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ジュンさん
一週間で4回、ダブルヘッダーありとは凄いですね。
ホールの印象も、座る席によってずいぶんと違いますね。それぞれ、具体的にどんな席で聴かれたのでしょうか?
byベルウッド at2021-12-27 16:25
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はい。
芸劇は2F右寄り1番後ろ、第一生命は1F右寄り15〜20列位、トリフォニーは1Fほぼ真ん中1番後ろ、そしてミューザは2F中央寄り1番後ろ(2CB6列27番)と記憶しています。
私はミューザの席は2CAと2CBのなるべく前の中央寄りが好きです。以前、レニングラード交響曲を1Fかぶりつき気味で聴いて後悔しました。
byジュン at2021-12-27 17:51
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ジュンさん、こんにちは。
同じミューザ川崎好きのヒジヤンです。
自分も以前は、このホールのアマオケ通いをしました。ホールの音響がいいと、アマオケであっても七難隠しますよね。
その時好きだった席は、1C-3-10でした。1階席 3列目 左ブロックの角席です。もともと前方席好きですが、3列と言っても前に座席がなくて、指揮者の左側から斜めに前方を見る位置です。
1階から4階まで、センターや右側左側と、いろいろな席に座ってみて一番の好みの席を見極めてつもりでした。ですが、アマオケの場合は音量が小さく、音の立ち上がりもゆるやかなので、かぶりつきのこの席が好きになったのだと後で気づきました。
ヤンソンス&コンセルトヘボウの公演を聴きに行ったときには、1C-3-10では音量が大きすぎ、立ち上がりも鋭くて、耳が痛くなりました。
やはりホールの座席位置は、オーケストラ演奏であっても、ホールの音響とオケの技量と楽器配置、そして演奏曲などで、好みの位置も変わるので水ものだなって思います。
・東京オペラシティのコンサートホールでは、ステージ周辺が音響がよくて、ステージ後ろのP席が最高でした。
・同じワインヤード型のホールでも、ミューザ川崎は音響がよいけれど、サントリーホールは音響がよくないのも同感です。
・ホールの真ん中が音がいい!と言うのは都市伝説ですね。
ミューザ川崎でお気に入りの席は、様々な要件がありますが平均的によいと思うのが、「2CA前方のセンターか、同じ2CA前方のやや左寄りの席」です。
◆ホールの音響と座席選びも楽しいですよね。賭け事のようなもので、毎回ワクワクします。
byヒジヤン at2021-12-28 07:31
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おはようございます。
クラシックを聴き始めた中学生の時からずっとレコード至上主義だったのですが、定年になって暇になったら「生コンサート命」になってしまいました。それには自宅から歩いて30分のミューザのおかげである事が大きいです。
ナマで大好きな場面が、パーカッションが出番前で「スクッ」と立ち上がる時です。
マーラーやショスタコ等で数人が一斉に立ち上がったりしたらもうゾクゾクしてしまいます。
てなわけで、音響は勿論ですが、全体が見渡せる2階が私的には見た目聴いた目的に理想です。
私は川崎生まれの川崎育ちですが、中学2年から父の転勤で5年ほど東北に転校した時がありました(1969)。
その中学生の修学旅行が「東京」。
皆とバスに乗って首都高速羽田線で川崎(海沿いの工業地帯)を通っ時、当時はスモッグで薄暗い程。周りの友達は「ウヘッ!」とか大騒ぎ。現在はもちろんきれいです。
時は過ぎ、地元にあのサントリーホール以上のクラシック専用ホールが出来るなんて!
長生きはするもんです。
来年1月も最低2回は往復1時間歩いてミューザに通う予定です。
「復活」を生で聴くのは初めてなので楽しみです。
これでマーラーを生で聴いていないのは4番と8番を残すだけとなります。
来年はミューザでのバックやサイドの席にも座ってみようかとも思ったりしています。でもP席は打楽器奏者見えなさそう。
byジュン at2021-12-28 09:36
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なるほど、見え方も大事にされるのですね。納得しました。
いろいろ書き込みましたが、ジュンさんの感想を否定するつもりはありませんので、ご容赦ください。ミューザ川崎は、HPに座席毎の見え方/聞こえ方も解説が載っていて親切ですよね。本当によいホールだと思います。
10年ほど前に、コミュの椀方さんと一緒にミューザ川崎にはよく行きました。サマーフェスタの時のリハーサル鑑賞が出来るときは、曲間に席を移動して聞こえ方の違いを楽しんでいました。
P席で思い出したのですが、ミューザ川崎のP席の最前列で、ティンパニーの真上に座った時のことです。ティンパニーを強打すると、音圧が顔面に飛んできて、思わず仰け反りました。P席の高さが低いこともあり、すごい衝撃だったことが鮮明な記憶に残っています。
byヒジヤン at2021-12-28 10:17
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そういえば。
私、マーラーやショスタコの交響曲の他、サンサーンスの交響曲も大好きなのですが、今迄サントリーで大がっかり、ミューザで小がっかりしています。来年1月新宿オペラシティで初めて聴く事になりましたが、実は(オルガンは)あまり期待しておりません。
もし、ここのオルガンが凄かったというというホールがありましたら教えてください。
byジュン at2021-12-28 10:39
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オルガンですか・・・
確かにコンサートホールでオルガンの凄いホールは記憶にないですね。オルガンはやはり教会が最高です。
そんな中ですが、横浜みなとみらいホールはどうでしょうか?
あのホールは、シューボックス型の中では横幅が広く容積も大きいので濃密さに欠けるのですが、ホルンと合唱はいいですね。オルガンも他のホールよりも良かったような記憶があるような、ないような・・・
サンサーンスの交響曲第3番は好きです。今年度はサンサーンスの生誕150年でプログラムに多く採用されていますね。自分は、1月22日にミューザ川崎に聴きに行きます。席位置は、2CAの1列センタです。オルガンはどうでしょうか?報告しますね。
byヒジヤン at2021-12-28 11:04
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ありがとうございます。
大いに参考にさせて頂きます。
来年はみなとみらいのコンサートスケジュール要チェックです。
ええっ、ミューザの2CAの1列センタって、私が望み得る最高の席!
個人的にはミューザの2CBって、3階と思っておりますので。
byジュン at2021-12-28 11:22
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ジュンさん
初めまして。Auro3Dと申します。まだクラシックもオーディオも初心者マークが取れていませんが(笑)、「ミューザ」って有名だけど行ったことが無いので、タイトルに惹かれて拝見しましたら、そうそうたる方々がコメントを入れておられて、少々気後れしますが(笑)、敢えてお仲間に加わらせていただきます。
ホールの音や席の位置が話題になっていますが、演目とホールの相性というものもあるのではないでしょうか。
実はこの前、東京芸術劇場の「ブランチコンサート」で、シューマン聴きたさにいそいそと出かけていきました(ベルウッドさんもいらっしゃってましたか?)。あそこは1000人以上入るような大型のホールですが、演目はシューベルトのソナチネとソナタ、そしてシューマンのピアノ5重奏曲でした。客の入りはコロナで制限していることもあるのでしょうが、2F以上は空席で、1Fも半分くらいでしたでしょうか。私は、前から4列目の右端の方の席で、ピアノまでは直線距離で10Mぐらいの感じで、そんなに遠くない感じでしたが、聴こえてくる音は、まるで遠くの雷鳴を聴いているようでがっかりしました。特にヴァイオリンのソロはひどかったです。聴けたのはチェロぐらい。ピアノも音が遠い。
つまり、私が感じたのは、このような小編成の生音演奏に対し、ホールが大きすぎるのではないかということです。バイオリニストから左右の壁までと天井までの距離は10M以上はあったと思いますが、そもそも「室内楽」って宮廷音楽で、王様の居間で演奏するために作られたわけで、まさかこのような大空間を想定して作曲されていませんよね(笑)。
ちなみに、もう一つ話題になっているオルガンですが、このホールは「世界最大規模のオルガン」という触れ込みですが、たまたま先のコンサートの翌日の夜にオルガンコンサートに行ったのですが(席はほぼ真ん中の10列ぐらいで、かなりいい席でした)、ヒジヤンさんもおしゃっているように各国の教会の音にはかなわないですね。
byAuro3D at2021-12-28 13:13
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こんにちは。
例えば、全景写真写り抜群のサントリーホールですが、サンサーンスの交響曲をやるには(オルガンにとって)広すぎると思います。ステージからそして客席から離れ過ぎです。ミューザくらいが限界なのではと思います。
私も一度教会で大オルガンを聴いてみたいです。
今迄何回も記しているので恐縮ですが、カラヤンのレコード(ノートルダム大聖堂オルガン別録り)のオルガンが未だに期待以上(というかうるさ過ぎ)の音量と響き、ある意味ライブ以上の凄さです。実際コンサートホールでこの様に聴こえるのは不可能だと思っています。
以前楽器屋に勤めている時、オーチャードホールにチェンバロを納めましたが、あのホールにチェンバロは辛い。1階の1番後ろで鑑賞するにはPAが欲しい位。そういえば、最近友人がキングクリムゾンを聴きにわざわざ仙台から渋谷までやってきましたが、場所はオーチャードホールでした。
数ヶ月前、ミューザでバッハのカンタータを数人の演奏で聴きましたがチェンバロは勿論、他の楽器も人の声も特に不満はありませんでした。
しばらくはミューザとの蜜月が続きそうです。
byジュン at2021-12-28 15:51
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ホール音響の話も楽しいですね。
自分は紀尾井ホールでチェンバロの音に驚いたことがあります。
バロックが好きなので、チェンバロの演奏は何度か聴いたのですが、ホールでは他の楽器の音にかき消されてしまい、蚊が鳴いているような、「シャカ、シャカとした音しか聴こえない」何のために鳴らしているんだろう?と疑問でした。
ところが紀尾井ホール(定員800名の中ホール)で、バロックオペラ"オリンピアーデ"を観たときに、前側の座席を外して?オケピット風にしていたのですが、チェンバロの音が「まるでCDで聴いているように聞こえるではないですか・・・」
聴いたのは1階席の前方ですが、外した屋根から上に出た音が反射して浴びるように心地よい音色を感じました。驚くやら嬉しいやらで、こちらも衝撃の体験でした。
一方で、見た目は良く似た第1生命ホール(定員約800名の中ホール)で、ライナー・キュッヒル(元ウィーンフィルのコンマス)のリサイタルを聴いたときのことです。1階席の最前列を取ったのですが、演奏が始まると「音があまりにも悪くて」汗が出て来ました。
途中休憩で帰ろうかと思ったのですが、試しに2階の空席に座って後半を聴いてみると、まだまともでした。それ以来、第1生命ホールには2度と行かないと心に誓いました。
byヒジヤン at2021-12-28 16:45
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こんにちは。というか真っ暗なのでこんばんは?
