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ヒジヤン
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昔(小・中・高・大学時代)大好きだったオーディオに、近年再度はまってしまった者です。

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日記

カルミナ・ブラーナ

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2020年03月08日

この曲はオーディオでの再生が最も難しい部類の楽曲ではないでしょうか。オーケストラに大きな混声合唱とソプラノ・テノール・バリトンの独唱の編成で演奏される楽曲です。このような編成で、宗教曲のように教会の響きを使った音楽でもないです。宗教曲などは響きのマジックを使い、再生音楽でも比較的容易に心地よく聴けるものです。
ですが、カルミナ・ブラーナは世俗的カンタータであり、修道院で発見された詩歌集にカール・オルフが音楽をつけた、「楽器群と魔術的な場面を伴って歌われる、独唱と合唱の為の世俗的歌曲」とのことです。この曲では、大編成の圧倒的に大きなサウンドと、何度も繰り返される強烈なリズムの切れのよさがポイントとなります。

シェエラザードのよい音源を捜している中で「Zig-Zag Territoires」というレーベルのCDがよかったので、数枚を追加で取り寄せました。その中で選んだもののひとつが「カルミナ・ブラーナ」でした。

1)インマゼール指揮 アニマ エテルナ オーケストラ 2014年録音盤
悪くないです。強烈に響く打楽器や管楽器が生み出すリズムの切れのよさは抜群かと思います。音像の密度感も十分でぎゅっと詰まった芯のある音が味わえます。ですが、やや編成が小さいためでしょうか圧倒的に大きなサウンドという面でややもの足りなさが残りました。

2)ラニクルズ指揮 アトランタ交響楽団 2000年録音盤
このDiscはオーディオの知り合いが、よい音源として紹介してくれたものです。さすがに、圧倒的に大きな音場に驚きます。1)と比べると、空間が倍くらいに大きくなった印象を受けました。ですが、1)と比べてリズムの切れ味と密度感に一歩譲る印象でした。

ちょっと話題が逸れますが、ピアノ・マニアという映画をご存知でしょうか。ピアノの調律師が主人公の映画ですが、話の中でピアニストに調律師が問いかけます。「ぎゅっと凝縮した音にしたいか」それとも「パッーと広がる音にしたいか」と言う場面があります。この問いにピアニストは、「両方だ!」と答えます。調律師は困ったような顔をしますが、すぐに黙々と作業に取り掛かります。映画を観ながら、ピアノの調律師もオーディオ・マニアも同じだと思い、笑みを浮かべた記憶があります。

さて、そんなぎゅっと凝縮した音と、パッーと広がる音を両立させてくれるのがこの音源でしょうか。
3)ヨッフム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 1967年録音盤
大編成の圧倒的に大きなサウンド、リズムの切れのよさ共に何の不満もありません。そして演奏が熱いです。この曲の魅力を余すところなく伝えてくれると言っても過言ではないと思いました。50年以上も前に録音されたものとはにわかに信じがたいです。

ヨッフム盤がカルミナ・ブラーナの決定盤であることは、半ば常識的に言われていることですが、この盤の魅力を余すところなく再生出来ているかは、また別なことです。この盤はDGのBOXの中に入っているケースも多いので、たまに引っ張り出して、オーディオ・システムの成熟度合いを量りながら聴いてみるのも面白いかと思いました。


3/11追記
レスをいただく中で、マイケル・ティルソン・トーマス盤があることを知ったので、追加で取り寄せて聴いてみました。

4)M.T.トーマス指揮 クリーヴランド管弦楽団 1974年録音盤
冒頭の一撃で引き込まれました。ピアノの低弦を主軸に、低音楽器が一斉に奏でる音はこれまで聴いたことがない音です。その不思議な魅力に引き込まれてしまいました。演奏は全体的にリズミカルに進行していきます。ヨッフム盤と比較して歌手陣の弱さは否めませんが、この演奏の魅力も十分にあると思います。最初と最後だけでも聴く価値がありますね。録音も優秀で、手元に置く音源としてお勧めできる1枚だと思いました。

