ヒジヤン
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昔(小・中・高・大学時代)大好きだったオーディオに、近年再度はまってしまった者です。

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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~8畳 / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
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日記

オーディオ振り返り7 – サウンドの追い込み

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2020年06月13日

低音の制御が出来るようになると、また別のことが気になってきました。部屋の悪さを取り除いていたつもりでも、押し出しの強い低音や部屋に充満するような低音を出すと諸々の影響が出てきます。振動は音を濁らせたり、音像を揺らせたり、細かい音をかき消したりします。だから振動対策が必要になります。スピーカーからの振動影響が小さくなると、機器の内部振動の影響が出てきます。振動影響はどこまでも付きまとってくるものです。
また、細かい音が出るようになると音響が気になるようになります。音が聞こえる位置の調整、響きの感じ方の調整などを少しずつ整えていく感覚です。

電源と音響と振動対策、少しずつ追い込みを進めました。そんな繰り返しをしていると、サウンドコントロールが出来るようになります。この音をこのように変えるなら、ここをこうすればいい、などのイメージがわくようになってくるのです。

ですが、ここでまた壁が立ちはだかりました。サウンドコントロールが出来ても、音楽を聴くのに、どのように調整するのがいいのか迷ってしまうのです。実演を聴きに行っても、ホールの違いや座る位置で聴こえ方は全く変わります。そして生演奏がいいかと言うとそんなこともなく、これならオーディオで聴いた方がよかったというケースもあります。生演奏は水もので、よく感じるときと、よくなかった時の幅が大きいと感じていました。

その点、オーディオは比較的安定しています。同じ音源を聴けば、いつ聴いてもサウンド面はそれほど変わらずに聴くことが出来ます。ですが、怖いのはこの点でした。一度調整してしまうと、その調整結果で音が決まる点です。

一時、コンサートホールの最前列で聴くのが好きでした。だから、市販のCDを再生してもコンサートホールの最前列で聴くような音に調整していました。でも普通のソフトは、最前列で聴くようには編集されていないはずです。でもそれを無理に作ってしまっていたのです。

更には、感動する音楽とはどんなものか。その時のサウンドとはどのようなものなのか。考えても答えは出ません。身をもって体験するしかないと思い、様々なホールの、いろいろなコンサートに出かけました。そうこうしているうちに何となく掴めた気分になっていたのですが。。。

「国内のホールやコンサートを聴いただけで分かった気になっているだけでは?」
と、ある方から言われました。悔しくて何か言葉を返したかったのですが、一言も出ません。だから、世界第1級と言われるウィーンに行って聴いてくることにしました。オーディオのための音楽旅行でした。世界一と言われるウィーンの楽友協会大ホールで聴くサウンドとはどんなものか確かめたかったのです。

やはり国内で聴くホールのサウンドとは違いました。当時の体験記から抜粋すると、エッセンスは以下となります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ホールの音響と言うよりは、ホールが楽器のように鳴っていると感じた。段々畑状になっているステージが鳴っている。低音が鳴ると、客席の床もビリビリする。低音楽器は、この床に増幅されて怒涛のように押し寄せて来る感覚だった。

・鳴り響く低域、張り出し艶のある中域、あくまで透明な高域だ。低音は床面近くの低い部分にステージから迫りくる感覚で響く、その上に中域が位置して、高域は上から降り注いで来るような感覚を受けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体験記の中では、「これぞ音楽を聴くためのサウンド」と絶賛していました。もう10年近く前の話ですが、当時はこの感動したサウンドイメージをベースにオーディオのサウンド作りをしていました。特効薬はありません。電源と音響と振動対策などを駆使しながら、少しずつ追い込んでいくしかないような気がしています。

振り返ってみると、2008年から2012年の5年間の活動がピークでした。オーディオ回帰以降の振り返りで記した内容も、この期間に集中しています。鳴らなかったマーラーも、ようやくここまで来たかと涙を流す日記もありました。大所を押さえたら、細かな部分に入っていく感覚でしょうか。

いくらやっても終わりはありません。喜んだり悲しんだり、赤くなったり青くなったり、紆余曲折の連続ですが、オーディオは生涯をかけて取り組める素敵な趣味ですね。自分が思い描くサウンドイメージに向かって今後も活動を続けていきます。

振り返り おわり

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レス一覧

  1. ヒジヤンさん おはようございます。

    ウィーンまで聴きにいかれたのですか、恐れ入りましたね
    凄いホールですね、一度聴いてみたいですね。

    私は海外での演奏会の旅行は一度もなく、オーストラリアの観光旅行での途中シドニーのオペラハウスで"魔笛”を聴きました
    演奏者の詳しい内容は忘れましたが中国の方が指揮をしてました
    感動は薄かったですが、
    観客のドレスアップ姿に感動しました(笑)

    "生演奏は水もので、よく感じるときと、よくなかった時の幅が”
    ほんとですね、本当の音って一体何なんですかね 時々そう思うとき
    があります。
    オーディオって感動の再現ができることが良いですよね。

    色んな感動が多い中で
    演奏会ではサントリーホールでのマタイ受難曲
    絵画では、東山魁夷さんの本物を目にしたとき、
    オーディオでは
    京都の植物園北側にあったサウンドポイント505でのW.Eオールホーンシステムでの音!吹き抜ける低音でした。

