日記
久々に音楽より音に酔った一枚:MY ROOM side 3
2015年11月30日

皆さんこんにちは。最近はソフト情報ばかりですみません。某氏に強烈にプッシュされているアキュのブツは現在大奥の外堀を埋めいている最中ですのでしばしお待ちを。。。
というわけで、またまたソフト紹介なのですが、このウィリアムス浩子さんの「MY ROOM side 3」、普通のCDとして買ったのに出てきた音があまりにも良くって久々にオーディオ的に聴いてしまいました。SACDやSHM-CDなんかをチョイスするときはそれなりの音質を期待するのですが、ごく普通のCDから出てきた音におおっ、と驚嘆する思いをするのもオーディオの醍醐味かもしれません。
発端は先日のオフ会。merryさんが持ち込まれたグレース・マーヤが気に入って、Youtubeで彼女の動画をサーフィンしていて偶然このアルバムのトレイラーが目に入りました。なんとなく雰囲気がよさそうなので聴いてみると、これは音楽も選曲もいいし買ってみるかとなったわけです。
一曲目「タイム・アフター・タイム」がかかった途端、馬場孝喜さんのギターの音のあまりのリアルさにおおっ、なんだこのCDは!と驚きました。続いてどこからともなく聞こえてくるようなウィリアムス浩子さんの「tick-tack, tick-tack」という元歌詞にはない囁き声にぞくっとし、二曲目では西島徹さんののけぞるような迫力のアルコ弾きベースを核として塊のように押し寄せる音に圧倒され、そして三曲目の「スマイル」では浩子さんの優しい歌声とヤマカミヒトミさんのフルートの優しい音色にうっとり。
シンプルな構成、曲数も少ないミニ企画アルバム的なCDではあるのですが、そのようなアルバムでも(あるいはだからこそなのか)これだけ力の入った録音をする、聞かせる、という熱い熱意を感じて嬉しくなってしまいました。ライナーでの後藤誠一さん評の「冴えわたっている」という言葉が、このアルバムの録音の特徴を一番言い当てていると思います。
もともとボーカル+ギターという試みで始めたMY ROOM企画、この三作目に至って楽器数を増やしアレンジにも凝って、鮮烈な音をオーディオファイルの元に届けてくれました。リファレンスとしてもオフ会用としてもお勧めの一枚だと思います。
音の話にばかりになってしまいましたが、内容の詳細はブログをご覧ください。
レス一覧
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ゆうけいさん
ウイリアム浩子さんの「MY ROOM side3」を購入されたのですね。
私は10月15日に、8月のオフ会の夜に行った静岡のジャズクラブ「LIFE TIME」で、ツアー初日のウイリアム浩子さんのライブを聴いてきました。
静岡のご出身で、静岡の企業にお勤めだったこともあり、昔の同僚がたくさん駆けつけて、とても和やかな雰囲気で、気さくな人柄を感じさせました。
「社員旅行の出し物で歌い、社長賞を貰いましたが、縁あって今は歌が仕事になりました」という地元ならではのエピソードも紹介されました。
拙宅には当日購入したサイン入りの「3」がありますよ!!
その後アナログも購入したのですが、こちらも当日買っておけばよかった、と少々残念です。
それにしても、ゆうけいさんと同じ音楽を楽しんでいたのですね~
bymerry at2015-12-02 03:28
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merrry さん
コメントありがとうございます。なんと、ライブで聞いておられたとは!うらやましすぎますね~。
静岡のご出身なんですね、一つ勉強になりました、ありがとうございます。こちらへライブにいらっしゃる機会があれば行ってみたいです。
ゆうけい
byゆうけい at2015-12-02 08:45