カノン5D
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オーディオマニア&アニオタのカノン5Dです。 オーディオの中でも、『自作スピーカー派』でして、特に「バックロードホーン」「共鳴管」「フルレンジスピーカー」という長岡的なスピーカーに興味があります。 …

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写真・オーディオ・自転車・アニメ・ラジコン、と多趣味な私です。 ブログ「趣味の小部屋」http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0 HP「カノン5Dの資料室」http://kan…
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日東紡音響「SYLVAN(シルヴァン)」の技術を紐解く!? (2)

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2011年05月25日

前回、シルヴァン(柱状拡散体の総称とする)
特徴を(1)~(5)に分類しました。

今回は、
(1)「全方向へのランダムな音拡散」
(2)「全帯域での均一な反射、吸音特性」
について書いてみます。


(1)「全方向へのランダムな音拡散」

これは、ランダム構造によるもので、QRDパネルが以前から有名です。
http://www.taiyo-international.com/products/qrd/about/

構造上のランダムさが、音響上のランダムさに繋がるのは容易に理解できますね。
もし、規則配列だとすると、ランダムな拡散は確認できません。
つまり、ランダムさ加減は必須のようです。
http://www.noe.co.jp/technology/26/26news1.html
(リンク先「図-3.規則配列とランダム配列の反射性状の違い」を参照)

具体的なランダムさ加減としては、特許公開「2010-189841」で、
「列内の拡散柱220の間隔は、乱数を用いて5~50%程度のランダム配置度で、
間隔がバラけるようにランダムに設定する。」
と指定されています。

さらに効果的な拡散を得るために、
「拡散柱220全体の投影面積が、全体の投影面積の95%以上」
「すなわち、柱群により背後が見通せなくなる程度に、配置調整を行う。」
と明記されており、これだけ密な配置にする事で、
「拡散されなかった音波が、背後の壁面で反射してくる影響を軽減することが可能になる。」
とのことです。



(2)「全帯域での均一な反射、吸音特性」

これも、様々なメーカーが実践しています。
散音系素材+吸音機能という形で同等の特性を示せている製品は多々あります。

さらに、反射音・残響音はドンシャリが良い(サーロジック)
といった主張があるなど、
全帯域均等特性が一般家庭でのルームチューンに
必須とは限らないようです。

シルヴァンは
「柱の直径に対応した周波数の音波を回折、拡散、反射させることができる(特許公開2010-189841)」
とされています。

つまり数種類の太さの柱を使うことで、
幅広い帯域(中~高域)の散音を実現しているのです。

ただ、シルヴァンの【低域吸音特性】は繊維質素材と同等なので、
サーロジックのような低音域吸音機構は無いようです。
http://www.noe.co.jp/product/pdt1/pd1_12_04.html

これは、特許公開「2010-189841」でも述べられているように、
シルヴァン自体は
「主に1000Hz程度以上の周波数の中音域~高音域(中高音域)の音場調整を行う」もので、
「低音域は音響的に「透明」であり、背後に低音域の音波を反射・拡散せずに通すことができる。」
のです。


ここまででは、「なんだ、フツーの音響パネルか・・・」というオチなのですが、
シルヴァンの本当の凄さはここからです。。。。<次回に続く>

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  1. カノン5D さん初めまして

    私は最近結果的に「ANKH-IV」(アンクIV)に相当する物を作りました。

    日記「発泡スチロールボールによる音場補正」をご覧下さい。

    byTada-Min at2021-06-29 12:41

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