日記
サラバオーディオ
2020年08月15日
私がオーディオを始めたのは昭和24年ころだったと思う。鉱石ラジオ
から始め、短波付きの5球スーパー6BQ5だった。シャーシーは手造で、
手回しドリルで手のひらは血豆ができるほど苦心したもだ。
放送はNHKのみで「鐘の生る丘」「君の名は」「おらー三太だ」など
民放が始まりロイ・ジェームス司会のトリスジャズゲームも聞いた。
短波放送ではBBCなどが受かり「センチメンタルジャーニ」などを聴い
た気がする。トリオ、パイオニア、山水の御三家にコーラル、ニート音響
ダイヤトーン610、ナショナル8PW1などがあり、舶来物ではローサ
ー、グドマン、ワーフデル、高級品のゼンセン、JBL,アルテック、バ
イタボックス等は雑誌やカタログしか見たことがなかった。
アンプ類は米国フイッシャーやサイテイションがあったと思う。
本格的にオーディオを始めたのは68年頃からではなかっただろうか。

役50年間は球のアンプを使用している。八木音響ピアレス6L6pp、
ウエスタン300Bs、新藤ラボ、上杉、マランツ7等
JBLのドライバー、ユニット、ホーンは殆んど使用した。

JBL2220+375+075+山本工芸ホーン
上記のスピーカーを数十年間使用している。

お遊びに使用していた変則ユニットに
ガウス4580+TAD4001+後藤高音ホ-ン

今年の1月にてオーディオ製品は整理した。ダイヤトーンとJBL2115
の小型スピーカーと安価なアキュフィーズプリメインとCDプレイアーのみ
で余生を楽しみたいと思っていた。ところが今年の3月オークションでJB
Lの4320モニターを落札することができた。65年以降の4300シリ
ーズ品には興味がないが、この品が購入できるとは思はなかった。
オリンピック前、東京にいたとき新宿三幸町に山水電気のショールームがあり
初めてのモニタースピーカー4320の音を聴きびっくりしたものだ。
50数年たった今、私の家で聴けるとは、オーディオは止めたといったものの
もう数年で米寿を迎えるが、白内障の目薬を射すだけで体には異常がないので
またアンプを取り換え好きなジャズを聴こうかと思っている。
レス一覧
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makotyaさん はじめまして
makotyaさんの含蓄有る日記は感心させていただいてます。
タイトルにビックリしましたが新たにJBLを導入されたようでホッとしました。
今後も大先輩の参考になるご意見を拝見したいのでよろしくお願い致します。
byk100 at2020-08-15 21:23
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65年以降の43**系には興味が無い!と キッパリ言われてしまうと もっと後からのモデルしか知らない若輩者には耳が痛いトコロですが・・ (笑)
私は時代は違うものの 電器屋で聴いたJBLに衝撃を受けて オーディオが始まった様なものです。 まだまだ40年程度のオーディオ歴ですが 自分の中ではJBLに戻って来たぞォ--って感じなのです。
「サラバ!」と仰りながらも4320に目が行って仕舞う辺りは 後ろ髪が引かれていたのでしょう・・ アンプをとっかえひっかえ 攻めて下さいね。
アコスの住人。
byアコスの住人 at2020-08-15 21:43
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こんにちは
オーディオは、サテン・グレース・ニート・マグネフロート・福音電機と福洋音響・アンプは自作という時代から続いています。
4320賛
私は仕事で4320を使い始めてから45年、今でも自宅で4320WXをSONY TA-N902でドライブしています。
若いころ4320に2405を追加してみたり、外付けで色々なホーンを乗せたり、サブウーファーを追加したり、マルチアンプドライブにしたりしましたが、結局3110ネットワークによるオリジナルの2WAY(ダイヤフラムは2421タイプ)になっています。
ハイエンド・ローエンドが出ない、クラシックは聴くに堪えないなどありますが、今の衰えた聴覚と経験でこれはこれで良いというところに落ち着きました(これを設計したJBLのエンジニアは高齢者ではなかろうかとも思えます)。
頂き物のALTEC 620A(604-8G)と切り換えて瞬時比較が出来るようにしてあります。
4320元気の源はクロスオーバー800HZ付近の音の薄さであり(長いホーンの4331他が聴感上良いとは思えません)、全体的にバランスの良いALTECと音源により使い分けています。
別部屋のメインのシステムは2215Bのダブルウーファーと2440エールホーン+FOSTEXマグネシウムツイーターをダブルでマルチアンプドライブしています。私も家人から終活をしろとお達しが続いており、後継者が使いこなせないだろうと思うと何時のタイミングで片付けをしたら良いものか日々考えております。
