2020年03月26日

「自粛」のお友に ~アルゲリッチとポリーニ/ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~
光文社新書より本間ひろむ著の表題の書籍が上梓されています(定価840円)。ので、不要不急の外出や夜間外出の自粛のお友にいかがでしょうか、ということでご紹介いたします。
私はamazonからのおすすめで知り読んでみたのですが、まえがきに記されていた
『アルゲリッチは…すべて父親の違う3人の娘をもうけるなど一人の女性としてもドラマチックな人生を歩んできた。』
『一方のポリーニは、…ミラノ大学に通って物理学と美学を学んだ。』
などを目にし、
「一冊でピアノ演奏界の2大スターの歩みがわかるとはお得じゃのう」
「書きぶりは肩ひじ張っらない物語調じゃし何も知らない自分でも飽きずに読み通せそうじゃのう」
「これは面白そうじゃのう」
ということで無事読了いたしました。
とはいうものの、私の力では本の内容をまとめることなど出来ようはずもないので、ご紹介に替えて帯を書き写せば、
『クラシック音楽界の「怪物」2人はどんな人生を歩み、演奏スタイルを追求してきたのか、日本との接点は?―――2人の物語を音楽的事象に沿って綴りながら、20世紀後半から現在までのクラシック音楽史を照らし出す。』
ということだそうです。
さて、今年は5年に1度のショパン・コンクール。
予定では、4月に予備予選、10月に本選とのことですが、こちらはどのようになるのでしょうね。中止ともなれば、コンテスタントによっては演奏家としての一生を左右される方もおられるのだろうなー、なんとか延期で治まってくれるとよいなー、などと、柄にもなく思っています。