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ヒジヤン
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昔(小・中・高・大学時代)大好きだったオーディオに、近年再度はまってしまった者です。

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日記

マジコとアヴァンギャルド - 夜更けのミミズク邸

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2022年01月20日

音源日記をきっかけにして相互訪問する流れとなった、夜更けのミミズク邸に行って来ました。拙宅にお越しいただいたのは昨年の11月です。2ヶ月ほどの間隔を経ての折り返しとなりましたが、ひとつだけ消化出来ずにいることをのぞいて、先回の流れのままに話題も盛り上がり、楽しくも有意義なオフ会でした。

夜更けのミミズク邸は、サウンド傾向の異なる二つのシステムで楽しまれています。標題の通りのマジコとアヴァンギャルドのスピーカーを中心としたシステムを二つの部屋に配置されていました。

①マジコのシステム
5畳程度の書斎に所狭しと機器が設置されていますが、目に付いたのはハルクロのアンプとフィニッテエレメントのラックやボードです。ハルクロのアンプは、秋葉原のオーディオ店が一時盛んに宣伝していたので、存在は知っていたのですが音を聴くのは初めてです。フィニッテエレメントのラックやボードは、ハイエンドオーディオのお宅では目にしますが、これほど沢山使われているお宅は初めてでした。

送り出しもLINNのDS、CHのSACDプレーヤー、C.E.C.のCD専用トランスポートと多彩です。

先ずは耳慣らしということで、LINNのKlimax DSからよくお聴きになっている女性ボーカルや往年のロックなどを次々に聴かせていただきました。スピーカーからリスニングポジションまでは1.5mほどのニアフィールドリスニングです。ですが、耳障りな直接音やヘッドフォン的な音場も感じません。写真の手前右側にある机の場所で仕事をしながら音楽を流していることが多いと聞きましたが、机の場所で聴いてもニアフィールドで聴いている違和感はまったくありませんでした。お話を伺っていると、マジコのシステムでは「仕事をしながら音楽を聴く時に違和感なく楽しめること」を優先して来られたとのことです。

ですが、ここまでたどり着くのも簡単ではなかったそうです。いい音で音楽を聴きたい思いが高まった当初は、耳に優しくない音が気になり、聴き疲れしない綺麗な高音を求めてきたとのことです。CDP、スピーカー、アンプなどの機器類、そしてケーブルの変更に加えて、電源工事やバッテリーの導入など、電源環境の整備が耳障りな音退治の決め手となったとのことでした。

驚いたのは、CHのSACDプレーヤーでの再生でした。滑らかな音が、部屋の壁を超えるかと思えるほどに広がります。DSでのFile再生のときは、正直な感想として「仕事場のイージーリスニングにここまでやるのか?」と疑問を抱きながら聴いていたのですが、CHのCDPでのDisc再生では納得のサウンドが流れました。

Take Love Easy/ ソフィー・ミルマンでは、
ボディ感のしっかりした滑らかな歌声や粒立ちが明瞭なピアノにうっとりします。絶品の女性ボーカルでした。

レスピーギ:管弦楽作品集/ミュンヘン放送管弦楽団では、
深々とした奥行きのあるオーケストラが心地よい音を奏でます。とてもオーディオ機器が立ち並ぶ場所に出来る音像や音場とは思えませんでした。

持ち込み音源でも、「再生の正確さ」を確認させてもらったのですが、カーテンの引き方でほぼ正確な音像定位が出来ることにも驚いてしまいました。幸田浩子の歌声のブレのなさやコントラバスの定位やピッツィカートの音の揃い具合なども合格です。
この音源では、CHのSACDプレーヤーでの再生と比較してC.E.C.のCD専用トランスポートでの再生では、音の正確性はそのままに、更にコントラバスの質感が上がり、歌声にも色気がのる感覚でした。

一見では、狭い部屋に無頓着に置かれたオーディオ機器のように見えますが、ハイエンドな機器のみでなく、電源や振動対策の充実、そして部屋の各所には音響補助部材も張り巡らされていました。微笑ましかったのが、「機器の天板に設置された、カーボン板を水晶のインシュレーターで浮かせた振動対策」です。よく見ると殆どの機器に同様な対策が施されていました。こういう独自の工夫は、やはりオーディオマニアですね。ハルクロのパワーアンプにもGe3の要石が取り付けられていました。

