siro
siro
映画を観る事が好きです。

マイルーム

junk box
junk box
持ち家(戸建) / その他 / その他 / ~14畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~5.1ch
OPPO BDP-83が安定しているためPS3を再生システム
から外しました。 改訂:10/4/26 --------
------------------------------
----------…
所有製品

レビュー/コメント

カレンダー

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

お気に入り製品

日記

雑感:KT66選び

このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年10月26日

 測定は最大出力を維持したままデータ取りをしなければならないこともあり、球に対する負荷が大きいのでQUADIIを測定する前に、球を全て更新しようと思います。

 整流管のGZ32については曙光電子のGZ34こと5AR4でいくつもりですが、出力電圧の調整が付かない場合、つまり、GZ34では効率が良すぎてB電圧が高く出過ぎる場合は、内部抵抗が高いGZ32を探すか抵抗で調整するしか無く、抵抗ですと熱の逃がし場所を狭いQUADIIのシャーシ内で探さなければならず、現時点では球で解決ということでHARMA GZ32 が候補です。サイトの説明によるとMullard物より一回り小さいそうですが、結構なことで、逆に大きいと詰まったレイアウトであるQUADIIに刺さらないかもしれません。

 EF86/6872も曙光電子が第一候補。手元にいくつかMullardやNECの旧NOSや東欧製NOSがありますが、消耗品ですので基本的に継続生産がなされているものがよいと考えます。

 KT66については見た目が第一。
 というのも「オリジナル」のG.E.C.からして6タイプもあり、その間、データシート上でも特性も変わり、内部構造も変わり、見た目もST管やらスモークやらゲッターの数が変わったりと変化し、一社で作っていた、サフィックスすらつかない同一型番製品とはおもえぬ程に変遷が多い球であること[1]。また、6L6のヒーター容量アップチューニングモデルとはいえ、KT88やKT77のように設計から高性能を追求したクリティカルな球というわけではないこと。QUADIIはKNF+高オーバーオール帰還アンプで球の「癖」を強く補正できる形式であること。つまり、特性に拘る必要はないと判断しました。

 となると、イメージ的にKT66っぽい球選びとなり、性能や生産性におけるKT66の欠点である、腰高な旧式のピンチ・ステム構造は捨てがたいところです。KT66が音に魅力を感じさせながらもいまひとつ再生産に勢いがでないように感じるのは、元々人気がないということもあるのでしょうが、構造面による問題から安定した製品として生産し辛いということと、「鳴りもの」にあるように、大口需要であるギターアンプで使われ辛い欠陥をかかえている(た)からでしょう。「練習するぐらいの音量だと真空管が鳴る音の方が大きかったりします。」ではどうしょうもない。ロシアで再生産されているGenalex Gold Lion KT66ではこれらの欠点が解消されましたが、見た目はボタン・ステムのKT88のようになりました。これはこれで、重心が下がった感じがして安定感があり良いのですが、KT66独特の不安定感が失われると、QUADIIは、米国管&アンプのような押し出しや力感でアピールするタイプとは思わないので、どうも違和感があります。

 ということで、これまた見た目がG.E.C.のType5以降に似ている曙光電子のKT66でいこうかと思います。めんどくさいから、全部、曙光電子で揃えようという本音もあったりしますが、KT66再生産品は、たとえば、より高性能な球である同社の6CA7/EL34の再生産品より五割から十割(つまり倍です)くらい高く割高感があること、ヒーター電力が高いこともあってか、6L6のように、とりたてて寿命が長い球というわけでもなく、QUADIIは調整機構がなく、ペア取りした球の特性が調整が必要なほどに崩れるような経年劣化があれば寿命として交換することが前提の設計であること、少なくともG.E.C.のデータシートに規定された寿命と判断される使用時間またはgm値の測定により数年おきに交換する必要があるので、送料込み4本$99(1$=80円換算で8000円くらい)がいいところかなと思いました。また、特性面でも音にもオリジナル同等を追求するGroove Tubesのラインナップに採用されておりGT-KT66-Cとして、GT-KT66-HPの後継とされているようです。

 ロシア製KT66も4本手元にありますが、出所がよくわからないものでして、おそらくKT66-RETROと同一だと思います。写真が掲載されていないので比較できません。
 手元にある73年モノのG.E.C. KT66と比較するとパっと見そっくりで、よくみるといくつか違いがありますが、GT-KT66-SaratovやGT-KT66-HPの流れの球ではないかと思います。

 というわけで、曙光電子ラインとロシア球・東欧球ラインの2ラインナップで遊んでみようという趣向であります。 

[1]:アイエー出版『ラジオ技術2008年1月』都来往人「J/J-Electronic KT66(前編)」

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. QUAD用のKT-66、EF-86ってどこのが良いのでしょうね。ロッキーに問い合わせたところ、JJで90Kの見積もりでした(^_^;)

    bynaokio at2016-06-15 08:13

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする