日記
omuraisu邸オフ会とSoftone試聴
2009年10月25日

早いものですねomuraisu邸にお伺いしたのは2月中旬でしたので、
8ヶ月ぶりの訪問と言うことになります。
前回はRayさんとのぶやんさんとのオフ会でしたが、
今回はCDプレーヤーのSoftoneが今日までの貸し出しであることから、
omuraisuさんに無理やりお願いしてのオフ会となりました。
前回、Rayさんとお伺いしたときはまだ機器を導入されてからあまり日が立っていなかったこともあり、
機器のポテンシャルの半分も発揮されていない状態でした。
失礼とは思いましたがRayさんとふたりで、試行錯誤しながらセッティングを変え調整をしていきましたが
それでもまだまだomuraisuさんの納得のいく音には程遠い状態であり
omuraisuさんにとっては大きな課題を残した感じになってしまいました。
それからはomuraisuさんは、このファイルウエブの日記にあるように、
電源を中心にあらゆるケーブル、コンセント、プラグなどの試聴を重ねられて
弛まぬ努力をされてきたようです。
具体的な変更点は、ソウルノートのdc1.0のDAコンバーターの導入、
そしてD-Clock/NeutronStarにバージョンアップと新しい機器の導入をされていました。
その結果、前回とは全く違った音楽が展開されておりました。
しかしまだomuraisuさんは納得が出来ていない様子で、あれこれCDプレーヤーの物色をされているようで、
今回のSoftoneもその最終の機器であったようです。
最初はいつものエソテリックX30VUから聴き比べを始めましたが、
いまひとつ高域が抜け切らない詰まった感じの再生音です。
JBL-S4600もまだこなれていないようですぐには目を覚まさない感じです。
アンプの方は前日からの通電で充分にスタンバイ状態でしたので、
暫らく持参のCDをいろいろ聴かせて頂きました。しかしこの状態はあまり改善されていないようで、
これ以上の向上は望めそうにありませんでした。
ここで最近電気工事士の資格を取ったのぶやんさん登場となりました。
以前からomuraisuさんに提案してきた電源環境の改善に着手しました。
具体的に詳しいことは書けませんが、omuraisu邸はまだあたらしく、
分電盤にも回路が24系統も設けられておりますが、オーディオが繋がっている回路には、
この家の制御系が一緒にぶらさがっており、環境としては最悪の状態でした。
この電源環境の改善の処理を施したあとの音は、
居合わせた全員の開いた口が塞がらない位の変化でした。
皆さんがもう使い古した感がある“激変”と言うレベルの問題ではありません。
水道の蛇口からチョロチョロと流れていた水が蛇口全開になったように、
全ての機器に気持ちよい電気が惜しみなく注がれて、
機器の本来持っているポテンシャルを甦らせたかのような鳴り方です。
これには脱帽です。いままで眠っていた機器が揉み解されて、
動きにくかった部分も自由に解放たれたかのような鳴り方は、
凄く開放感のある力強い音で、JBL本来の浸透性のある再生音です。

ここで、CDプレーヤーをSoftone/NSに交換しました。
非常に付帯音を削ぎ落とした再生音で、本来CDに録音された音であろうと思われるような
自然な鳴り方で、音楽の浸透性は半端じゃありません。
そのうえに、CDにこんな音が入っていたのかと耳を疑うような細かい音も聴こえてきます。
この、フィリップスメカとNeutronStarの組み合わせは、今までのCDプレーヤーの常識を
大きく打ち破るほどの衝撃だと思います。
決してX30-VUが悪いと言うようなことではなく、今までに聴いたことがないような音楽が聴こえて来ます。
しかし、これも数日前までは全くこのようには鳴らなかったという事で、
いかに、このプレーヤー共々電源の環境が機器に与える影響が
大きい事を再認識させられる結果となりました。
最後にもうこれ以上は、omuraisuさん個人の好みの範疇になりますので、
いろいろと迷うことも無くomuraisuサウンドを突き詰めていかれると思います。
今回、このような貴重なオフ会を開いて頂いた、omuraisuさんとご家族、
それに師匠ののぶやんさんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。
しかし、この音を誰よりもRayさんに聴いて欲しいでしょうね!
レス一覧
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naskorさん、おはようございます。
Softone Model3は、小生もCDトランスポートとしてのポテンシャルに興味があって、横浜市青葉区にある試聴室を訪ねたことがあります。
小生は結局、HDDトランスポートとしての可能性とアルバム収納性からYAMAHA CDR-HD1500を選択したわけですが。
デザインはこのように無骨ですが、フィリップス製ピックアップの性能をこの価格で使えるのはなかなか魅力で、浮いた資金を外部DACに当てれば、相当ポテンシャルの高いCD再生環境が手に入ると感じました。
omuraisu邸に施された電源環境の対策の効果は、激変だったようですね。
分電盤内のブレーカーから下を完全にオーディオ機器専用コンセントだけに切り離されたと推察しますが、例のネジネジ(ツイスト処理)も当然行われたんですよね?
by椀方 at2009-10-25 10:26
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椀方さん レス有難うございます。
電源環境はほんとに難しいですね。
たぶんこれが影響しているのでは?
と思うのですが、検証するのが大変ですべて同じ条件で無いだけに推測の域を超えません。
ツイストもきちんとのぶやんさんにやっていただきました。
何かあると怖いですからね。気軽にはできませんね。
ソフトン聴かれましたか?
あまり、話題性も無いしメジャーではないので一般には聴く機会も少ないですからね。
omuraisu邸で聴かせて頂いたのは、クロックをNSに換装してあるものでしたが、
背景の静かさと細かい音を拾うのはNSの仕事かもしれません。
おっしゃるようにCDトラポとしては凄い可能性があると思いました。
いかんせん、見かけと造りがチープなので、所有する満足感はありませんので、誰にでもという訳にはいきませんね。
また、落ち着きましたら椀方邸の音もお聞かせください。
宜しくお願いします。
bynaskor at2009-10-25 12:06
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naskorさん
今日は、omuraisuです。
昨日は、十分なおもてなしもせず、遅くまで引きとめまして、
申し訳ございません。無事にご帰宅できた様子でなによりです。
ようやく、僕のメインシステムが鳴り出した感じです。
いつも、鳴らないのはJBL S4600のせいにしていましたが、実は、
電源環境がシステム全体を支配していたことが解り、随分気持ちも、
音も〝すっきり〟しました。今回改め、電源の奥深さを知りスキル
アップが図れたことも嬉しいですね。
(この1年で、電源の組み合わせ100通り以上は試して来ましたが、
昨日の〝激変〟には戸惑いが隠しきれませんね。)
これまで、naskorさんのアドバイスをはじめ、師匠のぶやんさん
の技術投入に感謝!感激!しております。
この先は、大きくいじることは控え、ラインケーブルや得意?の
インシュ等で、音を整えて行きたいと考えていますが・・・。
しかし、上記〝激変〟と言えばSoftone/NSの素質の素晴らしいさ
にも、目が奪われますね。僕のVRDSメカも細かい音を拾い上げてく
れますが、フィリップス社も素晴らしいメカでしたね。
即購入はありえませんが、お小遣いを貯めて検討したい機械の
一つです。
次回も、懲りずに遊びに来てください。家族一同、お待ちしてお
ります。(チーズケーキご馳走様でした。)また、naskorさんのシ
ステム聴かせて下さいね。
あっ!その前に、のぶやんさん宅への訪問ですね!
以上、omuraisuでした。
byomuraisu at2009-10-25 14:55
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ソフトンのオーナーは、Webサイト<http://www.icl.co.jp/>にあるように、本業はインターネットやCADソフト関連の会社を運営されているエンジニアで、趣味で真空管アンプ等を製作されていたのですが、趣味が嵩じて今に至っているようです。
聴かせていただいた時は、真空管式DACのモデル2を介して真空管アセレクタ&アッテネータのモデル5で音量をコントロールし、真空管アンプを駆動して、カナダの名前を忘れましたがユニークな音場型SPを鳴らしていました。
ソフトン製品はハンドメイドですが、シャーシや回路は専門の技術者さんが製作されていますので、けっしてチャチなものではありませんが、如何せんデザインが(笑)
キットもありますので、これを選択すれば確か3万円程度安く手に入りますし、シャーシや躯体を全く別に製作したり、電源に出川式を組み込んだり・・・技能があればとても可能性があるんですがね。
by椀方 at2009-10-25 17:09
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こんばんは naskorさん。
昨日はお疲れ様でした。
やはりnaskorさんのすご耳あっての結果となったもので
私のような駄耳ではomuraisuさんが満足行く音になってなかった
と思います!
電源がやはり大事であることの再認識を改めていたしました。
今回のあの変化はある程度予測は出来ていたもののomuraisuさん
のゴーサインがなかなか出ませんでした。
もっと早くしておけば...とちょっと後悔されているかも?
それとあのSoftoneの音は見かけによらず凄い性能ですね。
CDの情報が全てそのまま引き出されている感じを受けました。
ちょっと正直第一印象は(-_-;)
それと試聴CD有難うございました。今日チラッと聴いてみたのですが、ちょっと(-_-;)です。
昨日のあの音が耳に焼き付いておりまして変な感じがします。
しかしomuraisuさん よ--なって良かったですね!!