多分そのチェンバロは紀尾井ホールのチェンバロだと思いますが、そのホール所有のチェンバロは仕事で何回も使ったことがあります(ピアノはいざ知らず、首都圏ホールのチェンバロは納めた会社以外の技術者に触らせません)。
紀尾井ホール位の大きさは丁度良いのではないかと思います。
それと同じ位置、要は演奏者と観客の椅子が同じ(高さの)床に載っているというのは重要ではないかと。
思い出しましたが、サントリーホールは(音楽用の)小ホールを作る予定はありませんでした。つまり当初会議室とかなんとか用。
後で結局小ホールも作りましたが、大ホールステージの下にあるピアノ庫から小ホールステージまで運ぶのがさあ大変。
楽器がそのまま載る台車を特注してゴロゴロ押して運び、エレベーターに載せて上げ、小ホールステージ裏へと。
しかし、その小ホールのキャパはチェンバロ含むアンサンブルに丁度良い塩梅でした。ステージは台を置いて少し上げてありましたが、それでもほぼ同じ位の目線位置。
大ホールでは「四季」とか「ブランデンブルク」とか「メサイア」とか何回も使用しましたが、楽器としては小ホールで使って溜飲を下げてるのではないでしょうか。大ホールでもチェンバロの音が小さすぎるということはないです。オーチャードとかに比べれば、、。
byジュン at2021-12-28 17:55
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ジユンさん、こんにちは。
ミューザ川崎シンフォニーホールは、大規模ホールなのに小編成でも大編成でも音が綺麗に座席まで届く稀有なホールだと思います。
ヒジヤンさんのコメントにもかかれていたように、2009年から2010年にかけては、土日開催のアマオケ、学生オケを中心に年間40〜50回のコンサート通いをしていました。
その記録をこのコミュとblogの方に日記で残しています。
ジユンさんはそのミューザに徒歩圏内で通えるとは羨ましい限りです。
小生も移住後は飛行機使って首都圏のコンサートに行くことを考えていますが、羽田から京急使えば30分もかからない交通至便なミューザのコンサートなら昼公演なら日帰りも可能なくらいなのでお会いできるかも知れませんね。
話題になっているパイプオルガンの音ですが、ミューザはホールの容積が広大なので耳に圧が掛かるような密閉空間のような残響が何度も木霊するような感覚はありませんから、Saint-Saensのオルガン付きなら別録りされたようなオケとの音量バランスを求めるのではなく、2楽章でオケの演奏する音の隙間をエーテルのように満たす音響を楽しまれるのが吉かと思います。
以上個人の意見です。
by椀方 at2021-12-29 09:21
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おはようございます。
昔から歩くの大好きな私はミューザ往復の1時間は運動不足解消の手助けになります。若い時は勤めていた渋谷で飲んでいて終電が無くなり、自宅まで歩いて帰った事が何回かありましたが今はもう無理です。
ミューザのオルガンは今年初めてソロコンサートを聴きましたが、ソロで聴く分には別に不満はありませんでした。
件のサンサーンスは今年は2回ミューザに聴きに行きましたが、1回めのコンサートでは1楽章後半の出だし、指揮者が指示しても最初音が出なくて「ス〜〜〜」と空気音だけ!こちらが焦りました。
兎にも角にも、来年1月新宿オペラシティのオルガンでサンサーンス聴けるので楽しみです。
byジュン at2021-12-29 09:46
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ジュンさん
遅い返レス恐縮です。
どのホールもけっこう後方で聴かれておられたのですね。名ホールというのはどんな席でもよい音がするということに尽きるわけで、特に後方でも良い音がするというのは希有です。
ミューザ川崎はそ“希有”に属するのだと思います。自分は、2LA、2RAのバルコニー席の前方席が穴場的な好みです。1Cはかえってイマイチ。それでもサントリーホールの同様の席に較べれば各段によい音です。仰るようにステージと座席の高さの関係が大きいと思います。
チェンバロということでは、曾根麻矢子さんのリサイタルが忘れがたい思い出です。石橋メモリアルホール内の小さなサブホールでの体験です。このホールが今後どうなるのかが心配です。
↓
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20120903/32619/
もうひとつ忘れがたいのは、10年以上も前に栃木市文化会館大ホールで聴いた鈴木雅明さんのチェンバロソロ。大きな多目的ホールですが、あまりに聴衆が少ないので(苦笑)、全員、ステージにパイプ椅子を並べてチェンバロを取り囲むようにして聴かせてくれました。鈴木さん愛用のちょっと歪んだ楽器を間近で聴いた音はそれまでのチェンバロのイメージが一変してしまう体験でした。
