他の作品も定位が崩れているように思えてきた。この一週間、いったい何を聴いていたのだろう?色々と聴いて素晴らしいとか思っていたのだが。

たしかに思い当たることが2つある。(^^)


(注) 私はSACDだと思い込んでいましたが、本盤はなんと普通のCDでした。本文を一部訂正しました。何を聴いてたんだ?

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DLA-V7

JVC

DLA-V7

¥1,050,000(税込)

発売:2018年10月下旬

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V7とX990RAの比較試聴

JVCのプロジェクター、V7とX990RAを比較してきました。

X990RAはパナソニックのUB9000のカラープロファイルを搭載したアバックオリジナル仕様であるが、他はX990Rと変わらない。

たぶん100インチくらいのゲイン1前後のマット系のスクリーンを2つ出してもらい、いちいちシークエンスを戻してもらいながら比較した。多くはPioneerのLX800で再生。

試聴に使ったソフトは、

①アラン・レネ監督『去年マリエンバートで』(1961)の最新4K デジタルリマスター版ではなく、一つ前のBlu-ray版



②キェシロフスキ監督『ふたりのベロニカ』(1991)のBlu-ray版



③ソクーロフ監督『ファウスト』(2011)のBlu-ray版



要するに2K映像を比較試聴したのだが、これは自分のフィルモグラフィでは、4kなどほとんどなく、実際一本も所有していないし、おそらく劇的なフィルムの修復技術が確立しない限り当分は4kソフトが増えないであろうから、まず2kまでをどこまで美しく写せるのかが自分には重要なため。


比較試聴

①はモノクロ。X990RAはフィルムグレインが強く出て、少し見にくい。アイリスを絞りきっていない状態だったからか、青みがかかった映像。自分の知っている色味ではなかったが、なかなか。他方で、V7ははるかに滑らかな画面。色は驚いたことにベージュのように黄ばんでいる。これは『去年マリエンバートで』の色味ではない。


②X990RAは、タイトルバックのLA DOUBLE VIE DE VERONIQUEの文字、フラッシュバックの想い出の質感、イレーヌ・ジャコブの清廉な肢体を包む緑の靄、とても美しい。特にこの映画はキェシロフスキお得意のレンズを彩色したり、アナモルフィックレンズを用いて、球体から世界を覗き込んでいるような浮遊感が重要なのだが、X990RAはその微妙な質感をしっかりだしていた。他方で、V7は画面が滑らかなのは変わらず。ほとんど壁と天井しか写らない『マリエンバート』の冒頭では顕在化しなかったのだが、『ベロニカ』では人物からリアリティが感じられない。映画内世界に映画の人物たちが着地していないのである。


③X990RAは、かなり妖しく不気味な映画でアウラのようにスモークが立ち込める中に、蕾のようなマルガレータの美に焦点が当てられるかが勝負の映画で、なかなかよくやったと思う。悪魔にまとわりつかれた夢幻の中でマルガレータを犯すシークエンスは、プロジェクター派には申し訳ないが、やはり有機ELの勝ちだと思う。他方で、V7の方は、周辺的なものより中心が、止まっているものより動くものが、ペラペラの作り物で、夢うつつの芸術が、学生の卒業制作のような次元に見えてくる。


コンクルージョン

X990RAはV7よりだいぶ安く買えるようである。2Kまでをちゃんと観たい人たち、大方のAVファイルではなく、シネフィルたち、には非常に簡単で自明な判断である。私はV7を買うつもりで試聴に臨んだので、この結果はちょっと驚きである。

【SPEC】●表示デバイス:0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイス(4,096×2,160)×3 ●表示解像度:4,096×2,160 ●明るさ:1,900lm ●コントラスト比:80,000:1(ネイティブ) ●消費電力:400W(待機時1.5W) ●外形寸法:500W×234H×495Dmm ●質量:19.8kg

マイルーム

マイシアター『象牙の塔』
マイシアター『象牙の塔』
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音あり / スクリーン~120型 / ~4ch

私のシアターは、ずばり、「象牙の塔」‛la Tour d'ivore'と言います。 縦5438 x 横3593 x 高3329mmの約11畳の縦長。スピーカー4本、ユニバーサルプレイヤー、AVプリ、ステレオパワーアンプ2台、プロジェクターとスクリーンがベース機器。 ①両サイドの対称性 左右の対称性など、現実には100%の達成は無理だから、可能な限り対称性を追求しておけば、…

所有製品

  • その他アクセサリー SPEC RSP-AZ1
  • オーディオボード ACOUSTIC REVIVE RAF-48
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RLT-1
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RR-777
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RUT-1
  • BDプレーヤー PIONEER UDP-LX800
  • ヘッドホン AUDIO-TECHNICA ATH-A2000Z
  • D-ILAプロジェクター JVC DLA-X990R
  • パワーアンプ ALLION S-200II
  • パワーアンプ ALLION S-200
  • AVアンプ MARANTZ AV8805
  • スピーカーシステム FOCAL SOPRA N°2