日記
さようなら、トニー・スコット監督
2012年08月26日
「映画監督のトニー・スコット氏が飛び降り自殺 「トップガン」など」
事件から日がたち、本コミュニティでも既出なのかもしれませんが、残念なニュースをメモっておきます。
独特の映像の美しさが印象に残る監督でした。
本日は、PAL盤のTHE HUNGERを見て偲びたいと思います。
レス一覧
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リドリースコットさんと兄弟だったんですね
リドニーさんもプロメテウス発表したばかりなのにショックだったでしょうね
byソウルの汗 at2012-08-26 18:58
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はじめまして、ソウルの汗さん。
なにかを褒めるのに他のなにかを否定する必要はない、のですが、、兄のリドリー氏はロジック面が強い反面、女性を描写できない(演出できない)弱点があると私は思っています。トニー氏はストーリーに唐突さ(破綻)を感じるきらいはあったものの、女性描写に弱点を感じたことはありませんでした。職業監督として理があるのはリドリー氏かとは思いますが、映画は所詮作り物という前提を了解していれば、トニー氏の映画は非常に魅力的でした。
繰り返しになりますが、残念です。
bysiro at2012-08-26 19:39
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siroさん、今晩は。
この監督さん、結構観た気になってました。
ただし、wikiで調べたら観た記憶があるのは「トップガン」と「ビバリーヒルズコップ2」のみ。
リメイクを除いて、続編は「ビバリー〜」だけなんですね。驚きです。
もっと続編撮って、美味い汁吸ってる印象ありました。(笑)
「ビバリー〜」は一作目にはない華やかさ、軽やかさが有って、小生好みでした。
惜しい才能ですね。
THE HUNGERは観てみようと思います。
byウラキンスカイウォーカー at2012-08-27 22:38
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私はアクション映画好きなので、この監督の作品は結構見てまして、今回のニュースは本当に残念に思っています。監督作として遺作となってしまった「アンストッパブル」は個人的にも昨年のベストサウンドディスクに挙げた佳作でしたし、近年の「デ・ジャブ」「ドミノ」「マン・オン・ファイア」はどれも見応えがあり、私にとって外れのないアクション映画監督でした。理屈をこねる兄に大してストレートな弟、という感じで好対照だったので、その点でもつくづく残念です。
by元住ブレーメン at2012-08-28 21:22
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師匠、こんばんは。
>>華やかさ、軽やかさが有って
そうですね、お兄さんとちがって、こんなもんでいいだろ的な軽さ、華やかさ、見終わった後、なにも残らない芸風は、氏の頭が良すぎてハリウッド映画の観客なんぞまともに相手にしていなんだろうなぁと…実は、デヴィッド・リンチに近いタイプじゃないかなと思います。
元住ブレーメンさん、こんばんは。
>>ストレートな弟
絵描き出身ということからか、映像イメージが豊富で映画そのものを深く入り込んで撮るつもりはあまりなく、インパクトのある絵が取れれば、御の字。その器としてアクション映画が彼にとって扱い易かったのではないかと思います。
自分自身、どんな映画を撮りたかったのか、ビジネスを離れたところで撮れるほどの力も業界のポジションもなく、そのあたりに壁があったのだろうかと憶測しています。
bysiro at2012-08-29 20:49
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補足:
「自分自身、どんな映画を撮りたかったのか、ビジネスを離れたところで撮れるほどの力も業界のポジションもなく、そのあたりに壁があったのだろうかと憶測しています。」
成功がほぼ約束され、ウラキン師が見るように「美味い汁吸」えるハズの続編モノ「トップガン2」の打ち合わせ中に自死を選択したということ、遺書には自死を選ぶ理由の記述がなかった、つまり、家族を含め、他者は理解不能な理由を抱えていたということ。
私は監督は処女長編作品に全ての才が収められていると考える者ですが、70才近くになっても、処女長編の「ハンガー」とは遠い作品を撮らざるを得ない虚無感。スコット氏の才と業界の間尺が合わなかった故の悲劇か、と思うのです。
bysiro at2012-08-30 17:04
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ま、いいんじゃないですか。別にみんながスピルバーグになる必要もないと思いますし。
by元住ブレーメン at2012-08-30 20:42
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