Auro3Dさんに横レスです。(ジュンさん、ごめんください)
芸劇ブランチコンサートには、最近、縁あって何度もでかけています。だいたいは12~13列目あたりに座っています。先日の日記では多少の不満を漏らしましたが、意外に室内楽でもそこそこいけると思ってきました。15日にはたまたま行っていませんが、4列目の席でピアノが遠いとか、ヴァイオリンが酷かったというのは、ちょっと信じられません。このホールでは前列の経験がありませんが、よほど何か特殊な事情があったのではないでしょうか。
byベルウッド at2021-12-29 19:02
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ベルウッドさん、ジュンさん
まず初めにベルウッドさんに。
なるほど、そうですか。私は「外れ席」だったのかと思いましたが、もしかするとジュンさんと同じ症状なのかもしれないなと思い始めました。つまり、レコード(録音)芸術の再現をライブに求めてしまうという。
実は今、グリーグのバイオリンソナタの3番を、Auro3Dで聴きながらこれを書いているのですが(2LにNativeソフトがあるのです)、同じバイオリンとピアノの組み合わせなのに、このような(素晴らしい)音は決してあの時の「Live」では聴けませんでした。断然今の方がいいです(笑)。
ベルウッドさんのように、もしかしたら自宅でレコード芸術を聴くより、Liveの方が多い(?)ぐらいの方に比して、私の場合は、Liveはせいぜい月に1回ぐらい。しかも、そのLiveに行く前に、当日の演目をレコード芸術の方で「予習」しておくのが常です。それが良くないのかもしれません(笑)。この前のマリンバもそうでしたが、「予習」すればするほど、大体、Live=本物、にがっかりするようになってきました(笑)。Live慣れしている方であれば、「この聴こえ方が普通」と思えるのかも、とふと気づかされたような気もしています。クラシックでもレコード芸術が特殊な形で進歩して、Liveとの乖離が起きているのでは、という仮説を立ててみましたが、お二人はどう思われますか?
byAuro3D at2021-12-29 20:06
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ベルウッド様
Auto3D様
クラシックを聴き初めて、何かこうパイプオルガンが派手に鳴り響いてカッコいい曲がないかなと思っている時に現れたのがサンサーンスのそれでした。本当によく作ってくれたと作曲者には感謝です。
(チャイコフスキーのマンフレッドもオルガンが現れる時は感動的なのですが、その内沈黙してしまいます)
そして、オルガンが派手に鳴り響く演奏は?と探していた時に発表されたのがカラヤン盤でした。入荷の情報が入るや否や、秋葉原の石丸電気まで買いに行ったのを今でも覚えています。その演奏(オケとオルガンのバランス)はある意味期待以上だったのですが、カラヤンは耳がおかしくなったのではないかとも思いました。
パイプオルガンを備えたコンサートホールでの実演ではもう過度な期待をするのはやめました。
また、ミューザでの座席は2Fもしくは3Fの中央寄りと決めています(1Fは不可)。
byジュン at2021-12-29 23:33
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「生とオーディオ」の楽しい論議に発展していますね。
クラシック系が好きな人は、一度はこのテーマについて感じ、考えたことがあるのではないでしょうか。
「生とオーディオは直接比較するものではない」とは言え、やはりオーディオは「再生芸術」ですので、「生」が指標になります。実際の話、自分のオーディオでのサウンド作りは、「生の体験」をベースにしていますし、「いつも生を意識しています」
その中で感じたこと。
・生は「水もの」で、「よかった」時と「よくなかった」時の落差が大きい・・・(変動要素)演奏、ホール音響、座る席(音量と聞こえ方」、自己の体調と気持ち
・オーディオでも、ソフトによっての落差はあるが「生と比較すると安定している」
・「生とオーディオ」で一番大きな違いは、「オーディオは好きな音量で聴けること」
現実の自分が感じたことをメモすると下記です。
・音楽を聴いて、感動した経験は「生」が多い
・音楽を聴いて、ガッカリした経験も「生」が多い
・音楽を聴いて、「なんていい音なんだ」と思った経験は「生」が多い
・音楽を聴いて、同じ曲で比べて「いい演奏だ」と思った経験は「オーディオ」の方が多い
・音楽を聴いて、平均的にいいと思うのは、(今では)「オーディオ」が多くなった
byヒジヤン at2021-12-30 07:36
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おはようございます。
