日記
ありがとうPhilewebコミュニティ。そしてさようなら。
2022年05月19日
私の初投稿は2007年の4月4日で、Philewebコミュニティには丸々15年間お世話になりました。Phileweb自体の情報はもちろんのこと、コミュニティのメンバーの方々から学んだことも数えきれないほどあり、とっても感謝しています。
アクティブな(最近は自分自身の投稿ペースは超低空飛行ですが)メンバーとしてはアコスの住人さんの次くらいの最古参かな(他にもいたらゴメンナサイ)、と思いますが、皆さんのシステムの変遷やコンテンツ体験を15年に渡って「観察」できたのは貴重な経験です。
私自身はあまり「お気に入りユーザー」を増やさず、表紙で面白そうな記事を読むというスタイルでしたが、気負わず(責任感も持たず)楽しめました。この「一覧で、知らない人の面白そうな記事を見つけられる」というのは結構キーなのではないかと思います。
違法コピーの仕方を堂々と書き込んだり、商品の売り込みがあったりとトラブルもありましたが、運営が緩やかかつ適切に対応していたのも15年続いた要因と思います。
これだけのユーザーベースを、マーケティングなどにもっと活用したら良かったのにとも思いますが(私も即席デモグラフィとかやったことがあります)、マンパワーや投資対効果などハードルが高かったのかとも思います。何せオンキョー・パイオニアが潰れてしまう昨今なので、立ち位置が難しいのは理解できます。
これだけのユーザーが参加するコミュニティを15年間無料で提供して頂いたことには感謝しかありません。
ありがとうPhilewebコミュニティ。そしてさようなら。
過去ログは検索しやすいこちらをどうぞ。
レス一覧
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元住ブレーメンさま、お久しぶりです。
価格コムの方でも以前から時々レスしてますが、あちらは様々なレスも酷いので気をつけてます。それと比べれば、Philewebコミュニティは緩くて楽でした。
Philewebコミュニティは2018年からの新参者でドルビーアトモス情報を仕入れるため登録しましたが、あれから4年で閉じることになりますね。取り敢えずpdfで保存し、後日、ブログを立ち上げようかと思いますが、やはり面倒ですよね。
日記の本文のとおり、出版社にとって利益に直結しないサーバー機能を無償で維持するのは限界かと‥と言うか、こういうサイトがあると様々な情報交換ができるため、益々、雑誌や評論家センセイ諸氏の存在が微妙になってきます。
あらためて音元出版の刊行物を確認したら、以前は「HiVi」とともに購入していた「AV REVIEW」はとっくに絶版となっていたんですね‥キビシイ!
多くを語っても仕方ありませんが「一億総中流」の時代、生活保護家庭も押入れにセパレートステレオを隠し(音が聞こえるのでバレバレ‥)、若者が新規に購入する伸び代もかなりあったのでしょうが、今やスマホ維持がやっとの方も多くてPhilewebが提供する環境を構築できるのは極々一部の御仁‥
世界の競争で勝つため、生産拠点を国外に移したら肝心の国内が壊滅的になり、あれから既に2世代どころか3世代目に入ってしまい、人口ピラミッドを見ても私達中高年を支えるために自分の子供達や初孫ちゃんにも負担が行ってしまう‥
自分自身も含めて新型コロナ効果で人口ピラミッドの上の部分が少しでも軽くなれば良かったのですが、幸か不幸か国内では新型コロナ対策から風邪やインフルエンザなどで亡くなる方が激減したそうで依然として頭でっかちの不安定な棺桶型ピラミッドにイーロン・マスク氏が本気で心配しているそうな・・
最初は余計なお世話だと思いましたが、誰もが知っているけど、口にも出せないくらい極めて酷い状況で外国人を増やさないとどうにもならないと思います。
以下、省略しますが、Philewebコミュニティの終了よりも「日本の終了」を本気で心配したほうが良いのかもしれませんね。
長文、失礼しました~(汗)
byたかけん at2022-05-22 08:16
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たかけんさん、レスありがとうございます。
Philewebコミュニティはどんどん広告が増えていった印象がありますが、それも「無料で続ける」という運営側の努力だったのかな、と思います。
おっしゃる通り、最近はテレビさえ持たずにスマホで全部済ませるという人も増えました(以前、ベンダーの会社の若い女性が「卒論はスマホで書きました」と言うのを聞いた時は信じられませんでした)が、「縦長映像」が増加している現状はそれを証明していると感じます。
私は日本はハードウェアの国であり、ソフトウェアの国ではないと思っています。なので、デジタル化が進んだことで成長が鈍化し、「先進国」の中で相対的な地位(あるいは購買力)が下がってしまいました。
また、少子化は自民党が政権を持っている限り進行し続けるのだろうと思います。多様化する家族像に対する理解が全く進んでおらず、相変わらず家父長制基調のコメントが多発しています。日本は「夫婦別姓」を認めない最後の国になる可能性が高く、こんな国で女性が結婚しつつキャリアを築くことは難しく、最初から独身で人生を過ごすと決めている優秀な女性が多数います(我が家は別姓事実婚で妻は日本を代表するインフラ企業で部長をしています)。
私は、情報交換のためには、米国のAVS Forumなどに軸足を移そうかと考えています(Philewebより先にメンバーになっています)。おっしゃる通り「脱日本」を真剣に考えなくてはならないのかもしれません。
by元住ブレーメン at2022-05-23 19:13
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