日記
音楽性とオーディオ的快感
2021年03月11日
電研<<ノイズカットトランス>>を採用してから、音が滑らかになり、優しく芳醇になったと感じます。さらに埋もれていた音が浮かび上がり、立体感が増したことにも満足していました。感覚的に表現すると、いつまでも聴いていたくなるような音楽性が上がったと感じます。反面、音の凄みや際立つ音に感じるオーディオ的快感は減っていましたが、これでいいと思っていました。もう少し言えば、オーディオはこれで上りかな?とも思うようになっていました。
ところが先日、古くからのオーディオ仲間のMt.T2さんが大阪から上京した際に聴いてもらった時のことです。半年前にも聴いてもらっていましたので、今回の聴きどころは<<ノイズカットトランス>>採用後の変化でした。
ヒジ「前回から変わったところは、<<ノイズカットトランス>>を採用したことにより、滑らかでずっと聴いていたくなる感覚になったことです。どうですか?」
テツ「・・・・・ 確かに滑らかでいいのだけれど・・・」
ヒジ「何が不満なのかな?自分的にはオーディオ上がりでもいいかと思っているのだけど・・・」
テツ「うーん、以前のような凄みを感じないと言うか・・・」
ちょっとショックでした。これはいい!と思って聴いてもらったのですが、このコメントには青かったです。
このような評価を受けて、思い当たる節がないわけではなかったです。<<ノイズカットトランス>>を採用して、音が滑らかで優しく芳醇なサウンドに酔っていたのですが、オーディオ的な快感は感じにくくなっていました。だから、オーディオはこれで上がりでもいいかと思っていたのかもしれません。
オフ会後に悩みました。オーディオ的な快感も捨てがたいし・・・、何とか芳醇な音楽性とオーディオ的快感を両立出来ないものかと・・・
考えた末に試してみたのは、金属タワシです。<<ノイズカットトランス>>で大幅なノイズ低減を図ると音が優しくなります。これが原因で、オーディオ的快感が感じにくくなるのだろうと思ったのです。

そこで、<<ノイズカットトランス>>を採用する前に音の調整をしていた金属タワシアースを再調整してみることにしました。ノイズ低減効果でマイルドになりすぎた高域を、ステンレスたわしを使って音を立てるのが狙いです。ステンレスたわしを増量することで、オーディオ的な快感が蘇って来ました。これはいいです。ただ、やり過ぎは禁物です。塩梅が大事かと思いました。
優しくした音を別のもので際立たせるのは、行ったり来たりしているようにも思えますが、ノイズで際立っていた音を音楽情報そのものを際立たせる方策なので、別ものになると思っています。試してからまだ1週間程度ですが、いい感じに落ち着きそうです。
このやり方で音楽性とオーディオ的快感が両立できそうなので、引き続き進めてみようと思います。
レス一覧
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ビジヤンさん、レポートありがとうございます。
うちでもノイズカットトランス導入後、金属タワシの接続の変更で効果がありました。何をどう変えるか?は これから試行錯誤になりますが、ノイズカットトランスと金属タワシは併用しないよりは併用が良かったです。
色々と使いこなしがあるのも面白いです。
金属タワシもノイズカットトランスもビジヤンさんのレポートのおがけで導入しました。改めてお礼申し上げます。音楽の快感、オーディオ音質向上の快感 両方楽しめます。凄いアクセサリーと思います。
byYongJoon at2021-03-11 19:31
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ヒジヤン、先日は楽しく貴重な時間をありがとう!
