日記
久しぶりのdaisuke邸訪問
2010年03月29日

3週間ぶりに帰宅したこの土曜日の午後、ご近所のオーディオ仲間であるdaisuke邸を訪問する機会を持った。
ブログの方もご覧ください。
先ず小生宅でオペアンプをMUSES01に換装した後の音を聴いていただいた後、車で10数分のdaisuke邸を訪問した。
オーディオ専用室に配置されたジョセフオーディオのパールと、クワドラスパイアのボード上に1台づつ載せられた、FAST M-600。

右奥には特注のラックに配置されたFAST C-100、CDTはラックス、DACはソウルノートという構成である。
プリ&パワーは出川式電源200ボルト駆動で、CDTにも出川式電源を搭載されている。

昨年11月末に訪問した際は、このような配置であったが、その後Rayさん、naskorさんが訪問された際にレーザーセッターによるSP配置とセッティングの見直しを実施され、センターに配置されていた機器類はパワーアンプを除いてリスニングポイント右側に配置されることとなった。

配置変更に伴い、プリ~パワー間の距離が離れたのでラインケーブルをマルチョウエンジニアリングのラダーケーブルで特注され、その後DAC~プリ間のラインケーブルもラダーケーブルに変更された。

左右のSP間隔を広げ音響パネルのセッティング配置を見直した結果、サウンドステージが拡大され、音像もセンターに自然なフォーカスを結び、天井に設置されたQRD スカイラインの効果も相まって、音が綺麗に部屋中に回るようになっていた。
小生が持ち込んだCDを聴かせていただいたが、その音はハイスピードで輝きがあり、変な色付けの一切ないピュアなクリスタルサウンド。
ハイエンド機器を専用電源で200ボルト駆動すれば誰でもこんな音が出せるわけではないだろうし、セッティングを煮詰める努力を重ねられた結果で、前回聴かせていただいた時よりも格段に素晴しく鳴っていた。
しかしながらdaisukeさんは、現行の音源の音に不満があり、CDTもしくはDACの見直しを検討されているということである。
確かにエッジの立ったクッキリスッキリな音は硬質なダイヤモンドのようで、欠点が目立つわけではないがもう少し温度感があってもいいかなという印象であった。

一通り音楽を聴かせていただいた後に、小生宅から持ち込んだLITE-DAC-AMを接続してみることにした。
電源ケーブル、デジタルケーブル、ラインケーブルは、全てソウルノートに使われていたのをそのまま繋ぎ替えて試聴する。
一聴して感じたことは、DACの音質に与える支配力が相当なものであることだ。
プリ&パワーが小生と同様にFASTの200ボルト仕様、勿論daisuke邸のそれはフラッグシップモデルでパワーはモノラル×2台という構成であるが、音質の傾向が似ていることもあるが、DACを換えただけで小生宅の音に似てきたのだ。

ハイエンド機器の中にあって、しっかり個性を発揮したLITE-DAC-AMが実力を遺憾なく発揮してくれたので、小生としてはMUSES01に続くMUSES02の換装実験がより一層実現させたいという欲求が高まった。
そんなdaisuke邸訪問であった。
ところでdaisukeさんは新しいDACへの思いを色々めぐらされているらしいので、今後の展開が楽しみである。
レス一覧
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椀方さん、先日は大変お世話になりました。
椀方さんのブログではMUSES01への換装に関して以前から拝見してはいましたが、昨年、聴かせて頂いた換装前の音に比べ、全くキャラクターの違うものになっており、自分の耳を疑った程です。兎に角、解像度、明瞭度が増し、ステージ全体の見通し良く、ブラインドであれば、あの熟成されたインフィニティのSPとは到底見当つかないと思います。第2弾02への換装は非常に楽しみです。
私は椀方さんやRayさん、naskorさんに刺激され求める音も少し変化しております。自分なりの音の構築を楽しんでいきたいと思います。またお誘い下さい。
bydaisuke at2010-03-29 08:55
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DACの影響力は結構大きいようですね。
その中でもオペアンプの換装によってさらに好みの音に近づいて、このあたりの全体に与える影響力の大きさに、いまさらながら驚いています。
しかも第2弾の02換装もあるとのこと、その結果が楽しみです。
byMac_cel at2010-03-29 09:59
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daisukeさん、先日はありがとうございました。
約4ヶ月ぶりの訪問でしたが、やはりSPのセッティングって大事ですね。
特にセンターの音響パネルの角度が機器を移設したことで、ほぼ理想のセンター定位をもたらしていると思いました。
また、最近は生演奏に触れる機会も増やされている故、音質調整にもそれが現われてきているのでしょうね。
今回の訪問は小生にも大変勉強になりました。
ありがとうございました。
by椀方 at2010-03-29 20:46
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Mac_celさん、コメントありがとうございます。
DACの支配力ですが、デジタル信号をアナログ信号に変換する機器ですから、当然といえば当然でしょうね。
この部分で、如何に変な色づけや誇張のない素直な音楽を取り出せるか。
今回はオペアンプで増幅されるパーツによる違いを検証しているわけですが、資金が調達できた段階で早急に02の検証をしたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
by椀方 at2010-03-29 20:58
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椀方さん 今晩ワ
daisuke邸にいってこられましたか。
前回御邪魔した時に、送り出しを右サイドに持っていくやに言っておられましたが、良い雰囲気に成っていますね。
daaisuke 邸は、以前行かれた時と比べて全域に渡り音が濃くなっていたのでは。
小生も是非もう一度お邪魔したく思っています。
椀方邸のMUSEも是非お聞かせ下さいね。
byRay at2010-03-29 21:02
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クロ大好きさん、いつもコメントありがとうございます。
daisuke邸のインテリアはシンプルかつモダンです。
小生宅も北欧モダンを範としていますが、daisuke邸ではそれにデザイン家具が加わっています。
イームズのラウンジチェア&オットマンで寛いで聴く音楽は最高でした。
CDTは推察のとおりですが、内部は相当改造されています。
唯一、ソウルノートのDACだけが出川式電源を搭載していないのですが、今回持ち込んだLITE-DAC-AMで確かめることができたのは、仮にDACを好みの機器に入れ替えるのなら、CDTとして使用する限りラックスはそのままで使えるということです。
既にDACの検討に入られているそうですので、今後が楽しみなdaisuke邸です。
by椀方 at2010-03-29 21:26
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Rayさん、こんばんは。
SPセッティングについては、Rayさんのご訪問なしには、これだけの短期間で煮詰まったセッテイングには到達しなかったのではと思います。
とにかく部屋中に音のエネルギーが満ち満ちたサウンドに変貌していました。
音が部屋に回るということは、実際に体験してみないとわからないですが、それさえ体得できれば後は応用が利くのですね。
daisukeさんはQRDスカイラインを天井にセットする位置を決めるのに、伸縮する物干し竿で支えながら微調整されたそうですよ(笑)
LITE-DAC-AMはご承知のとおり小型で、簡単に持ち運べますので、今回は、CDT~DAC関係の悩みがあるということで、持ち込んで試聴した次第です。
Rayさんにも、是非小生宅での音を確認していただければと思います。
そして、エソテリックのDACとの聴き比べもしたいですね(笑)
by椀方 at2010-03-29 21:35