あとは微調整で大丈夫ですね♪
byのぶやん at2009-10-25 18:29
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omuraisuさん きのうはお疲れ様でした。
長い時間お世話になり、さぞお疲れだったかと思います。
しかし、あのように変化して、疲れも感じなかったかもしれませんね。
機器本来の性能が発揮されだしたので、これからはどうにでもなりますよ。
楽しみですね。
また、拙宅へもお越しください。
bynaskor at2009-10-25 19:04
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椀方さん 再度のレス有難うございます。
小生の説明不足を補って頂いて有難うございます。
おっしゃる通り、このフィリップスのメカを利用して製品化したことはこの会社の素晴らしいところだと思います。
それにオーディオメーカーが製作するととても、こんな価格では買えませんものね。
bynaskor at2009-10-25 19:17
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のぶやんさん 昨日はお疲れ様でした。
電気工事士の資格欲しいですね。
omuraisuさんがいろいろやってきた事が昨日一度に開花したって感じでしたね。
電源は使用機器すべてに影響するので、CDがどうとかアンプがどうとかと言うレベルの問題ではなかったですね。
また宜しくお願いいたします。連絡をお待ちしております。
bynaskor at2009-10-25 19:24
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naskorさん 今晩ワ
omuraisu邸のLBL-S4600、本来の音を奏でていましたか。
まずは、omuさん、お目出度うございます。
naskorさんの日記を拝見して、その場にいた様に想像出来ました。さすがにnaskorさんの凄耳と表現力ですネ。naskorさん、有難うございます。それにしてもその場に居たかった。
それと、電源環境はそこまで音を左右するのですネ。いと恐ろしや。
写真を拝見して、フローリングカーペットがすべて元の位置に納まっている事からもDAC,D-Clock/NeutronStarへのバージョンアップ、電源環境の改善、すべてが巧く行っている様ですね。後はomuさん持ち前のアクセセンスで煮詰めるだけでしょうか。
CDT、Softone/NSは見た目の概観からは想像出来ない細やかな音楽を奏でるとの事、やはりフィリップスメカの凄さなんでしょうか。エソとフィリップスでは音の繊細さではやはりフィリップスに軍配が上がるのでしょうか。
また機会があればomu邸を訪問したい衝動に駆られました。
byRay at2009-10-25 19:41
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naskorさん、Rayさんへ
お疲れのところ、再レスとなります。
電源工事後、24時経過し音も落ち着き安定した感じです。
一番の感動は、デスクの録音された状況の気配や空気感が感じ取れ
る雰囲気です。これは、学生の時に扱っていたアナログが蘇りる感じ
です。
やはり、電源環境だけではなく、dc1.0/LT-NS-PSUが効いているもの
と思っています。Rayさんのご質問の内容ですが、僕的には、
メカの差だけではなく、クロック精度の優位(情報量)差ではない
かと感じています。(あくまでも、エソファンなので・・・)
また、電源とDACをチューンすることで、アンプを上位機種以上に
変えただけの効果があるものと受け取っています。
でも、何時かはSoftone/NSを扱いomuraisuですが・・・。
Rayさん また、お時間がありましたら京都のはずれですが、お越し
下さいませ。
byomuraisu at2009-10-25 22:19
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omuraisu邸の音は、以前から是非聴かせて頂きたいなー・・・と思っていたのですが、今回の対策でゴッツイレベルアップ??
色々気になるグッズも出てきてますし、ホント、また聴かせて頂く機会を狙いたいですーー。
byさもえど at2009-10-25 22:33
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Rayさん、omuraisuさん こんばんわ
ちょうど今Rayさんのレスに対する書き込みをしておりました。
表現が難しくて何回も書き直しているうちに、間違ってログアウトになってしまいました。
omuraisuさんの再レスにもお答えする形になり結果的に良かったようです。
ソフトンの貸し出しが土曜日迄であったようで、Rayさんをお誘いするのを遠慮されたようです。
しかし、この音を誰よりもRayさんに聴いて頂きたかったのではないでしょうか。
さてソフトンですがクロックをNSに換装されておりましたので、
当然ながらその影響は非常に大きいと思います。
X30VUからソフトンに変えた瞬間はそう大きな違いは感じられませんが、
ソフトンから元に戻した時の違いが、予想以上に大きかったからです。
具体的には、ソフトンから流れてくる音楽の佇まいが物凄く自然に感じられます。
ソフトによっては少し物足りなく感じられるかもしれませんが、
X30の方は言いも悪いもエソの音作りがされているように感じてしまいます。
先日、Rayさんとご一緒にメモリープレーヤーを聴いた時に感じた
付帯音の無さと傾向が似ているように思いました。
奇しくもomuraisuさんが言っておられるアナログに似た感じと言う
表現が物凄くよく解るような 気がします。
この自然さがフィリップスのメカによるものか、
換装されたクロックのNSによるものかは解りませんが
一般的なCDプレーヤーとは違った鳴り方がする事だけは事実です。
今度機会があれば是非聴いてみてください。
そして、覚醒したomuraisu邸のサウンドも一度聴いて頂ければと思っております。
bynaskor at2009-10-25 22:43
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さもえどさん こんばんわ
omuraisu邸は素晴らしく覚醒しました。
やはり、大口径ウーハーとコンプレッション・ドライバーでしか
味わえない音楽が気持ちよく鳴っておりました。
こればかりは、小生が逆立ちしても敵いません。
また、機会があればご一緒にお邪魔しましょう。
それに、拙宅へもいらしてくださいね。
bynaskor at2009-10-25 22:51