日記
SONY SA-S1
2008年04月05日
ブログでお付き合いさせていただいている方のご厚意により、静電型ツィーター搭載で今でも人気のあるSONYのSA-S1をお借りすることができました。ありがとうございます!
まずはApogee Mini-DACからの直結で聴いてみます(プリのLS-25から繋いでみたらツィーターのノイズが凄かった・・・・・(><)。
おお、これが静電型の音か・・・・。高域の自然な広がりが凄いです。Monitor Audio GS10では聴こえなかった音も聴こえる・・・・・。
ただ、ウーファーの方の音はこの状態では、モニオを聴きなれているとちょっと不自然に感じます。
次に、SONYのポータブルオーディオプレイヤーEW-016のイヤホンジャックから直結を試してみました。え、なにフザケてんの?って?(^^;
いえ、実はこれ、一番やってみたかったことなんですよ。パワードスピーカーであるSA-S1は、アッテネーター回路(ヴォリウム)のあるプレイヤーなら、最短で直結して音を出すことができます。メモリーオーディオプレイヤーは、ディスクプレイヤーによる再生に比べて、エラーレートなど有利な面があることが知られています。また、このEW-016は侮るなかれ、24BIT96kHzのハイビットハイサンプリングファイルを再生できることが確認済みなのです!
VHSからのアナログ録音データではありますが、CD音質を超える音楽ファイルを可能な限りシンプルな接続で再生したらどれほどのクォリティで聴けるか、それを試すには絶好の機会です。ソニー純正コンビですしねw。
さて、その結果ですが・・・・。
悪くない!
嘘みたいですが本当です。ケーブルは100円ショップで買ってきた安物なんですが、結構いいんです!Mini-DACからの再生では不自然さを感じた低域の再生音も、なぜかこの再生環境では自然です。ライヴヴィデオから落とした音源ですが、静電型ツィーターの力か、曲間に入っている客席からざわめきを録った音も、えらくリアルなんですよ。客がマイクを使ってハウリングしてる音が入ってるんですが、あれがよくカラオケとかで聴く音と聴き間違えそう。変な例で申し訳ないですが(^^;。とにかく音は全帯域に渡って自然で、滑らかです。ある程度ハイビットハイサンプリングデータの持ち味を活かすことができているのではないでしょうか。
ATRAC Lossless EncodeでCDから取り込んだ音源も聴いてみましたが、こちらはどうもデフォルメというか、一音一音が強調された音で面白くありません。可逆圧縮と謳われてはいますが、どうもやっぱり、元の音からポータブル機で聴きやすくするためか、かなり音を変えてしまっているようです。ダイナミックレンジが狭まり、かまぼこ型の音です。
ヴィデオからとった音源についてのみ評価すると、これまで試した再生方法と比較しても結構いける感じです。ケーブルをもうちょっと奢ってやって、もっと高音質な音源を用いれば更に評価は高まる可能性も感じました。
ただし、小音量再生はだめですね。音量を下げると途端に味気ない音になってしまいます。本気で使用するならやはり何とかデジタルアウトしてMini-DACのようなDACは必須かも知れません。
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ORCAさんこんにちは(^^。
そうですね、聴いているとどうも静電型ツィーターは結構下のほうまでの帯域をカヴァーしているようで、中域からかなり質の高いサウンドを提供しています。ウーファー部を切ってみることができればもっとわかりやすいのですが。
なので、スーパーツィーターとして使用するよりも、中高域として使ってやると面白い感じがしました。ただ、サーヴィスエリアが狭いので、現在日本ではスタックスのヘッドホンにしか静電型が採用されていない状況も仕方がないのかな、と思います。サウンドは凄く上質なんですけどね。
byトーレ at2008-04-06 15:43
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