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  1. ビジヤンさん

    シェエラザードの次はカルミナですか!^_^
    冒頭の、「運の女神よ」は映画(特にホラー オカルト系?)や、ドラマ、CMに多用されるくらい、カッコいいですよね。

    私の愛聴版は、レヴァイン 指揮シカゴ シンフォニー盤です。シカゴの機動力が全開です。もう一つはムーティ指揮フィルハーモニア盤。こちらは、さすがムーティらしく、まるでイタリアオペラかと思えるカンタービレが楽しめます(オカルト風ではなくなります)。この路線で行けば次はアイーダの合唱シーンでしょうか?

    ピアノマニアは、ローラン エマールとかブレンデル、ランラン などなどの著名ピアニストとスタンウェイの技術主任のプロとプロの意地のぶつかり合いみたいな面白いドキュメントでしたね。きれいに忘れてましたけど、もう一度見たくなりました。

    byパグ太郎 at2020-03-08 17:50

  2. パグ太郎さん、レスありがとうございます。

    ピアノマニア観られましたか。
    主人公のピアノの調律師とオーディオマニアが重なって、とても楽しかったです。およそ8年前の映画ですが、当時はオーディオにどっぷりでしたので、オーディオマニアはピアニストの要求と調律師がウデをふるう姿を一人で二役やっているのだ!などと思い、妙に感動してしまった記憶があります。

    自分ももう一度観たくなって調べてみたのですが、前まではアマゾンプライムビデオで見れたようですね。今は利用できなくなっていましたが。。。

    DVDになっているようなので、オーディオマニアの方には是非観てほしい映画です。

    byヒジヤン at2020-03-08 19:07

  3. ヒジヤンさん

    カルミナ・ブラーナと来ましたか!イイデスネ。

    こういう大編成オケと合唱の大曲が豪快に鳴ってくれると痛快ですよね。逆に再生(録音も?)も難しいということですね。

    私も、LP時代にレヴァイン/シカゴ響でこの曲の洗礼を受けたクチです。当然、再生は難しかったです(たぶん今でも)。その時はヨッフム盤の存在を不覚にも知らなかったのですが、だいぶ後でCD(SHMCD)を買って、その録音の素晴らしさにぶっ飛びました。これはもう文句なくアナログ時代の傑作録音のひとつですね。

    その少し前に、ラトル/ベルリン・フィル盤を購入したのですが、これが酷い録音でがっかり。それだけにヨッフム盤を買って驚いたのです。ラトル時代のベルリン・フィルは、ライブ収録の即席音源が多くてがっかりの連続。EMIは堕落してました。私的にラトル評価低落の要因のひとつとなりました。ホンモノは素晴らしかったですけどネ。



    それにしても絶好調なんですね。ヒジヤンさんの満面の笑みが見えるようです。

    ぜひ、先日のグリモーのペルト「クレド」にもチャレンジしてください。

    そのほか、こうしたオーディオ百名山的《名峰》のいくつかを推薦しますと…

    ストラヴィンスキー「結婚」:
    レヴァイン/シカゴ響、クルレンティス/ムジカエテルナ 等

    ヴェルディ「レクイエム」:
    ムーティ/シカゴ響、アーノンクール/ウィーン・フィル 等々



    シカゴ響の登場回数が多いのは、何と言っても付属の合唱団(マーガレット・ヒルズ指揮)の実力が凄いからです。

    byベルウッド at2020-03-09 09:57

  4. ベルウッドさん、レスありがとうございます。

    最新のサウンド調整を終えて、悦に入っています(笑)
    ・新しいCDP導入で、音数は増えたのですが音が前に来てしまい悩みました。
    ・それをたわしでやや遠めに配置し、加えて解像度の大幅アップです。
    ・遠めに配置した分で、音楽が迫るような感覚が減退したので、最後のピースで補正しました。
    まとまったと実感しましたので、ただいま絶賛聴き込み中です。