②アヴァンギャルドのシステム
こちらは、マジコの書斎システムの隣にある広めなリビングにセットされています。
最初は、マジコのシステムでも聴いた、同じCHのSACDプレーヤーで送り出す「レスピーギ:管弦楽作品集/ミュンヘン放送管弦楽団」が流れました。

やはりマジコとアヴァンギャルドはまったく違うサウンドを奏でますね。マジコの時はやや遠目に出来る音像と柔らかな音色だったのが、アヴァンギャルドでは音像が前に出て来て音色も硬い感じとなります。ホーンの特色が顕著だと思いながら聴いていました。

ですが、アヴァンギャルドのシステムのメインはアナログ再生です。
こちらでも、フィニッテエレメントのラックが多数使われていました。
レコードを真空管アンプで鳴らすのが本命とのことで、次々に聴かせてもらいます。
確かにレコード再生は自然です。先ほど感じたホーンらしさが気になりません。マジコのシステムと比べるとレンジを欲張らないサウンドですが、旧い録音にはちょうどよい感じに思えました。ですので、傾向の違う二つのシステムを持つことにも納得しました。

ご友人から、アヴァンギャルドは「低音が出ていない」と言われたとのことで「たわしのスピーカーアース」にも取り組まれたとのことです。充分すぎるほどの低音でしたので、各種音源を聴きながら一緒に低音調整なども実施しました。パワーモジュール付きのサブウーファーは便利ですね。クロスオーバー周波数とレベル調整だけで簡単に低音調整が出来たと思います。

夜更けのミミズクさんのオーディオへのこだわりは、まだまだ沢山お聞きしたのですが、すべては書き切れませんので出来るだけ簡単にまとめてみました。それにしても疑問が残っているのが、マジコのシステムでの、DSでのFile再生とCHのCDPでのDisc再生の音の違いです。

「なぜこれほどまでに、音の質感も音場の広がりも変わるのか?」

消化し切れずに未だに頭の中に残っています。

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レス一覧

  1. マジコシステムでの音の違いですが、電源環境は同じ状態でしたでしょうか。夜更けのミミズクさんは、いろいろ工夫されていらっしゃるようですので、その部分が影響しているのか気になりました。

    byもろこし at2022-01-20 23:46

  2. ヒジヤンさん

    この度は遠いところ拙宅にお越しいただきありがとうございました。
    ヒジヤンさんに音を確認していただき、とても安心することが出来ました。
    ガラパゴス状態と思っておりましたが、自分には評価できないいろいろな気付きをお教え頂き、”基準”とさせて頂きたいヒジヤンさんのご評価にかなう部分が多かったことは大変光栄です。また、いろいろ貴重なお話を聞かせて頂きとても楽しかったです。

    もろこしさん
    興味を持って頂きありがとうございます。
    LINN DSとCH-D1は何れも壁コンから200Vです。DSの電源ケーブルはArgento flowで、CHはArgento Flow Master Referenceを使ってます。DSはDELAのN1Z/2を/3にupgradeしたものから送り出してます。DELAはHONDAの100Vバッテリー駆動です。プリとの接続にDSとCHは何れもステルス インドラのXLRケーブルです。DSとDELAはChord musicのLANケーブルで繋いでます。DSはDynamic電源でkatalystにupgradeしてあります。
    音の違いは、CH-D1のモノボード2枚刺しにしてあるので、その音は多くの評価で好評なので、その部分にヒジヤンさんが音の広がりを感じて下さったか、電源ケーブルのFlow Master Referenceの力強さによるものかもしれません。やり過ぎですが「アルジェントに共通している銀線ならではの質感の滑らかさ、デリケートな粒子感とよどみないスピード感がこの"Flow Master reference"では最大限の広がり、豊かさで迫ります。Dynamic audio A氏」という批評もあり、ヒジヤンさんの聴感の良さに答えたのかもしれません。

    by夜更けのミミズク at2022-01-21 01:14

  3. ヒジヤンさん

    さすがミミズク邸の音をしっかりと聴き取られましたね。
    私も一度伺いましたが、雑談が楽しく時間が経ってしまいました。

    あの時はC.E.C.のCDトランスポートと国産DACの音が印象的で、CHの音の記憶があまり残っていません(汗)