byトム at2020-08-16 03:31
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K100さん 今日は、毎日暑いですね。
さらばオーディオと記述しましたが、もう一つ理由があります。
バイク事故にて左足を負傷(パイプが入っています)20K程
の物も移動することも出来ず、他人様に迷惑を掛けていました。
老人ホームに行っても可笑しくない年ですので思案もしました
が、好きな趣味に挑戦し悔いのない人生を送れたらと思ってい
ます。ジャズレコードも3000枚強も処分しました。CDは
これから処分します。ジャズ愛好会の方は23年間代表を務め
ています。
bymakotya at2020-08-16 10:25
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アコスの住人さん お久しぶりです。
65年以降の43シリーズモニタースピーカーはフェヤライト、
ウレタンエッチ化しているようです。湿度の高い日本では8年
位で劣化してしまうようです。現にオークション市場では無残
な姿の4300シリーズが安価にて出品されています。
エッジ交換費用もバカになりません。安価に交換すると等質が
変わりオリジナルではなくなります。アコスさんのウーハーは
ハードエッチですよね。私は若い人達にはハードエッチ、ギャ
ザーエッチ等を薦めています。
bymakotya at2020-08-16 10:55
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トム様 初めまして
4320モニタースピーカーを購入したのは次の理由からです。
オリジナル4320は2215ウーハーのエッチにダンサイド
エッチ(凸型茶色のゴム製)が使用されていると思いますが、
湿度の高い日本では25年ぐらいで劣化すると言われています。
適年乳化剤が必要と聞いています。
輸入代理店山水電気で、偶然近じかRCA,キャピトル仕用の
品が数点入荷すると聞いていました。オークション出品者の
説明では50年以上経った今でもエッチ新品同様との事でした。
商品が届き箱自体にも傷等なく、エッチは薄い絹地?にコーテン
グされ凸でなく平面です。あと50年は劣化無しで使用できる
のでは?と思います。2WAYでしたので、三栄無線にモンド
フのコイルとコンデンサー注文し6Khのネットワークを制作し
075と繋いでおります。このSPはジャズ専用です。
bymakotya at2020-08-16 11:45
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makotyaさん
4320導入時にはもう無いといわれたのを思い出しました。私のところの4320WXは最終モデルだったために2215Bはウレタンロールエッジです。
モノクロ写真で白くみえるタイプのエッジがダンサイドエッチといわれるものと思いますが、私は2215Bを20本くらい見てきましたが全てウレタンのロールタイプでした。従って音質がどう違うか体験してはおりませんが、私が現在所有している2215Bは8本あり40年間でエッジ交換を自分で2回行いました。3WAY化の2405はJBL3106_8Kクロスですが今は繋いでおりません。
4320の軽快な音は2420によるものが主で2215Bのダンピングの良い低音との相性がジャズには良いコンビですね。壁面埋め込みにすると更に締りますが2440にしたくなったものでした。
byトム at2020-08-16 16:50
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トム 様
この暑さでは、さすがに音楽を聴く気にはなりません。
古いJBLのカラログには150-4C、2215は載って
いなかった様に思います。4320専用のウーハーかと思って
いました。単体で販売されていたのですね。
ウレタントとハードエッチの違いは低域の特性の違いで、ウ
レタンエッチの方が10hZほど低く再生できます。使用用途
にて選べばよいわけです。音圧はハードエッチの方が有利です。
後期のパラゴンはウレタンLE15が使用せれていましたが、
部屋のインテリアを兼ねていた人は、劣化状態がわからず、またエッ
チ交換も多数の人員を要しマイッタと言った人がいました。
2220、D130,2205等を使った事がありますが、球
のアンプがベストと思っています。ダンピングファクター15
前後の音とアキュフユーズの400位の石の音とは低域の鳴り
が違います。ギブソンやハモンドが20年位前まで球のアンプ
に拘ったのは、その鳴りっぷりだったかとおもいます。
bymakotya at2020-08-17 10:07
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