    今回取り上げた「カルミナ・ブラーナ」はクラシックですが、これが上手に鳴らせれば、ジャズでもロックでも鳴るという音源です。

    鳴りやすいものや、自宅でよく鳴るものばかり聴いて悦に入っていても進歩はないですからね。

    さて、ご紹介の音源は全て意地悪音源ですね。
    オフ会でこれらを持ち込んで、「やっぱり鳴りませんな~」と言ったら、意地悪おやじのレッテル間違えなしです。これらの意地悪音源は手持ちしていますので、そっと一人で聴いてみます。

    あっ、自分は光Disc再生派ですが、ネットワーク・オーディオをやられている方は、音源を持っていなくても
    お試し確認が出来るんですよね?

    byヒジヤン at2020-03-09 19:06

  5. 初めまして。
    「カルミナ・ブラーナ」はマイケル・ティルソン・トーマス/クリーヴランド管弦楽団も良いですよ。最近DUTTONでSACD化されました。
    2CDLX7369です。新譜発売当時 米盤CBSレコードのマスターサウンドで素晴らしい音を出していました。
    演奏は永く聴きすぎ他を受け付けないのでヨッフム盤ですね。こちらもSACDがありますが、なぜか当時のLPでないと。

    byトム at2020-03-10 02:38

  6. トムさん、レスありがとうございます。

    マイケル・ティルソン・トーマス指揮のカルミナ・ブラーナがあるんですね。マイケル・ティルソン・トーマス盤はマーラーの交響曲でお気に入りです。実演も聴きに行きました。

    マイケル・ティルソン・トーマス盤は聴いてみたいので、ポチろうと思います。

    byヒジヤン at2020-03-10 13:41

  7. ヒジヤンさん、トムさん始めまして。
    Michael Tilson ThomasはCDもサラウンドで有名でしたが、SACDも出ましたね。前に女性コーラス、後ろに男性コーラスやペット。

    byナショナルキッド at2020-03-10 17:00

  8. ヒジヤンさん
    わたしもM.T.トーマスの大ファンでマーラーの3番は古今東西で最高の演奏・録音だと思っています。何度聴いても背筋が寒くなる?目頭が熱くなる?唯一のディスクです。サラウンドも絶好調と思います。ショスタコーヴィッチの交響曲全曲を録音してほしい指揮者です。
    マーラーは昔、バーンスタインの長時間の3番を200%の薄いオープンテープで繰り返し聴いていましたのでなじみの曲なのです。
    話がソレて申し訳ありません。

    ナショナルキッドさん
    私も4chSQ-LPの時代からのマニアですが、このSACD「カルミナ・ブラーナ」は2chのほうが音のまとまりが良いように思います。
    余談ですが、ブレーズのオケコンは本来の4ch配置でDUTTONでSACD化されて良かったです。
    DUTTONには期待しているのですが、CD-4で出ていたプレスリーの「エルヴィス・イン・ニューヨーク」の4ch盤を待っています。
    冒頭のツァラトゥストラからの入りが最高です。

    byトム at2020-03-10 18:13

  9. ナショナルキッドさん、レスありがとうございます。
    マイルームを拝見しました。
    サラウンドも楽しまれているのですね。
    自分はステレオ再生したしていないのですが、SACDのDSDは音がいいのでSACD盤を多く所有しています。ステレオ再生してもPCMより立体感に優れると感じています。


    トムさん
    マイケル・ティルソン・トーマス盤をポチりました。ちょうど限定版が出ていたので通常CDですが。Amazon プライムなので、明日には届くと思いますので聴くのが楽しみです。

    byヒジヤン at2020-03-10 20:06

  10. ヒジヤンさん、トムさん。
    カルミナ・ブラーナSACD盤はガーシュイン自作自演のサラウンドもあり結構面白かったですよ。
    所でサラウンドは下手な演奏が目立つんです...。

    byナショナルキッド at2020-03-11 14:24

  11. 楽しみに帰宅して、マイケル・ティルソン・トーマス盤のカルミナ・ブラーナを聴きました。

    よかったです!
    冒頭の一撃でやられてしまいました。ピアノの低弦を主軸に、低音楽器が一斉に奏でる音はこれまで聴いたことがない音です。その不思議な魅力に引き込まれてしまいました。これを聴くだけでも価値ありだと思いました。

