トーレ
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Monitor Audio GS10を鳴らすシステムを使っています。本格的にオーディオシステムを触り始めてまだ3年程のヒヨっこですが、最大のオーディオ系コミュニティと思われるこちらに参加されている皆さ…

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狼がドアの前で待ってる(仮)
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Monitor Audio GS10を鳴らすシステムを使っています。本格的にオーディオシステムを触り始めてまだ3年程のヒヨっこですが、最大のオーディオ系コミュニティと思われるこちらに参加されて…
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    ONKYO C-1VL
  • スピーカーシステム
    MONITOR AUDIO GS10

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日記

聴きドコロ

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2008年04月19日

政治の世界でも何でもそうですが、世の中大抵、革新系の集団というのは内輪揉めで自滅する印象がありますね。利権集団みたいな旧守的な連中の方が結束力が強い。やはり世の中理想よりも利益ということでしょうか。


ファンとかマニアの世界もそうで、ただでさえ少ない同好の士なのに、結構反目し合っているのを見かけます。まぁ、たまたま同じものが好きといっても、その好きな部分やそれぞれのバックグラウンドもバラバラなので、完全に一致する方がおかしいのですが、やはり世の中少数派が寄り集まっていくと、シンパシーを求める意識が強くなりすぎて却って狭量になってしまう部分もあるのでしょう。


オーディオの世界ももうこれは人それぞれ。このコミュニティでも、普通に音楽を聴いているだけなら決して交わらないような趣味の方同士が交友されていますが、やはり各々この音がいい、といってもその内容は千差万別。音楽の好みが共通ならばそれなりに好みの再生音も似通っている可能性は高いのでしょうが、かといって、同じ音楽、同じ録音であっても、どういう再生音が、一番イイ、と感じるかもまた人によって異なる可能性も充分あるわけで。オーケストラでも、後方に音場が展開するのが好きなひともいれば、眼前で鳴っているような音像型の再生音を好むひともいるでしょう。


それでも、JBL派とB&W派が激しく対立、というような場面は余り見かけないのは、よいしょするわけではありませんがw、好む音楽も再生音も千差万別で、その組み合わせは無限にある、という事実を、理解されているんだろうな、と思うわけです。これは簡単なようで、ただ音楽を聴いているだけでは気付きにくいことではないでしょうか。例えば、同じアーティストのファンが、同じ曲に対して、この曲は最高、いや、最低だ、と正反対の評価を下したとします。この場合、原因は両者の感性や音楽的経験の違いだけでなく、その再生環境、再生音の違いに因る可能性もあるのですが、再生環境ということに興味を持たなければ、互いの聴いた同じ曲の印象がその再生環境によってまったく異なる、という可能性には思い至らないのが普通ではないでしょうか。

ライヴで聴けば条件は全く一緒だろ、という突っ込みが入るかもしれませんが、すべての音をアンプやプロセッサーを通して再生する現代の音楽においては、ライヴの音もアーティスト、音響監督、施設運営者らのひとつの<解釈>に過ぎず、その解釈が聴き手すべてにとって正解だとは限りません。まぁ、この話題を突き詰めると、結局芸術作品の主体は誰なのか、という神学論になってしまいますが。


まぁ、結局何をいいたいかといいますと、確かにオーディオコミュニティに参加するような方は大人な方が多いと思うのですが、あまりに大人すぎても、結局は、使用機器名を紹介しあって、「ほぉ、そうですか・・・・」で話題が止まってしまったりもするわけですw。多少は、穏やかな喧嘩というか、「俺の求める音はこういうのだ!文句あっか!!」という闘いもあった方が、グループの活性化にもつながりますし、そういう中でお互い更に気付く部分もあるのではないかと。


オーディオジャーナリズムというものの物足りないのは、こういう部分にあるんじゃないかと思うんです。まぁ、どうしても、オーディオ機器は<商品>ですから、オーディオ雑誌というのが商品紹介、販促のカタログ的な色彩を帯びてくるのも仕方がないのでしょうが、それにしても、現在のオーディオ評論家というのは、私が求めている音はこういうものだ、だからこのン百万のスピーカーよりもこっちのより安価なのを使うのは妥協ではなく、それが最善だからだ、キミがこのスピーカーをそんなに万人にお薦めできるもののように書くのは間違っている!というような喧嘩をしない印象。まぁ、各々好みはあるんでしょうが、なぁなぁで、すべての商品に関して、それなりのメーカーに配慮したヨイショ記事を書いているし、他の評論家の意見に反論もしないような。