私は気持ちが昂っている時(今聴くとヤバそうな時)に聴くと泣いてしまう(ここで言う泣くと云うのは実際にポロリとくる、または涙を拭う迄の事をいいます)曲が2曲あります。それは「英雄」の2楽章後半とシベリウスの2番の終楽章コーダ部分です。
しかし、今年それにもう1曲加わりました。思いもよらぬ「運命」の1楽章でした。
生演奏で泣くと涙を拭うのは恥ずかしいし、その内鼻がズルズルしてきて周りにも気を使います。
それに比べ自宅で聞いている時は思いっきり泣けます。またヘッドバンキングし放題です。ヘッドバンキングしたくなるのはグールドのバッハ他、バロック曲が多いです。
それからクラシック以外はもうナマコンサートには行かないでしょう。
最後に行ったのは5年前のBABYMETALが最後です。
byジュン at2021-12-30 08:20
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ヒジヤンさん、ジュンさん
ヒジヤンさんは、「ホールに立つ側」でもあられるので、「聴き専」の音楽ファン・オーディオファイルとはちょっと視点が違って勉強になりますね。
>「生とオーディオ」で一番大きな違いは、「オーディオは好きな音量で聴けること」
これは、高校生の頃にSS誌などで活躍していた故瀬川氏がよく言っておられましたね。「夜中に第九を<静かに>楽しめるのは、昔の王様でも不可能だった愉しみである」というような。
>・音楽を聴いて、同じ曲で比べて「いい演奏だ」と思った経験は「オーディオ」の方が多い
これは、録音にお詳しいK&Kさんに伺った話ですが、プロでもたまにはミスをするので、レコード芸術の場合は(Live録音でない限り)、ある楽章のみ録り直しをしたりして編集をするそうですね。だから「演奏」のレベル(完成度。ミスの少なさ)は当然レコード芸術の方が高いと。
結局、ジュンさんのご経験から初心者の私が学ばせていただいたことは、音の響きの好きなホールを探して、そこだけに行くべし(私はこれまで、演者と演目と場所の便利さ=笑=だけで選んでいました)、ということです。昔は水戸の芸術館が好きだったのですが、今は少し遠いので(笑)。これから心がけたいと思います。
byAuro3D at2021-12-30 08:33
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Auro3D様。
初めに、昨晩のレスで御名前を間違えてしまい大変失礼いたしました。
恥ずかしながら、年金生活中の現状、私はチケット代は無料〜¥2000迄と決めております。必然的にアマオケ中心となります。
しかしながら、その時の感動具合は料金の大小とは関係ありません。
今迄で1番「やっぱしナマはすげーー迫力」と思ったのは県立音楽堂で聴いたショスタコヴィッチの5番!演奏は東大オケでした。
byジュン at2021-12-30 09:00
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ジュンさん
落涙シリーズのご紹介、ありがとうございました。クラシック初心者の私は知らなかった曲なので、早速、シベリウスの2番、Amazon Music HDで探して聴いてみました。
いいですねぇ!荒涼たる北の大地に吹きすさぶ雪嵐を感じました。こういう情報交換、もっとしたいです。
私の「涙腺崩壊曲」(笑)は、月並みですが、交響曲であれば、モーツアルトの40番の第二楽章、それからブラームスの1番の終楽章ですかね。でも不思議なもので、「そこ」だけ聴いてもグッと来ないんですよね(笑)。全部を通して聴いて初めて、「そこ」で(涙)。
東大のオケは、大学NO.1ですよね。やはりお家柄でしょう。ある意味、「格差社会・新階級社会」の象徴的な現象の一つかと(笑)。
byAuro3D at2021-12-30 12:49
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ジュンさん
私も今後ミューザ開催のコンサートに行って、色々な座席を試したいと思うようになりました。ありがとうございます。
Auro3Dさん
東大オケのメンバーは、留年までして音楽に打ち込んでいる人も結構いるのです。(本末転倒かもしれませんが)
>「格差社会・新階級社会」の象徴的な現象
などと言わず応援してくださいね。
bycozycozycozy at2021-12-30 13:11
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運命の1楽章なのですが、他の2曲とは泣く要因が少し違います。
それは「どこでどうしたらこんな曲が生み出せるんだ!?」
という事に尽きます。
ベートーヴェンはこの様な曲が多く。(今更ですが)他に。
第九のスケルツォの冒頭、ティンパニ。
最後のピアノソナタ32番。途中で突然スイングし始める!?