お陰様で、めっちゃ刺激を貰って・・・こりゃあ拙宅ももっと精進せにゃあいあかんな!って気持ちが沸々と湧いて来てます!(^^
ま、半年振りとは言え、熟成されたSANSUIで聞いた最後のサウンドから・・・一転、現代ハイエンド系(独自路線ですが)となるALLION(A10の200VのSpetialモデルになるのかな?)への転進の上、さらにノイズカットトランスによる熟成サウンドへの変化なので・・・実際、ガラッと変わってましたが・・・(滝汗
と言いつつも、ヒジヤンサウンドの本質はそのままに、より滑らかで上質な実在感のある力強いサウンドに変身してたと思います(^^;
ただ、σ(^^)私の現在の好み?拙宅に無いものねだり?な・・・オーディオ的な硬さのあるスリリングな音が・・・以前は結構感じられ、その点に憧れていたのですが・・・(汗
滑らかで上質な音楽再生になった分・・・歌や演奏は曲として迫ってくるんですが・・・オーディオ的な演出?派手さや艶やかさ、ハッとさせる瞬間のこれ見よがしなアピールが陰を潜め・・・σ(^^)私の好きだったヒジヤン邸サウンドとは結構テイストが変わってて(大滝汗・・・って、他人の家のサウンドに自分の聞きたい音も求めるなって?(^^;
まあ、この要素はある意味トレードオフな関係もあって・・・両方を満足させるのは非常に難しいことだと認識してて・・・オリジナル盤の極限的な鮮度と、もの凄い名演奏の時に感じる満足感と同じで・・・そのイメージを如何に通常のコンテンツで鳴らせるか!?・・・
あれこれ議論した話題から、その両立へのヒントを思い浮かべ・・・さっそくヒジヤン流の調整を成し得たとのこと・・・さすがにチューニングの魔術師!
近ければ、直ぐにもおさらいに駆けつけたいところですが(汗・・・ステンレスたわしアースと言うヒントと・・・真似ニートーでの違ったアプローチもイメージしつつ・・・拙宅サウンドの修行も進めたいと思ってます!
何らかの成果を模索しつつ・・・次の突撃の機会には、新たなアイテムを持参出来るよう頑張って見ようと思います・・・またよろしくね!(^^
byMt.T2 at2021-03-12 00:08
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YongJoonさん、レスありがとうございます。
音を捉えるときに、形に置き換えると表現も調整もやり易いですよ。
音への効果は<<ノイズカットトランス>>が大きいですが、細かな調整は金属たわしが色々な技の応用が出来るので重宝しますね。費用が殆ど掛からないのに、いっぱい遊べるのが最高です(笑)
byヒジヤン at2021-03-12 07:45
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Mt.T2さん、先週はお疲れ様でした。
オフ会でのコメントはショックでしたが、おかげさまでひと皮剥けました。何よりもオーディオ趣味(音の追求)への興味が薄れていたのが復活したのが最高です。
真似ニートの効果も大きいですね。特に電研<<ノイズカットトランス>>を使うと音が広がるので、採用後の調整は音をぎゅっと凝縮させて密度感を高める方向だけを実行すればよいので、締まり方真似ニートの出番です。お土産にもらった真似ニートを追加で3箇所に設置しました。
このアイテムを使いながら、「ぎゅーと凝縮した音」と「ぱーっと広がる音」の両立も狙えそうです。
オーディオ熱が復活しましたので、またよろしくお願いします。
byヒジヤン at2021-03-12 08:00
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ヒジヤンさん
こんにちは
オーディオ的な快楽ですか!
総じて楽しい音ですよね。
ハーベス部屋でも癒し系になっているのでついつい”上がり”と思えてしまいます。
実際の出音ではそんなことは全然ないのですが、気持ちがね(笑)
バズケロのヒジサウンドに対する評価は”荒ぶる魂”的な情熱を音楽に感じています。
気持ちも揺れ動くのが当たり前の姿ですから、気が向けば楽しむといったスタンスでいいと思います。
音楽もオーディオものんびりと楽しみましょう!
では、では
byバズケロ at2021-03-13 12:59
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バズケロさん、また燃えて来ました!
一時は、音楽が楽しく、うっとり聴けるんだからこれでいいかな?なんて、うっかり道を外してしまうところでした(笑)
ここで言うオーディオ的快感とは・・・ハッとするような音や、おお!と音に感動してしまう快感のことです。あまり音に耳が行くようなサウンドは音楽的には楽しくなかったりするので、バランスが大事ですよね。ですが・・・
音楽性にオーディオ的快感を足しこんでやれば、生演奏に勝てるかもしれない?などと妄想が湧きました。のんびりなんてしていられません。ダッシュです(笑)
byヒジヤン at2021-03-13 13:44
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