そういう仲良し集団は評論家とはいえない。例えトンデモ理論でも、己の主張の正しさを証明するために印象批評やら構造主義批評やら脱構築やらフェミニズムやら色んな論拠を捻り出して、やっつけ合うくらいの確信がないと、そこにただある、という以上のことを言葉で掘り出すことはできませんよ。小説だって、基本的には評論家の言葉なんて要らない、ただそこにあるものを読めばいいだけなんです。それでも評論家に存在意義があるのは、ひとつの確立した視点を提供することによって、読者が作品の新たな側面に気付く可能性があるからでしょう。オーディオ機器も、ただひょっと聴いただけじゃわからない部分があるから評論家が必要とされる訳です。ただ超ハイエンドのオーディオ機器を揃えて、誰でも書けるような表面をなぞった記事を書いていればいいという訳ではない。


と、いう訳で、評論家がやらないのなら、ユーザー同士で、言葉のボクシングをして楽しみませんか、ということですw。


僕は音楽って、振動であり、共鳴だと思う。同じ音程の基音が大事なのではなくて、その後に発生するその楽器や咽喉などの固有の倍音、箱鳴り、響き、空気の揺らぎがより重要だと思います。実際、いい楽器と平凡な楽器を分けるのは、その響き、余韻の味わいです。しかし、最近のオーディオ機器というのは、どうもこの響きをただひたすら押さえ込む傾向のものが多いように感じます。

どういう考えの下で、こういう傾向が生み出されているのか。その機器固有の響きを抑え、ソースに入っている本来の音、原音により忠実な再生音を目指す、というのがあるのかも知れませんが、そんなことが不可能に近いことは少し考えれば誰にでもわかることです。究極に突き詰めたとしても、そのソースが収録されている盤の素材の音を聴いていることになるだけではないのか?という疑問は、ゴールドディスクやガラスディスクの齎す音への影響が実際に取り沙汰されているのを見れば的外れなものではないと思います。

結局は、作り手が音作り、音を詰めていく努力を放棄し、ユーザーに丸投げしている場合が多いのではないかとすら思う訳です。JBLはトランデューサーというより楽器だ、だが安っぽい楽器だからすぐ飽きる、という意見を見かけたことがありますが、では現代のスピーカーにJBL以上に<楽器>としての魅力を持ったスピーカーが沢山あるかというと、これは非常に少数だと思う。スピーカーだけでなく、機器の筐体の鳴りをどれほどどのように押さえ込みどれほど許すかまでを音作りに含めて考えられたものが減っているのではないかと。あまり好きではありませんが、例えば某カイザーさんのようなガレージメーカーが替わってやっているような現状でいいんでしょうか。ン百万のスピーカーが、それと同額くらいアクセサリーにお金をかけないとまともに鳴らないというのでは、それは流石に家電として見ても楽器として見ても間違っているのではないかとおもうわけです。


オーディオショップなどでも、このスピーカーは響きが豊かだな、ただ豊かなだけでなく、楽器として魅力的につくられた豊かさだな、と感じるものが少ないんですよね。単純にいうと、非常に響きが乏しい。特に低音部。


ただ、それは家庭で使用する場合は違ってくるのかな?という期待感はあるんです。デモンストレーションと実際個人が鳴らしている音が全然違うというのはよくあることですからね。その辺、現代的なスピーカーをお使いの方に意見を是非お聴きしたいなぁ、と思います。


う~ん、たったこれだけの内容にここまで長い記事を書く積りはなかったのに・・・・。こんな筈ではorz・・・・。すみません・・・・。

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  1. はじめまして
    FCAと申します。

    全部読みました。良いこと書いてますねぇ。
    皆が実は内心思っているかも知れないけれど中々書き表せないことを書かれたトーレさんに敬意を表します。レスつけるのも正直、勇気が要りますわ。(笑)

