日記
これで決着?バイロイトの第九
2021年11月30日

私はフルトヴェングラー信者ではありませんが、何故か彼のベートーヴェン交響曲全集はLPで3種類あります。
クラシックを聴き始めた若者が必ず通る「衝撃」。
それは所謂バイロイトの第九を始めて聴いた時ではないでしょうか?
中でも、終楽章のマエストーソの後からのプレスティッシモ。

愛聴盤はフランス(パテ)EMIとドイツ(エレクトロ―ラ)EMIの2種。因みに日本盤はダメ。
そんな時、突然現れたのが同演奏のORFEO盤。
こちら(バイエルンラジオ放送局)が本番で、あちら(EMI)はリハーサルとか!侃々諤々
(途中省略)
そしてついに、スウェーデン放送局が当時の生放送を録音していた!?
買ってしまいました。
結論から申し上げると、ORFEO盤と同じです。
しかし、音は悪いです。混信あり、雑音多し、4楽章バリトンソロが始まってしばらくしていきなり「ルルル~」と一瞬誰かの携帯が鳴ったのかと思いました。
一番意外だったのは終楽章が終った後の約8秒間の静寂。そしてその後の熱狂的拍手と足踏み?
シュワルツコップさんはEMI盤(リハ?)の方が凄いと思いました。