    ヒジヤンさん終わりのないサウンドステージに向かって邁進され、情報の発信を続けてください。

    お疲れ様でした。

    by田舎のクラング at2020-06-13 09:06

  2. ヒジヤンさん、おはようございます。
    僕はサントリーホールの音を聴きに東京へ行ったことはありますが、ウィーンとは頭が下がります。
    そういえば近所にヴィレッジバンガードにJAZZを聴くためだけにアメリカへ渡った人がいます。
    僕も一度はウィーンだ聴いてみたいです。

    byせんべい at2020-06-13 10:26

  3. ビンヤンさん こんにちは

    私の好きな席は 15列から 20列 位なんですが 録音されているのは そんなに 後ろでは 無いようにも 思います。
    最近の 鳴り方は 5から 10列目くらいの 割と かぶりつきに使いネ しかし ステージは それなりに見える感じに なっているなぁ!!と 思います。

    オーディオは 沢山の アイディアと 知識が あれば いかようにも 変化,進化できるものと思います。

    情報発信 これからも よろしくです。


    コンサートは いつでも 最高の演奏に 出会えるわけでは 有りませんが 家の 素敵なホールでは 最高の 演奏者を 招き入れることが 可能 何ですから。

    こんな 素敵な 道楽は 有りません。

    コロナ騒ぎが 終焉したら 私も あちこちのホールを 楽しみたいと思っております。

    byX1おやじ at2020-06-13 11:08

  4. いなかのクラングさん、レスありがとうございます。

    オーディオのためにウィーンまで聴きに行ってしまいました。その時は悔しさ半分あったのですが、行ってよかったと思いました。日本で聴くのと全然違うんです。現地に友人が出来たこともあり、6回も行ってしまったんですよ。オーディオ・バカです。

    シドニーのオペラハウスで"魔笛”に行かれたのですね。オペラハウスのドレスアップした光景も豪華ですよね。皆さん背が高くて、おぉぉぉぉという感じです。

    >オーディオって感動の再現ができることが良いですよね。

    そう思います。
    でも自分が一番感動した記憶は、オーディオの調整が嵌って愕然としたレベルアップが図れたときなんですよね。血が沸き、肉が踊ります。人が聞いたら笑われてしまうかもしれませんが、あの感動を再び!なんて感じです。

    終わりのない自分だけのサウンドステージ、いいですね。三歩進んで二歩下がってもかまわない精神で、共に進んでいきましょう!

    byヒジヤン at2020-06-13 11:20

  5. せんべいさん、レスありがとうございます。

    サントリーホールに聴きに行かれたのですね。九州からだと、かなりの距離ですね。ヴィレッジバンガードにJAZZを聴くためだけに行かれる方もおられるのですね。

    >僕も一度はウィーンで聴いてみたいです。

    是非是非です。本当にサントリーホールとは対照的というくらいに違います。せんべいさんは様々な製品も作られているので、きっとオーディオ感にも影響があると思います。

    そして、更に良い製品作りを期待したいものです。

    byヒジヤン at2020-06-13 11:26

  6. X1おやじさん、レスありがとうございます。

    そう言えば、コンサートホールの好きな席の話を以前にしましたよね。後ろより好みのX1さん、前より好みのヒジでした。

    録音位置は、マイクとの距離を考えると5列目くらいでしょうか。マイクは高い位置にあるのが普通なので、もう少し前ですかね。

    >オーディオは 沢山の アイディアと 知識が あれば いかようにも 変化,進化できるものと思います。

    まったくそうですね。思考と工夫次第なので、本当に面白い趣味だと思います。

    X1おやじさんでしたら、世界を股にかけて聴きに行かれるのでしょうね。きっと音楽鑑賞マニアとは違う聴き方とアクションがあると思います。感想やその後のサウンド作りも楽しみです。

    byヒジヤン at2020-06-13 11:37

  7. ヒジヤンさん
    こんばんは。

    振り返りを拝読して、ヒジヤンさんの音への拘りに驚きの連続でした。
    オーディオのためにウィーンに出かけるとはビックリです!

    楽友協会大ホールでの音楽鑑賞は私も2回経験がありますが、旅行のついでに2回ともオフシーズンでのマイナープログラム鑑賞(1回目は若手音楽家の演奏、2回目は夏の観光客向けのガチプログラム)だったため、音響より芸術建築としての内装と歴史の重みに感動した記憶しかありません。

    最近、生演奏を聴く機会が旅行以外に減ってしまいましたが、日本国内の演奏レベルも極めて高くなっているので、部屋に篭ってばかりいないで、早く生音を聴きたくなりました。

    byvanilla at2020-06-14 00:11

  8. vanillaさん、レスありがとうございます。

    オーディオのためにウィーンまで行ってしまいました。vanillaさんも楽友協会大ホールに行かれたのですね。歴史や文化を感じるホールですよね。

    自分はマラ5を鳴らす目標があったので、その演目がある日を狙いGW直後の芸術週間に再度休みを取っていきました。聴きたいプログラムも集中していました。確認したところ、到着直後の夜から8回も聴きに行っています。

    しかも、同じ公演を座席の位置違いで聴く計画にしたり、すぐ近くのコンツェルトハウスでも聴いたりと、ホールの音響とそのホールでオケの鳴らし方を感じ取ろうと必死で、全身をアンテナにして聴いていましたから感じるところは違うと思います。

    ホール全体(浮かし床、浮かし天井)を使った低音の鳴らし方に驚き、帰国した日には床下にもぐって25本の束で締め上げた床を、低音の鳴りがいいように緩めましたから。オーディオ・バカです。

    やっぱり生とオーディオの両輪で転がすのがいいですよね。不思議なのですが、生演奏を聴いた後はオーディオの音もよく聴こえるのです。早く自由にコンサートに行けるようになって欲しいものです。

    byヒジヤン at2020-06-14 08:00

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