    「穏やかな喧嘩」は理想かも知れませんね。でも「穏やか」ですまずにエスカレートしてしまって本当の喧嘩・中傷・炎上になってしまったコミュニティや掲示板を皆が経験しているから、ここでは自制と言うか大人の対応が作用しているのだろうと思います。ちょっとぬるま湯的かもしれないけど、コミュニティの雰囲気が好きだから続いて欲しい、好きなオーディオやホームシアターのことで嫌な思いをしたくない、こういうコミュニティって他にありそうで意外と無い、等それぞれ思いはあるでしょう。今回のトーレさんの日記をきっかけに強い主張・個性とか建設的な議論が誕生してくると面白いですが某掲示板のようにはなって欲しくないと私は思います。

    後半の内容については難しくてよく判りません。ただ、個人的には淡白な音より厚みのある音・濃い音が好きなので響きの豊かなスピーカーは自分の好みに合うんじゃなかろうか?と思います。某所で聴いたTANNOY スターリングと管球セパレートアンプの組み合わせは分厚くて低域が豊かで凄かったですね。セッティングにはかなり気を使われていたらしいですが。

    自分でも少し齧ったせいか、ピアノを気持ち良く聴けるオーディオは機器選びの重要な条件になっています。評論家や店が絶賛している機器を試聴してもピアノ曲を聴くとかなりの機器が好みに合いませんでした。あまりに意外な結果に私が異常なのか?評論家や店の言っていることが変なのか?一時期不安になったこともありました。今はなくなりましたが。

    トーレさんの期待するようなレスには全然なってなくてすみません。

    byFCA at2008-04-19 22:54

  2. FCAさんこんばんは(^^。

    あ、読み直してみると何かここのコミュの雰囲気にイチャモンつけてるように読めちゃいますね(><。全然そういうつもりではなかったんですが。勿論そんなに上辺だけのやりとりをされているとは思っていませんし、無意味なレスばかりなんてことも思っていません。ただ、皆さん、逆に互いの音を暗黙のうちに認め合うことを前提に話されている感じがするので、逆にそういう拘りの部分をお聞きできたら楽しいかな~、と思っただけだったんですが・・・・。伝わらないですよね・・・・この文章では・・・・。う~~~む・・・・(><。

    何か色んな方の忌憚のないオーディオ観をお聴きしたいな~、と思って書いてたんですが、確かに却って書きにくい雰囲気になっちゃいますね(==;。そんな扱いにくい記事を読んで、レスまでいただいてしまって、ありがとうございます(というかすいませんというべきか・・・・(^^;)。


    やっぱりこれだけは!という楽器があったりすると、高価なオーディオ機器でも明らかに違う、というのが出てきますよね。高価なものほど、ある特定の表現に特化していい、ということもそれ自体を楽器として考えるとありうるのかも知れませんが・・・・。

    byトーレ at2008-04-20 00:28

  3. 初めまして、こんにちは。
    ん~非常に興味深いの内容だと思いますよ。
    喧嘩ってのはまずいと思いますが、意見交換であったり討論ってのは良いのではないでしょうか。

    音楽を聞く人は非常に感性が豊かな人が多いと思います。
    しかし、その感性も人それぞれ万人に受け入れられるってことは無いように思います。
    私はこの機材が好きだ、この組み合わせが良い音だって思っていても、他から見れば良くない可能性は非常に高いと思います。

    どの様な趣味でも同じなのでしょうが、興味ある人にとっては宝物、興味ない人が見ればただのガラクタでしょうから・・・。
    オーディオってジャンルは特にそうかもしれませんね。
    同じ趣味にもかかわらず某掲示板を見る限りだと、自身の好きな機材、好きな音以外は完全否定ですから・・・。

    >ン百万のスピーカーが、それと同額くらいアクセサリーにお金をかけないとまともに鳴らないというのでは

    ん~私は数百万のアクセサリーを購入しようとは思いませんが、その機材、あるいは好みの音にする為に数万円ぐらいのアクセサリーは仕方ないのでは・・・と思っています。
    高額=良い音ではないと思っていますので。

    スピーカー、アンプ、CDプレーヤー、アナログプレーヤーなどなど、組み合わせは無限だと思います。
    さらにアクセサリーまで含めれば、たとえ同じ機材を使用していても音が違うと思います。
    そこがユーザーの使いこなしであり楽しみなのでは、と思います。

