日記
LITE-DAC-AM Special ・ L&R Lab Virsion開腹
2010年01月14日
今週末に行うD/Aコンバーターの開腹手術に備え、ボンネットを開けてオペアンプの取り付け状況を確認した。
これは香港にあるLITE Audioの手によるD/Aコンバーター、LITE DAC-AMである。
ブログの方もご覧ください。
といってもノーマルバージョンではなく、コンデンサーやダイオードを高品質な部品に交換したり、デュアルオペアンプ4個を半田直付けから8ピンソケットで差し換えできるようにして、そこにシングルオペアンプを取り付けられるシングル→デュアル変換アダプターを介して、高音質で定評のあるBurr-Brown製シングルオペアンプ「OPA627BP」を8個搭載したSpecial Virsionのもの。
購入して以来音質には満足していたのだが、CDTにYAMAHA CDR-HD1500を導入したのを機に、CDTとこのLITE DAC-AM Specialに出川式第2世代電源を搭載してより一層の音質の向上をみている。
今回、このオペアンプを新日本無線㈱がオーディオ用オペアンプと銘打って発売したMUSESシリーズが、小生の期待に応える音質を備えているのかを、現行のBurr-Brown製OPA627BPとの比較試聴を実施するにあたり、実際に取り付け可能かどうか調査するため、開腹手術を敢行したのだった。
前面にはスペシャルバージョンであることを示すSの他に、出川式電源を搭載した証であるA&R Labのシールが張られている。
インシュレーターは普通のゴム足なので、小生のセッティングはMDF製オーディオボードの上にガラス板を2枚重ねにし、その上に真鋳製の円錐を上向にして先端が丁度ゴム足を止めている十字ネジの中心を点で受けるようにした、4点支持としている。
サンプリングレートは44.1K、48K、96Kをカバーし、入力は同軸、光の他にAES入力も対応しているのはPCオーディオを意識したつくりだからだろう。
プッシュボタン式で使い勝手はそう良くないが、デジタルボリュームも付いているので、プリアンプ無しでダイレクトにパワーアンプに接続することもできる。
背面には第二世代電源であることを示すシールが張られている。
入力は同軸と光の2系統で、出力はRCA、バランス同時出力が可能な他、ヘッドフォンジャックも付属し、ヘッドフォンアンプとしての使用も想定されている。
ボンネットを開けた写真がこれ。
整然と並んだ基盤の横に比較的大き目のRコアトランスがあり、その下に出川式電源ユニットが見える。
小さなボックスだが、比較的余裕のある基盤の配置である。
出川式電源は第2世代で、コンデンサーの下に黄色のCPMユニットが見える。
オペアンプの取り付け状況を拡大したのがこの写真だ。
シングルオペアンプをデュアルオペアンプの回路に取り付けるため、シングル→デュアル変換基盤を介して取り付けられているのが判るだろうか。
デュアルオペアンプを取り付ける時は、このシングル→デュアル変換基盤を取り外せばいいだけだ。
ここまで確認したところで、MUSES01を4個発注して、いよいよこの土曜日はオペアンプの比較試聴ミニオフである。
レス一覧
-
椀方さん 今晩ワ
着々と準備が整っていますね。
もう99%成功と言うところでしょうか。
今度の土曜日が待ち遠しいですネ。
後は出てくる音楽が気に入れば最高!!!
楽しみにしています。
byRay at2010-01-14 23:43
-
腕方さん
おはようございます。
不勉強でしたが
OPアンプにシングルーデュアル
変換基盤があるのですね!!
目から鱗です。(汗)
by吉田兼好 at2010-01-15 07:57
-
Rayさん、こんにちは。
偶々このような際物のようなDACに手を出したから可能になっただけですが、このDACを選択した時から、いつかはOPA627BPを超えるオペアンプが出るかもしれないという期待感があったのも事実です。
このDAC-AMは、今でも完成品が購入できます。
とはいえ、ガレージキットに毛の生えたような、マニアックな構成ですので、ピュアオーディオを構成する機器として購入した方はそう多くないと思います。
小生の場合、偶々この機器をお使いの方の自宅で聴かせていただく機会があって、その方が以前使用されていたバードランドのオデオンAG+クロックの音よりも、こちらのスペシャルバージョンの方がより音楽性が高い音だったこと、そしてスイッチング電源のオデオンAGに対し、Rコアトランスだったこと。
決断の決め手としては、オデオンAG+クロックだと中古でも20万円前後するのに対しこれは半額以下と、外部DACの入門用としてはパワーアンプ直結もできるので、色々試せるかなと思ったのですが、使って見るとこれが小生宅のシステムに合ったのですね。
更に機器類が全て出川式第2世代電源を搭載したら、一気に音楽性が高まりましたので、ここまで改造できたのも、元々がチューンバージョンで、通常の完成メーカー品のように保証が外れるリスクを考えなくても良かったからでしょうね。
by椀方 at2010-01-15 12:57
-
吉田兼好さん、こんにちは。
Webサイトを丹念に探せば判りますが、これは電子部品メーカー・販売会社のサイトを丹念に見れば、1個50円とか100円程度で買えるもののようです。
挿しこみ端子部分が金メッキのものはもう少し高いみたいですが。
by椀方 at2010-01-15 13:00
-
クロ大好きさん、おはようございます。
ミニオフ会まで、あと2時間弱となりました(^_^)v
朝から音楽を流して、OPA627BPの音を叩き込んでいます。
レポート楽しみにしておいてください。
by椀方 at2010-01-16 11:23
レスを書く