Tomy
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50歳代中ごろからオーディオ復活。2チャンネルに飽き足らず、マルチチャンネルにも足を染める。かつて集めたレコードの再生はきっぱりと止めることにして、PCオーディオまっしぐらです。現在、DACはEXAS…

日記

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Auro3Dさん宅オフ会リモート参加+K&Kフィルター

【Auro3Dさん宅での実験】
Auro3Dさん宅のセンターSPとサラウンドSP選定で問題となった位相のことが発端となって、K&Kさん発案のフィルターを使った実験が10月24日にAuro3Dさん宅(伊豆の別荘)で行われました。これについては、Auro3Dさんの日記をご覧ください。

この伊豆での実験に私も、リモート参加(Zoomを使ったウェブ参加)させていただきました。Auro3Dさん、K&Kさんその節は有難うございました。その時のPC画面でも撮っておけばよかったのですが、忘れており、お見せできません(残念!)。Auro3Dさんの日記や、その際実際に訪問されたK&Kさんの日記から少し時間が経ちましたが、何故私がリモートで参加させて頂いたのかや、K&Kフィルターに関する拙宅での実験結果について、日記にすることにしました。

【実験に参加させて頂いた経緯】
参加の経緯はちょっと複雑です。Auro3Dさん宅のSonettoIIIVのウーハーが中高域のユニットと逆相接続されていたことが判明して、その時、拙宅のセンターSPも同様なので、様々テストし、日記に記しました。その時の私の結論(というほどのものではありませんが)は「300Hz程度以下のクロス周波数であれば、逆相ウーハーは大した問題ではなさそう」でした。が、そこに、K&Kさんから、Auro3Dさんへ驚く提案がありました。

【逆相ウーハーとは】
3WAYを想定すると、以下のような接続となっている場合のことです。

ツイーター(正相:+端子に+電位がかかるとコーン紙が前に動く)
スコーカー(正相:上と同様)
ウーハー (逆相::+端子に+電位がかかるとコーン紙が'後ろ'に動く)

Auro3Dさん宅では、上と全く逆の配線となっていますが、ここでは中高域を基準に話をすることとします。
 
ネットワークの形式が12dB/octであると、このように上下のユニットが逆相で接続されていることがほとんどです。ウーハーのコーン紙が逆方向に動くので変に思われるかもしれませんが、そのほうが周波数特性は良く繋がります。左右同じSPを使えば聴感上は全く問題ないと考えられています。拙宅のセンターSPも同様です。

しかし、このようなSPに、全ユニットが正相で接続されているSPをセンターやサラウンドSPとして組み合わせると問題が生じる可能性があります。前に動くウーハーと後ろに動くウーハーが一つのシステムに混在するのですから!

これが逆相ウーハーの問題です。


【K&Kさんの驚くべき提案:K&Kフィルター】

そこにK&Kさんが驚く提案をされました。メインアンプ2chを一つのSPに使って、ウーハーを正相接続で使う方法です。上手く行くなら、全てのユニットが正相接続になって、万事OKとなります!

でも、どうやって、そんなことをするのか???

詳細はK&Kさんの日記に詳しく書かれています。

12dB/octのネットワークでは、上下のユニットの極性を反対にしないと、上手く繋がらないことは上に書きましたが、実は18dB/octだと、上下のユニットの極性は同じ、つまり正相接続で良く繋がるのです。

そこで、12dB/octのネットワークに6dB/octのフィルターを追加してやれば、18dB/octになって、正相接続で上手く繋がるのでは????という驚きの提案なんです。

どこで追加するかというと、メインアンプの手前のライン入力のところに自作の6dB/octのフィルターを入れ、バイワイヤー端子を利用して、フィルター付きのバイアンプ駆動をするという、発想でした。びっくりですが、良く考えてみると、原理的には可能なんです!!

