元住ブレーメン
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高校生時代にベータマックスで映像に目覚め、フォーマット変遷を何世代と経た今、撮影から編集、映写まで4K環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っております。 コ…

マイルーム

ホームシアター「建築」記
ホームシアター「建築」記
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上
我が家の(地下室)ホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一…
所有製品
  • Blu-ray Discレコーダー
  • HDDレコーダー
    PANASONIC DMR-4W400
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    B&W HTM2
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    PANASONIC DP-UB9000

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日記

オルトフォンが「楽聖」の名を冠したMMカートリッジ

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2021年05月17日

2020年はベートーヴェン生誕250年でした。テレビでも多くの特集が組まれ、改めてその偉大さを実感する機会も多かったと感じています。我が家では私の好みもあり、ベートーヴェンのAD/SACD/CDは、マーラーとブルックナーの次に多い感じです。

オルトフォンは最近ベートーヴェン生誕250年記念の製品を発売しました。それもフラッグシップのSPUシリーズではなく、MM方式のM2シリーズのプレミアムモデルの位置付けです。

我が家のADカートリッジは、メインがオルトフォンのSPU Meister GEを主にクラシックに、SPU #1Sを主にジャズやロックに使用し、他にデノンのDL-103R、オーディオテクニカのAT-F7を使用しています。すべてMC方式です。

今回発売されたオルトフォンのMMカートリッジ、2M Black LVB250は、同社のMMカートリッジの最高峰である2M Blackをベースに、同社の定価27万円のMC型カートリッジ、Cadenza Black同様の無垢ダイヤモンドのシバタ針に純銀メッキ高純度銅線のコイルを採用し、さらにオルトフォンのMM型としては初めてカンチレバーに軽量のボロンを採用、ダンパーゴムも積層カーボンナノチューブを使用して新規に開発を行ったということで、ハイエンドMCカートリッジにも匹敵するとしています。

SPUだと本体が重く針圧も大きめでカウンターウェイトも重いものが必要ですが、LVB250はスペックも使いやすい印象で、我が家では同社のヘッドシェルのLH-9000とともに迎え入れました。ラックスマンのターンテーブルとアキュフェーズのセパレートアンプがチームメイト。

使用1日目は音がめちゃくちゃ固く、わりといい加減に中古レコードを繰り返し再生していました。二週間後くらいから聴けるようになってきました。

本格試聴開始。最初はワルターのベートーヴェンをかけてみました。CBSソニーの「ゴールドディスク」シリーズの一枚(パッケージは二枚ですが)です。おおらかに鳴る感じ。SPUシリーズのような繊細でダイナミックな感じとは異なります。一方でヒスノイズは結構大きい感じ。

100円で買った中古レコード、キャスリーン・バトルの「オンブラ・マイ・フ」をかけてみました。ニッカウヰスキーのCMで使われ反響をよび、ウィスキーの売り上げが二割も上がったとか。このディスクは45rpmの12インチEPシングルで、片面に二曲しか収録されていませんが、その分音は良い。伸びの良いボーカルやピアノの深い響きが美しい。

このカートリッジは実はポップスやロック向きかも?

結婚して一年休業し、先日サプライズで新曲を出したエド・シーラン。U2を上回るコンサートツアー最大動員人数を記録し、時の寵児の印象のある彼ですが、はやりのサブスクだけでなく、興味深いADをリリースしています。2014年のアルバム「x (マルティプライ)」、2017年のアルバム「÷ (ディバイド) 」は、どちらとも12インチ45rpmEPの2枚組。エド・シーランは基本的にアコギ一本で歌う人で、ストリートから出てきました。ブルーレイで観られる、ウェンブリースタジアムを三日間売り切れにしたコンサート(4K番組としても放送されました)もバックバンドなし(史上初!)で、ループボックスと呼ばれる録再機器で自身の演奏歌唱を重ねる形で演奏していました。これらのスタジオアルバムも基本的にシンプルな音作りですが、CDもADもワイドレンジで非常に高音質。基音が少ない分だけ擦過音や倍音も豊富に聞こえます。このカートリッジはこういうのが似合うかも。ヒスノイズも気になりません。

アナログの音圧を楽しむと言えば山下達郎。録音は無駄にハイレゾを使わず48KHz/24-bitが最善というこだわりぶり。私のお気に入りの、新品で購入した「Ray of hope」は、33rpmですが二枚組でとってもワイドレンジ。私が新品で買った時の十倍以上と最近は激しく値上がりしてしまいました。このカートリッジの大らかな鳴り方に相性が良い感じ。A面最初のコーラスの後の最初のピアノの「ズーン」というアタックにも引き込まれます。

ムーンライダースの「DON'T TRUST OVER THIRTY」。このディスクはしっぽりとアナログの良さを聴かせてくれます。私は「A FROZEN GIRL, A BOY IN LOVE」とか「超C調」が大好きですが、インピーダンス高めの音調をいい感じで再生してくれます。

2018年の大ヒット、チェインスモーカーズの「Memories do not open」。相当な重低音が入っていますが、気持ちよく鳴らしてくれます。

ADの楽しみ方は色々なカートリッジを変えて違いを楽しめることですが、このMMカートリッジはその一つとしては面白い存在だと思いました。ただし我が家では、MC型が思い切りガンガン鳴っており、純粋な音質ではSPUには全ての面で一歩譲った感じです。

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  1. 元住ブレーメンさん、こんにちは。

    2M Blackを以前使っており、且つ「限定記念もの」に弱い私としてはLVB250は気になっておりましたが、音分離の良い・ワイドレンジな高音質カートのようですね。

    仰る通り、MEISTER等の高音質MCをお使いの場合はどうしてもそれとの比較になってしまい、音質での差が出てしまいがちかと思いますが、MMオンリーな方にはお勧めできるのではないかなと思っています。

    かく言う私の素の2M BlackもMMオンリーな環境の友人宅に貸出中ですが、友人的には大満足のようでした。

    byJoe Frazier at2021-05-18 15:51

  2. Joe Frazierさん、コメントありがとうございます。

    仰るとおりで、無理のない針圧から、分離のよいワイドレンジな音を聴かせてくれます。私も「限定」にからっきし弱く、SPU Ethosは買えなかったので、MM型とはいえ買ってみようと行ってみました。

    ところでシェルはオルトフォンの純正の組み合わせですが、リード線の取り付けに結構苦労しました。なにかコツがあるのでしょうか。

    by元住ブレーメン at2021-05-19 14:20

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