    本文にもMTT盤の感想と紹介を追記しました。

    byヒジヤン at2020-03-11 20:07

  12. ビジヤン様

    貴日記に触発されて、本当に久しぶりにヨッフム盤(1967年DGG)を全曲聴きました。
    以前聴いたのは古いLPだったと記憶していますが、忘却の彼方です。
    同曲の手持ちはLPのみで、プレヴィン盤(EMI)を含めLPは「お蔵入り状態」なので、NML(Naxos)のストリーミング配信で、ヨッフム盤を聴きました。

    全く凄い演奏と録音ですね。(存命中のオルフが監修した録音としても有名ですよね)
    メリハリ、スピード感が最高ですし、大好きなヤノビッツ(S)、F・ディースカウ(Br)の声は、全盛期の録音でもあり惚れ惚れします。
    シュトルツェ(T)の歌唱のここまでの「ねっとり感」(下品寸止め?)は他の録音では無いものでしょう。

    元々興奮をよぶ曲ですが、この躍動感と高揚感の凄みは、オケと合唱が歌劇場のメンバーであることも寄与していそうです。

    ご紹介のインマゼール盤(古楽器、小編成の2014年録音)もNMLで聴きましたし、次回はMTT盤あたりも聴きたいですが、録音の切れ、音場の広大さはヨッフム盤がピカイチではないでしょうか?
    NML配信でこれほどの音質なのですから、CD盤か、2011年のDSDマスタリングのSACD盤、あるいはハイレゾ音源が欲しくなりました。

    ※因みに、NMLは、膨大なライブラリーから、本当に素晴らしい音質で配信してくれますが、「ギャップレス再生」不可なので、こうした曲では、各曲間にポーズが入ってしまい、ちょっと興ざめです。

    byシェルティーのパパ at2020-03-20 01:11

  13. シェルティーのパパ さん、レスありがとうございます。

    ヨッフム盤のカルミナ・ブラーナ、いいですよね。この曲が満足して聴けるようでしたら、再生側の追い込みも十分なのだろうと思います。

    ネットワークを使って様々な音源をすぐに確認できるのもよいですね。気に入ったものだけを自分のライブラリに保存すればよいですから。

    自分もストリーミング再生を今後の課題にしようと思います。

    byヒジヤン at2020-03-20 12:33

  14. ビジヤン様

    ナクソスのストリーミングは本当に高音質で素晴らしいです。
    そのライブラリーの膨大さも驚きです。
    グラモフォン、デッカ、 Emiその他 メジャーレーベル、あまり知られていないレーベル系のものも入っています。(残念ながら 、CBS ソニー系、DENON系はライブラリーに入っていませんが、、)

    実は、私はこのナクソスの配信を完全無料で利用しています。
    都内や首都圏のいくつかの自治体の図書館では、そこで利用登録(5分で終了)さえすれば、パソコンで完全無料、フル機能で利用できるのです。(一般の有料会員との差は、サイト内に楽曲のお気に入り記録ができないこと、感想の書き込みができないこと、スマホでの利用ができないことだけです)

    有料会員だと月々税込で2000円ですから、無料は本当にありがたいことです。

    私のブログに詳細を書きましたのでぜひご覧ください。
    (ちなみに、私が登録している東京都千代田区立図書館は、どこの在住者、在勤者であろうとも、2年更新の登録が可能です)

    https://24267456.at.webry.info/201811/article_1.html

    byシェルティーのパパ at2020-03-20 13:35

  15. シェルティーのパパ さん、情報ありがとうございます。

    ブログも拝見しました。ナクソス・ミュージック・ライブラリーが無料でストリーミング出来るサービスがあるんですね。図書館で積極的に導入されている件もインターネットで確認しました。拙宅の近くではまだないようですが、近くに導入されるのも時間の問題かと思います。

    ライブラリーの数も多くて、音質もよく、無料で活用できるとなら絶好ですね。

    byヒジヤン at2020-03-20 18:40

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