Auro3Dさんがこのフィルターに「K&Kフィルター」と名付けました(^o^/)。

【K&Kフィルターの効果】

Auro3D邸での実験で効果があることは報告されています。実は、リモート参加が決まった後に、拙宅でも(K&Kさんのご要望もあり)Auro3D邸での実験に先立ちテストをしておりましたので、以下その結果の報告です。Auro3Dさん宅実験へのリモート参加時は、この結果などとも比較したりしながら、楽しく拝見(拝聴?)させて頂きました。

何故先に実験できたかというと、拙宅では8chDACでサラウンドシステムを構築していおり、その空きchとROONのDSPを使ってデジタルフルターを追加することができたためです。元々バイアンプ駆動していたこともあり、追加部品も殆ど必要なく(ラインケーブルのみ追加)、テストができました。

拙宅のセンターSPは 米国のPolk Audio社のもので、ツイーターとスコーカは2.8kHで/18dB/octの正相ですが、ウーハーとスコーカーは上記のように280Hzで12dB/octの逆相接続となっています。フロントSPのウーハーは正相接続なので問題です。

以下のグラフは、下側に元々の周波数特性(ウーハーだけの場合とスコーカー+ツイータだけの場合二種)、上側にK&Kフィルター付きのバイアンプ駆動の時の周波数特性です。勿論、K&Kフィルター付きの場合は、全ユニットが正相接続になっています。


(K&Kフィルター有と無しの周波数特性の比較)

下側の元々の特性を見ると、280Hz付近でクロスオーバーとなっていることが分かります。上のフィルター付きの時の特性は、正相で接続されているのに、クロスオーバー付近の特性に全く乱ればありません。ホントにフラット!何もしていないような!。勿論、フィルター無しで正相接続にすると、クロスオーバー周波数に大きなディップができます。

驚くことに(予測通りですね(笑))K&Kフィルターは見事に働きました。

念のため、フロントSPの片方とセンターSPの二つを同時に鳴らして、周波数特性を取りました。それが以下のグラフです。


(左フロントSPとK&Kフィルター付きセンターSPを同時に鳴らしたときの特性)

ウーハーが逆相だと100Hz 以下で、少しディップができますが(以前の日記で報告しました)、K&Kフィルターで正相接続にすると、ディップ(打ち消し合い)は全く生じていません。う~ん、やはり効果がありますね!

【では、出音はというと】
周波数特性はほぼ変わりませんが、SPの音色はホンの僅か変わるかと思います。拙宅の場合は、僅かにすっきりした音になったかと思います。好みの問題の範囲ですが、適用するSPの特性によって、変化の度合いや方向性は変わるのではと思います。センターSPでの変化は私の好みの方向であったので、良かったです。

サラウンドとして、K&KフィルターをセンターSPに使った場合の出音も、私の好みでした。中低域がわずかにすっきりして、見通した良くなったと思います。Auro3D邸では、フロントSPへの適用でしたが、出音の変化には共通点があるようです。

【まとめ】
K&Kフィルターは効果ありですね(脱帽)。逆相ウーハーが組み込まれているサラウンドシステムをお持ちの方で、バイアンプ駆動を既にされている方であれば、アナログフィルターの追加のみでテストできます。一度お試しあれ(^o^/)。

Auro3D邸は凄いシステムになりつつあります(拙宅とは格が違います(泣、笑い))。そのうち、実際に訪問させていただけると幸いです。

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PlayPoint

exaSound Audio Design

PlayPoint

¥262,000(無線LAN搭載モデル/税抜)

発売:2016年6月下旬

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Exasound PlayPoint

数年前に導入したExasoundのPlayPointを紹介します。
【導入の経緯】
50代になって再開したオーディオですが、50代後半になってレコードの再生をしなくなり、また、その後プレーヤーによるCDやSACDの再生もしなくなりました。レコードを聴かなくなったのは、レコードの入手が困難になったことや、カートリッジの針交換、ノイズが気になるなど、手間暇掛けるならこの際デジタルに移行するのが本流かなと思ったことなどが理由です。デジタルなら、メディアレスで、PCオーディオ・・となるのも時間の問題でした。同じお金をかけるなら、DACのほうが良い音がするのは、周知の事実?かもしれませんね!

