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Melbourne Hi-Fi Show 訪問記
オーディオの秋到来ということで、今年5回目となる海外オーディオショー、今回は赤道を超えオーストラリアはMelbourneへの遠征です。(なお現地は春) 書こうと思ったらいくらでも書けますがキリがないのでハイライトのみで。 Kii THREE(BXT) これ日本じゃ殆ど話題になりませんが凄いです。高雄から始まりKuala Lumpur、台北、Melbourneと計4回聴きましたが、ほぼスキが見当たらない強力なパフォーマンスを備えていると感じました。 下段のBXTと一体化することでローが充実し「サイズを超えた」などと謳う小型スピーカーとは一線を画すレベルの低域再生能力を見せます。しかもそれだけじゃなくきちんと空間情報が出て、結構な大音量でも音域や箱がぶれたりずれたりしません。 コンストラクションが特殊でほぼオールインワンなので組み合わせの妙はなく、セッティングも「ミリ単位の調整」などとはまるで異なるベクトルの知識と経験を要するし、強いて言えば大口径的な太い音は出ないものの、いま見れるスピーカーシステムの未来形だと思いました。 Kharma Exquisite Classique 夏にKuala Lumpurで聴いたスピーカーがここMelbourneにもありました。これも日本じゃ全く話題になりませんが、パフォーマンスは良好です。端的に言うと現代ハイエンドらしい音ですが、今回は個性の強さよりは高次元のバランスとでもいうべき印象でした。Kuala Lumpurではやや神経質さを感じましたが、こちらではそんなこともなく、自分が想定してるレベルに加えて若干艶が乗る程度で前回より明らかに好印象でした。 B&W 800D3 ホワイトのD3は現物を前にすると非常に美しく、リビングに映えるであろうことは想像に難くありません。しかし音の方は少々疑問符が付いて、上と下がどうも違って聴こえるのと空間情報が劣っているように感じます。 「鋭敏な高域が先ず先に来る」端的に言うとこんな感じで、会場内で最も高域がキツく感じ、おそらく一部の高域が強いのと中低域とのマッチングが合っていないような印象です。ただ質が悪いわけではなく、全体の物量・量感や低中高個々の音自体は良いものの、もっと上のクラスや設計思想が異なるスピーカーと比較すると、総合的な音の整合性を重視してないように映りました。 そういえば来場者の顔ぶれや印象ですが、余裕のある紳士淑女の集まりとでも言うべきか、上質な印象のMelbourne市内と違わず品のある愛好家が集まっているように感じました。 こんな感じでワイン片手に音楽とオーディオを愉しむスタイルは趣があってよい雰囲気です。まあ実情はまた別かもしれませんが。 ともすれば喧しいアジア圏や静かな日本とはまた違った印象で、規模は程々ながらもいい塩梅で趣味を愉しんでいるんだろうなあという空気感を感じます。アジア圏ほどではないにしても、少なくとも日本の地方のショーよりは、若い人や子供、女性を見かけました。それと、アナログの人気は根強いというか、ソフト販売ブースを見てもアナログばかりでCDは殆ど置いていません。 Melbourne Hi-Fi Showの規模はKuala Lumpurや高雄よりも小規模で、一日あれば十分見て回れる程度です。最終日の10:00〜17:00で集中して回り、その後はビーチへ繰り出して潮騒を楽しんだり、野生のペンギンを眺めて和んだり、いい感じのバーで肉と酒を堪能したりで、忘れられない素晴らしい体験となったのでした。 (Flinders St 有名な駅舎) (St Kilda 野生のペンギン生息地) (Frankston 南部の閑静なビーチ) (Melbourne Park 全豪OPの開催地) (雲の絨毯を眺める復路)
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