    オーディオショップなどでも使いこなしていればその機材の良いところを表現できるでしょうが、使いこなしていない場合が多い感じがしています。
    仮に使いこなしていない音を聞いてこのメーカー、製品はは駄目だとは言い切れないのでは・・・。

    そう考えると良いショップに出会えた人は幸せなんでしょうね~。

    最近経験した事なのですが、自宅のシステムでクオリティーの良いCDを聞いている場合は問題無いのですが、クオリティーの悪いCDを再生すると聞くに堪えない音が鳴ります。
    私の友人宅にお邪魔した時におなじCDを聞かせて貰ったのですが、クオリティーの悪いCDを聞いてもそれなりに鳴っています。
    ん~これって凄いことだな!
    上には上が有りますね~なんて話をしてきました。

    ん~文才が無いので自分の考えていることが上手に書けないですね(汗)
    ましてや音を表現する為に文章にするのは更に難解ですね。

    何を書いているのか良くわからなくなりましたが、好きな音楽を気持ちよく聴けるようになりたいな~って思ってます。

    byハゲ造 at2008-04-20 12:26

  4. ハゲ造さん、こんばんは(^^。

    そうですね、ポイントだけのレスになってしまって申し訳ないのですが、アクセサリーの件、というのは、ちょっと食い違いがありまして(^^;。

    例えば、某ローゼンクランツさんのバカ高いインシュレーターとかありますけど、あれってそこそこの規模のメーカーさんが同じものを出せば少なくとも10分の1といわないまでも、3分の1くらいの値段で出せると思うんですよ。某逸品館さんとか吉田苑もそうですね。CECのメーカー公認改造品みたいなのを出してますけど、メーカー側が、確かに音質改善の効果があり、それを公認してもいい、と思うぐらいなら、初めからそれを取り入れた仕様で発売するくらいの作りこみをした方がいいんじゃないかと。

    勿論そういった改造品とかアクセサリーは、単純に万人にアピールする音質アップというわけではなくて、ただある一定の音の好みのひとにアピールする方向に持っていった、普通車を走り屋仕様にチューニングしたようなものなんでしょうけど。

    自分でも何か矛盾してきました(><。う~ん、結局オールマイティに何でも鳴らせる方向を目指すならその方向で、ある一定のジャンルや楽器を完璧に鳴らす方向なら、そっちで、メーカーで自信を持って送り出せるくらいまで煮詰めて出して欲しい、ということで・・・・。

    使いこなしは大事ですし、オーディオ趣味の醍醐味だとも思うんですが、ケーブルやインシュレーターにン百万かけなきゃこのスピーカーを使いこなしてるとはいえないよ、というようなレヴェルだと、ちょっとそれは・・・・と思うんですよね、貧乏人としてはw。


    しかし、使いこなしで全然音が変わるオーディオは本当に面白いですね。僕はやっぱりきちんと個人で所有して鳴らされているものに凄く興味があります。

    byトーレ at2008-04-21 01:30

  5.  トーレさん、こんにちは。日記興味をもって拝読しました。見識あるご意見かと思います。

     結局自分が好きな音がその人にとっての「良い音」であって、極論すると人の数だけ「良い音」があるんでしょうね。良識あるここのユーザー諸氏は、そういう理解にたって、ご自身の「良い音」を絶対的に正しい音として主張する(=「喧嘩する」)ことは、外向きには意味のないことだと悟っておられるのではないでしょうか。

     私の機器の使いこなしに大いに興味があります。数百万円もする、大多数の人には縁がないと思われる機器のレビューよりも、セッティングのここをこうイジると音がこう変化するよ、といった傾向に関する情報の方が、個人的には嬉しいです。

    byハンソロリ at2008-04-21 17:46

  6. ハンソロリさん、こんにちは(^^。

    そうですね、まぁコミュを運営している会社側としては、どんどん高いものを買い換えてもらった報告ばっかりの方がありがたいのでしょうがw。

    結構、オーディオは買った後の使いこなしの方が長い、というか終わらないのでしょうが、地味だしどんどん変わっていって明日には全然別の結果になったりして、なかなか記事にするのは難しいのかも知れません。僕は軽はずみなのでどんどん記事にしちゃって翌日にはアチャーと後悔することを繰り返してますがwww。

    byトーレ at2008-04-21 18:04

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