そして私的に極めつけは、
ピアノ協奏曲第4番2楽章冒頭の弦楽器とピアノのやり取りです。
もうこれは「ドラマ」です。涙ポロリまではいきませんが、ウルっときたことは何回もあります。
すみません止まりません。
byジュン at2021-12-30 13:14
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cozycozycozy様。
アマオケ漁りをする様になって、東大と慶應は派生オケがたくさんある事を知りました。
あの早稲オケも2軍3軍があって、初心者で入部すると1回も本番コンサートのステージに上がれないとか噂で聞いた事があります。
さすがに海外公演するだけの事はありますね。
むかしむかし、早稲オケがマーラーの6番をやると聞き、びっくりしたことがありますが、層も厚いのだと思います。
byジュン at2021-12-30 15:01
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Auro3Dさん
>レコード(録音)芸術の再現をライブに求めてしまう
たぶんそれが原因だと思います。
特に音量です。低音のバランスとか音量は、耳が麻痺してしまう。オーディオなら、自分が好きなように大音量や図太い低音を鳴らせます。しだいにそれに慣れてしまい、それが仮想の基準になってしまう。それで生を聴くと、その基準や期待と違ってがっかりするということなんだと思います。
ライブ録音でも、取り直しとか修正、複数のテイクの編集は頻繁に行われています。録音嫌いで有名だったチェリビダッケは、ライブ収録のプレイバックを聴いて、あそこのホルンのミスはどこへいったんだと怒ったそうです。私たちが知らないだけです。
その現場に立ち会うことはあまりありませんが、個人的には小澤征爾/サイトウ・キネンの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の冒頭でホルンがやっぱりうまく音が出ませんでしたが、CDでは見事に吹いていてちょっと苦笑しました。
紀尾井ホール室内管のマーラー「交響曲第4番」(室内楽版)では、スコルダトゥーラのヴァイオリンの弦が切れてしまいました。演奏はそのまま続けられました(妙技を見せられて感嘆しました)が、終演後、「NHKの録画が入っているのでさすがにこのままではマズイのでもう一度やり直します」と言って弦を張り直して再演。得しました(笑)
byベルウッド at2021-12-30 23:40
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ジュンさん cozycozycozyさん
学生の頃、部室に友人を訪ねるとヴァイオリンを弾いていたので「いくらするの?」と聞いたことがあります。こともなげに「50万」との返答。学食で100円で昼飯が食べられた時代。50万なら小型車が買えました。「へえ~」と驚いたら、「これは外出練習用。家にはもっといいヴァイオリンがある」と、とどめを刺されました(笑)。東大オケが一番金持ちかどうかはわかりませんが、良家の子女が集う学生オケとはそういう世界です。
音大の最高学府・東京芸大に合格するには、教授センセイに習うために地方在住であっても週一でヒコーキで上京する。それを何年も続け、それでも二浪、三浪も覚悟…という世界。だから外人が合格するのは不可能。留学枠もないので、総勢1008人の音楽学部には、外人はベラルーシからのたった一人だそうです。
byベルウッド at2021-12-30 23:56
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ベルウッドさん。
そういえば私事で恐縮ですが、元エレクトーン講師の妻は(お金の掛かる)私立音大出、元日銀理事の義兄は(お金の掛かる)東大出ですが、実家は病院(正確には医院)でした。
因みに私は東海大卒ですが、実家はフツーのサラリーマン家庭でした。
byジュン at2022-01-05 18:36