メゾソプラノ&アルト編
マーラー「私はこの世に忘れられ」(リュッケルト歌曲集より)
バルビローリ指揮
J・ベーカー ms
今年になって既にナマで3番と9番。再来月には1番を聴きに行く、マーラー大好きな私ですが、歌曲はあまり好きではありません。
曲によっては男でも女でも歌われるマーラーの歌曲ですが、この曲集は絶対「女性」で聴きたい。というか、男が歌ったら気持ち悪い。
レコードでは他にカラヤン盤とトーマス盤等を持っていますがこの盤でのベーカー、聴きどころは、やはり終わり近くのフレーズでのピアニッシモ。
und ruh' in einem stillen Gebiet!(私だけの静かな場所で休んでいる)
歌詞の意味が分かって納得です。
テノール編
ベートーヴェン「交響曲第9番」
コンヴィチュニー指揮
H=J・ロッチェ te
聴きどころはもちろん4楽章でのテノール独唱。
星の数ほどあるこの曲で、この場面では勇ましく?歌いだすイメージが多いですが、さすが後に聖トーマス教会合唱団の指揮者になったロッチェさん。
たいへん柔らかく優しい感じで嬉しくなってしまいます。
因みに他に好きなテノールはP・シュライヤーです。