日記
第416話 エソテリックのSACD
2021年03月10日
エソテリックから新しいSACDがリリースされたので、聴いてみました。
カラヤンのCD第1号だという、アルプス交響曲。44.1kHz/16bitのオリジナルマスターを96kHz/24bitにアップコンバートしたもの。恐ろしいことに、この80年前半に録音されたカラヤンが一番新しいモノで、他は70~60年代前半に制作されていたが、どれも音質はとてもしなやかで良い音です。
ただ、ポリーニだけは、随分、今の音と違って聴こえます。
去年リリースされたベートーヴェンは、会場の音響もタップリ含まれ臨場感もありますが、70年代のショパンでは、よりピアノタッチにフォーカスしてる感があり、会場の雰囲気は殆ど感じられません。同じミュンヘンの会場だけに、この差は興味深いです。
しかし、これ程、音の印象が異なるに関わらず、どちらも超絶良い音でした。