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NautilusとGiyaとXover
Original Nautilus、初めて現物を目の当たりにしたのはおよそ2年ほど前、国外を旅しているときでした。 1年ほど前にはとある理由からNautilusのことを調べており、つい先日とある所でようやく音を聴くに至りました。環境は純正のチャンデバということだけ書いておきますが音についてはここでは書きません。 Nautilusが出た当時のことは知る由もありませんが、あのエポックメイキングなフォルムとコンセプトで当時目にした人の心を魅了したのだと思います。特殊な構成で最低4台のステレオアンプが必要になり、周辺機器(ケーブル・インシュ・ボード等々)も倍々ゲームで必要になるという今から見ても中々狂ったパッケージで、泥沼が約束されているようなものではないでしょうか。 おそらく、というより間違いなくオーナーは苦労したと推測します。金銭的な問題はさておいたとしても、マルチに関しての充分な知識と経験を持っている人はユーザー側には早々居なかったのではないかと、そしてそれは今でもそう変わらないのではないかと。 オブジェとしても充分成立してしまう佇まいもあったのか、高価なスピーカーとしてはかなり売れていたようで、あるショップの記載によるとある時点での全世界出荷台数は250セットと見られており、日本には少なくとも50台~100台程度があったのではないかと推測します。それに付帯して周辺機器も売れていたはずなので、ディーラーの売上増加には相応に貢献していたのでしょう。 さて、Nautilusを聴いて半月後、ある場所でVivid AudioのGiya G1を聴く機会がありました。詳細は伏せますが、いつぞやの香港で聴いたシステムと同列以上に語れるシステム・環境・出音でおそらく日本でも、いや世界でも有数ではないかと思わせるものでした。 Giyaの良いと思った所は空間と量感を両立していることです。スピーカーは巨大化するほど精緻で微細な空間表現が難しくなる印象がありますが、Giyaはちゃんと空間が出ています。良し悪しや好き嫌いは別として木の箱特有の膨らみや音色の付加もなく、それでいて30帖位までならかなりの大音量でも問題なく、充分なスケールと量感を展開しています。Nautilusでこれだけの大出力を安定して展開するのは無理だろうな、と思ってしまうほどでした。 一方、少々気になった所は高域がはっきりくっきり傾向かつやや粗く感じました。これはGiyaに限らずNautilusも似たような印象があり、音源によってはそれが好ましく聴こえることもあり狙ってやっていることかも知れませんが、個人的にはもうちょっと落ち着いている方が良いと思っています。 ところで、いつぞや書きましたがNautilusにしてもGiyaにしてもDevialetを用いるとAXDが適用できます。 国外ではいくつか実例もありますが、国内では私が知る限りありません。もしかしたら…水面下で誰かがやっているかも知れませんし、今回聴いたGiyaはそれに近いことをやっていたかも知れません。 一つの基準としていつかどこかでお目にかかりたいと思っていますが、それがいつになるかはまだまだ不透明な状況と言えるでしょう。今後少しずつでも状況が改善されることを願っています。
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