日記
久しぶりに、プロオケの生「第九」(期待!)
2010年11月30日
先日、28日(日曜)に、市政60周年を記念してのベートーヴェンの第九が、地元のホールで演奏された。知人から、チケットを頂き、久しぶりの生オケが聴ける嬉しさで、いっぱいであった。
オケは、東海地区では、トップクラスのプロ!
合唱団は、このために集まった市民および近隣の歌好きの方々、総勢100名以上である。
つまりは、アマチュアであるが、地方で行われる「第九」で、プロの合唱団は、殆どない。でもオケを期待して勇んで出かけた。
私も、オケ付の合唱曲などを歌った経験があるので、あそこに立つ喜びと興奮は、よく分かる。
また今回は、女性に対して男性、特にテノールが少ない中、よく検討し、素敵なffを聴かせてくれた。
会場となったホールは、千人ほど収容で、約30年ほど前に立てられたもので、あまり音響がよい方ではない。その為か、ソリストの方々は、歌いづらい様であった。
さて、プロオケの感想であるが、私にとって期待度が高かったことと中部のクラシックのレベルを下げないためにも、一人辛口のコメントをあえて書かせて頂きます。
会場の性もあるかもしれないが、ピアノがない演奏で、緊迫感のないmP~ffの演奏となっていた。
フルートやオーボエは、確かに検討していたが、第一ホルンがお粗末! 音の質は、第2ホルンの方がよく感じられた。弦(Vn)も時々、ピッチがあっていないなど、とても残念だった。
今回のオケの演奏をケーキで例えるなら、「甘くすれば、美味しいだろと、とことん甘くしたケーキの様」であった。
視聴者側にも問題がないとは言えない。各楽章の終わり毎に、拍手を入れ!(私は、拍手を入れることがいけないと思わない。ただ、本当に拍手を贈りたくなる様な演奏した時だけたと思う。)
演奏側もプロなのだから、自分たちがどんな演奏をしているかは、分かっていると思う。そこで、拍手を連発したら、演奏に集中できなくなってしまうだろう。
何にせよ! 生はいいね! 時間とお金があれば、私も歌いたいですね!!