    DSとCHの音の違いが興味深いです。ミミズク邸の音は高音のデリカシーが持ち味という印象でしたが、CH では低音にこだわる(失礼、勝手にそう理解しています)ヒジヤンさんも納得だったようですね。

    CHモノボードの音はダイナで何度も聴いたことがあります。あれにケーブルを奢ったら確かに素晴らしい音になりそうです。

    byのびー at2022-01-21 07:33

  4. ヒジヤンさんへ
    遅レス失礼

    >それにしても疑問が残っているのが、マジコのシステムでの、DSでのFile再生とCHのCDPでのDisc再生の音の違いです。
    「なぜこれほどまでに、音の質感も音場の広がりも変わるのか?」
    消化し切れずに未だに頭の中に残っています。

    ディスク派の自分としては興味が湧きました。失礼ですが、対称性の無い雑然とした部屋で音場の広がりまでイメージできるとは貴方の技量か、本物か、驚きますね。

    bybb7 at2022-01-21 15:02

  5. もろこしさん、レスありがとうございます。

    先週末に訪問させてもらって、夜更けのミミズクさんのサウンドと現在に至った経過の話などを聞かせてもらって楽しませていただいたのですが、DSでのFile再生とCHのCDPでのDisc再生の音の違いについて腑に落ちませんでしたので、見解などいただければと思い疑問の投げかけをさせてもらいました。

    電源周りについては、ミミズクさんのレス欄からはDSでのFile再生もCHのDisc再生もきっちり仕上げてあって、大きな差異はなさそうですね。ますますわからなくなって来ました。

    byヒジヤン at2022-01-21 17:50

  6. 夜更けのミミズクさん

    楽しい時間を過ごさせて頂ましてありがとうございました。そして納得のサウンドでした。コメントいただきましたDSとCHの電源周りの話も、お話を聞けば聞くほどに凝られていて驚きです。

    また、疑問を投げかけるような日記を書きまして失礼しました。DSでのFile再生とCHのDisc再生の音の違いについて、どうしても消化しておきたかったのです。

    こうして、ご自身や他の方のレスをもらう中で芽生えている仮説なのですが、
    「人が音を捉えるときにツボの様なものがあって、そこを刺激すると心地よく感じるのではなか?」
    と言うことです。

    DSとCHの印象の違いの話は、当日も散々話していたと思うのですが、ミミズクさんはニコニコとされていたので、「きっとそれほどの差は感じておられないのだろう」と想像していました。こんな点も腑に落ちなかった要因のひとつです。

    せっかくの訪問記の中で、自分の疑問の話ばかりですみません。それ以外は、ミミズクさんの狙い通りのサウンドを聴かせてもらい堪能しています。

    またよろしくお願い致します。

    byヒジヤン at2022-01-21 18:09

  7. のびーさん、レスありがとうございます。

    「高音のデリカシーが持ち味」・・・確かにそうですね。
    そう言えば「産毛をなでるような音」と感じたことを書き漏らしていました。

    自分の感度が低音にあるのは確かで、低音再生にこだわり手も掛けて来ました。でも面白いのが、
    「低音がよくなると、高音が綺麗に聞える」こと、反対に「高音がよくなると低音もよく聞える」ことです。「低音にこだわるなら高音を磨け」なんて言い伝えもありますね。

    DSでのFile再生からCHでのDisc再生に切り替えて、一聴して感じた違いは「音の広がり方」でした。CHに切り替えた途端に「音がパーと広がった」気がして、その変化がどうも頭に残ってしまいました。

    何かお気づきのことが出来ましたら教えて下さい。よろしくお願いします。

    byヒジヤン at2022-01-21 18:24

  8. bb7さん、レスありがとうございます。

    本当に、写真の視界から「山を登って山頂にたどり着いたら、パーっと視界が広がった」なんて感覚の音の広がり方には驚いてしまいました。

    これまで、自分は「音波を邪魔するものを出来るだけ排除する方針」で進めて来ましたのでなおさらです。

    今回のレスはいいですね。またこんな感じでお願い致します。

    byヒジヤン at2022-01-21 18:30

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