日記
メロンの心・・ 昔聴いた歌姫達
2013年09月26日
秋到来と共に、ジャズボーカルを聴くには一番好い季節になって来ました。
先般、ストラさんが、RCA-ViK盤アビ・レーンの「ビー・マイン・
トゥナイト」を紹介されていました。
私もこのお色気シリーズ?物は棚に入っていると思い引っ張りでしてみま
したところ、28枚出てまいりました。プラ盤のみで紙ジャケでもあれば
いま少しあるかもしれません。
いつ頃買ったか、いつ聴いたかまったく記憶にありません。
ストラさんの紹介がなければ、一生涯聴く機会が無かったかと思います。
一週間余りかけ10枚ほど聴いてみました。
これらのアルバムは、サラ・エラ・カーメンなどの生粋のジャズボーカル
とは趣が違います。
殆どが50年台のポップ、イージージャズといったアルバム作りではありま
す。録音も55~60年録りでモノ・ステレオの変換期です。

マット・デニス、ペリー・コモ、B・クロスビー、アン・マーグレットなど
のアルバムがあるようですので、このシリーズ60枚前後あるのではないで
しょうか。
この種のアルバムは、低音がどうの高音がどうのと論ずるのは野暮なことで
、気楽に聴くことが一番かと思います。
私は15分もすると、よく居眠りをします。またソファーに寝転びBGMと
して聴くこともあります。

ところで、選曲、歌、録音、三拍子揃った好アルバムがありますので1枚紹介
致します。
ジゼル・マッケンジーが「ストレンジャー・イン・パラダイス」「トー・ヤング」
「ムーン・グロー」「アンチェンド・メロディ」等、お馴染みのナンバーを歌っ
ています。その音の素晴らしさは57年録音とは?SACDを寄せ付けません。
もし入手可能であれば一度聴いてください。
これらのアルバムは善き時代、団塊の世代の人達にとっては、懐かしきセピア
色の歌ではないでしょうか。若い人達はソフイー・ミルマン、ダイアナ・クラ
ール、ロバータ・カンパニーニに人気があるようで、私自身、近年は澤野、寺島
のEUジャズボーカルにゾッコンです。