DACも紆余曲折しましたが、行き着いた先がExasoundのe22MKIIです。ChordのHugoも良い音でしたが、ナチュラルさ、奥行き感や、音場などでe22MKIIに軍配が上がると思いました。そこで、浮かび上がったのがPlayPointです。ExasoundのDAC専用のMusic Serverです。カナダのExasound本社ではもう新しいモデルに代わって販売されていませんが、日本ではまだ販売されています。PlayPointMK1と2があり、私のはMK1です。違いは、CPUの能力とメモリの搭載量で、もちろんMK2が高性能。MK2のCPUが速くて、メモリも2倍積んでいます。日本版のみWiFi機能を削除したものがあり、カナダはWiFi搭載版のみです。WiFi無しが価格UPしているという、ちょっと釈然としない価格設定です(外した分の費用UPなんでしょうけど?なんか納得できんなぁ)。

【売りのポイント】
PlayPointの売りは、何と言っても超低ジッターとマルチチャンネル対応、さらにROONコア対応という点でしょうか。特にROONコアの導入を考えると、価格と性能面から肩を並べるものはあまりないのではないでしょうか?MQAにも対応してますし。私はROONコアとして使い、TIDALも導入しました。TIDAL,QubusはRoonからシームレスにつながります。シームレス感抜群です。

【仕様の概略など】
(MK1)PCM 384KHz/DSD256,(MK2)PCM768/DSD516まで対応しています。私のはMK1なのでPCM384kHz止まりですが、特に不自由はしていません。日本版は未だMK1仕様のようです。カナダ本社に直接言えば、現状の最新版を個人輸入することができると思います。3機種あり、PlayPointに相当するのはGamma Serverと呼ばれるもので、当然CPU能力のかなりの向上と、DACもExasound以外のものに対応しています。値段もほとんど変わらないので、絶対こちらがお得です(最大ビットレイトは何故かMK1と同じようですが)。

【CPU能力の必要性】
CPU能力は例えばROONを使って、DSPによるルーム補正やビットレート変換の時に影響します。ただ、私の経験では、能力の低いMK1でも2chなら、結構なDSP処理をしても、処理が追い付かないことはありません。8chではヘビーなルーム補正をすると、能力不足の場合があります。特に、データベースのバックグランド処理をしているとこれが生じます。

【音と導入のポイント】
音はどうかというと、PC接続でFoobar2000でe22MKIIを鳴らした場合に比べ、少しかっちりした音になりますが、PC接続でも良い音なので、好みで別れるかもしれません。PC接続ならMacよりもWindowsが良いそうです(Exasound George Klissarovの言)。マルチチャンネルのe28も持っており、こちらはPC接続で、PlayPointのRoonからWiFi経由で、シグナルを受けて、鳴らしております。これで2ch再生してもこれが結構いけます。WiFi経由なのに驚きです。

ならば、導入のPointは?というと、やっぱりRoonサーバーかなぁ?
なのでPC接続でその都度PCを立ち上げ、ROON等を使うので問題なければ、導入はあまりお勧めしません。私の場合はPlayPointはONのままにしてあり、携帯などが手元にあれば直ぐRoonが使えます。また、二階にサブオーディオルームがあるのですが、そこで聞くときも一階のPlayPointをRoonServerとして使い、一階と同じ感覚でPC接続のDAC(e12)を鳴らすことができます(一階と二階の間はWiFi接続)。現状、私には必須アイテムです。

【脱線】
少し話は脱線しますが、ROONサーバーとしてPlayPointを使い始めて感じたことは、ROONに付属しているDSPはなかなかなものだなあということです。250Hz以下の定在波の影響を(測定して)補正すると、中低域の解像度が格段に向上します、また、この処理をDSDでもPCM変換せずに処理してしまいます。それと最近の高速WiFi接続の音には関心します(ケーブル接続との差がほとんどわからないんです)。
【おわりに】
脱線しましたが、Roon Serverにご興味のある方はPlayPointかGamma Serverを一度チェックしてみれば如何でしょうか(後者がお勧め)![:image1:][:image1:]

【SPEC】●対応サンプリング周波数:PCM 384kHzまで、DSD(DoP不要)DSD 256まで ●チャンネル数:2chまたは8ch(接続されたexaSoundのDACに応じて自動切り替え) ●接続端子:USB×2 ●定格出力:36W ●外形寸法:165W×55H×235Dmm ●質量:1.26kg

マイルーム

PCマルチチャンネル
PCマルチチャンネル
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~5.1ch

オーディオルームとして作った部屋ではなく、以前は父母の寝室であった部屋をオーディオ部屋としています。特に防音設計ではありませんが、2x4で二重ガラスになっているので、夜中でも大音量で鳴らすことが可能です。 機器の選定はクリアーで眼前で演奏しているような音をハイエンドまではいかない値段で、なんとかからないか???という観点で集めています。DACには結構つぎ込んでますが・・・、どれも半額以下の値…

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