日記
ケイト・リウとエリック・ルー
2022年05月13日
コミュの皆さん、こんにちは。
電源工事後は落ち着いて音楽に浸る日々を過ごしつつ、気になるFM放送はエアチェックを楽しんでいます。
今週FMで放送された2021月8月開催の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」を聴いていて、2人のピアニストに耳が釘付けになりました。

2015年のショパン国際ピアノコンクールで3位とマズルカ賞となったケイト・リウ と同4位のエリック・ルーです。

2015年のショパン国際ピアノコンクールで優勝したのはチョ・ソンジンでしたし、昨年のコンクールでも反田さんや小林さんが上位入賞するなどアジア系の躍進は目覚ましいものがあります。
まぁ、そんなことをツラツラ考えながら放送を聴いたのですが、2人ともショパンをプログラムのメインに持ってくるのではなくブラームスやシューベルトなんです。
でもコレが素晴らしいんですね。
ピアノの響き、余韻をこれだけジックリ味わえる演奏には滅多に出会えませんが、この2人には何か共通した音楽性、感受性の豊かさを感じます。
そして録音がまたいいです。
会場はワルシャワのショパン国際ピアノコンクールで使用されるフィルハーモニーホールで収録はポーランドラジオ。
マイクはややオン気味ながらステージ上の響きもしっかりと捉えられています。
2022年上半期にエアチェックしたうちの優秀録音音源になるのは間違いないですね。
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椀方さん、こんにちは。
素晴らしい番組に出会えて良かったですね。
この音楽祭の存在自体を初めて知りましたが、ウェブサイトを覗いてみたら、8月下旬の約2週間毎日2公演ずつ、ヴァリエーション溢れるプログラム、豪華な出演者、と凄いものでした。
これは是非、現地に長期滞在して生で楽しんでみたいです。一つ、人生の目標(?)ができました。
ご紹介いただきありがとうございます。
by眠り猫 at2022-05-14 12:45
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椀方さん こんにちは
私もこのケイト・リウの演奏にとても感心しました。
ケイト・リウは、読響との共演で聴いたことがありますが、アンコールで弾いた「雨だれ」の瑞々しい演奏と美しいタッチ、堂々とした低域がとても印象的でした。
そのことがこの放送の演奏でも、よく出ていました。特にブラームスの若い野心満々の大ソナタが素晴らしいですね。
あわせてあまり期待していなかったポーランド放送の録音がとても良いので感心しました。冷戦時代にはこういう海外放送局の録音にはずいぶんと良し悪しがあって、西ドイツやオーストリーの音楽先進国の優位性が顕著だったのですが、今はずいぶんと違いますね。
byベルウッド at2022-05-15 09:34
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眠り猫さん、ベルウッドさん、こんにちは。
本来ならこの土曜日はPACオケの定演を聴きに西宮北口まで行く筈だったのですが親戚の野暮用と重なって断念しました。
生演奏飢餓症候群??に陥りそうになった時の小生にとり、このFM放送番組はコンサートに行った気に?なれる??とても有り難い存在です。
by椀方 at2022-05-15 14:16
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