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第232話 ナノカーボン
初めて、端子の掃除をしてみた。 無水エタノールを綿棒やレコード用クロスに染み込ませクリーニングをし、 仕上げにテクニカのコンタクトキットを使った。 掃除の直後は、あまり変化を感じなかった。 ところが、3日ぶりに聴いてみると音が違っていた。 聴きなれたCDでは、イントロでフェードインしてくるストリングスが、今までよりも早く聴こえ、中低域も以前より骨格がしっかりしていた。 特に変化が著しかったのが、アナログレコード。カートリッジの端子部分は、コンタクトキットを塗布しただけで、エタノールでクリーニングはしなかった。 ポール・マッカートニーの新譜を聴き比べたところ、以前は気づかなかったヴォーカルのリヴァーブが、こんなに深く掛けられていたのかと発見があった。その他にも音が随分立体的に表現されるようになった。 コンタクトキットは、東洋ドライループ社の製品が元になっていて、価格も数百円程、テクニカより安価だ。しかし数少ないレビューなので信憑性は無いが、東洋ドライループとテクニカの印象は結構違うようだ。 私がこのテクニカを使って感心したのは、音が明るくなるといったサウンドのキャラクターを変えずに、繊細さと低域の力感を向上させた点だ。他のアクセサリーでは、これらの変化と引き換えに、サウンドキャラクターも引きずられてしまうが、テクニカのこの製品は、その部分はよく練られていると感じた。東洋ドライループでは、その点で従来のアクセサリーと同じ弊害があるのかもしれない。
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