日記
調音効果と調湿効果の二兎を追えるかな?
2022年07月05日
コミュの皆さんこんにちは。
移住後の住まいですが、鬱陶しい梅雨の頃に痛感したのは外の湿気が室内に直ぐに伝わることでした。

大阪の住まいは大半の壁を珪藻土の塗り壁にしていたので、たとえ外で雨が降り続いていても珪藻土の壁が湿気を吸収してくれるので室内はカラッとしたまま快適性を保ってくれました。
また雨が上がり外気の湿度が下がった時に窓を開けて空気を入れ替えすれば、珪藻土の塗り壁から湿気が放出される際に気化熱を奪うので壁面がヒンヤリして室温の上昇を抑えるので、とても快適に感じていました。
そんな生活に慣れきった身体には高層階で風通しが良いとはいえ外気の湿度がダイレクトに室内に侵入する不快感に悩まされています。
コレを解消するにはクロス貼りの壁面を調湿効果のある壁面に変えるしかないな!?と思い、色々検討した結果、 エコカラットという調湿効果のある壁材に辿り着きました。

ちょうどリビングの壁面がコンクリート耐火壁に直接クロスになっているので、スピーカーからの反射を調整することも考えていたので、このエコカラットなら調音と調湿の両方に効果あると期待できそうです。
建築業者さんからカタログを取り寄せた中で目に留まったのはこの2つ。
ナチュラルなデザインで尚且つ素材の厚みもあるので調湿効果の容量も大きいかと想像しています。


壁面の採寸も終わって見積もり依頼中ですが、前回内窓取り付けた際の省エネリフォーム補助金の申請も終えてただ今審査中なので、上手く行けば費用の半分くらいは賄えそう?
カタログ眺めている時がいちばん楽しいですね。
レス一覧
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椀方さん
実は伊豆の拙宅も、天井も含め、全面、珪藻土の塗り壁です。でも、「珪藻土の塗り壁から湿気が放出される際に気化熱を奪う」というのは、不勉強で知りませんでした(汗)。でも確かに涼しいです。
このコミュニティ的には、「音響的にどうなんだ?」という点に関心が集まると思いますが、椀方さんは、前のお宅と現状を比べて、音響的にはどのようにお感じでしょうか?
拙宅の場合は、Before/Afterを試せないので、断定的な効果は言えませんが、いままでいらした方々の感想では、かなりLiveな部屋だとは言われますが、不快な響きはないと言っていただけています。アンクのようなものは何一つ置いていないのに、です。ただし、拙宅の部屋は平行面が少ないので、その効果と珪藻土の壁の効果を弁別することはできませんが。
最近着工した友人の新居にAVルームを作ると聞いた時、同じハウスメーカーだったので「珪藻土の壁」を設計段階で強く勧めましたが、「コストがかかり過ぎる」ということで、奥さんに却下されたそうです(笑)。
その、新しい壁材は、コスト的には珪藻土と比較してどうなんでしょうか?もちろん、それに入れ替えた後の、<音>の変化のリポートを楽しみにしております。
byAuro3D at2022-07-05 21:05
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椀方さん
洋室もありますが、座布団が楽で、殆ど和室で過ごしてます。
漆喰と畳故、断熱に優れ、湿気感も少なく、吸音性も優れ、
兎に角静かで、階下に音も漏れ難い事も理由です。
洋室は防音を考慮しましたが、和室はなにもせずとも...。
byナショナルキッド at2022-07-05 23:02
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Auro3Dさん
前宅もマンションでしたが、当初の壁面は全て石膏ボードにクロス貼りだったのを、リフォームで間取り変更した際に殆どの壁のクロス張替えが必要になったので、思い切って珪藻土の塗り壁にしました。
このコミュニティに参加した当初はその話題からスタートしたのです。
ご友人宅勿体ないですね。
珪藻土や漆喰の快適性を知ったらクロス貼りはもう?
AVルームは諦めても、トイレとリビングだけでも施工されるといいのに?
さて、今のマンションは築年数が新しいのもあり、コンクリート強度が高い「百年コンクリート」が使用され、床構造は逆スラブ構造で隣戸との防火隔壁の厚さも通常の2倍以上あるのは遮音性の点で安心材料ですが、コンクリートにクロス直貼りされている壁面の音の反射はライブ過ぎると思ってます。
珪藻土の塗り壁も考えたのですが、下地塗り、乾燥、本塗り、乾燥、手直し、乾燥と手間も掛かり工賃が大変高くなるので、既製品の部材を使って1日で仕上がるエコカラットに目をつけました。
エコカラットの材料費は別として工賃はクロス貼りと大差ないですね。
選んだ部材は表面が多孔質で厚みもあるので音も適度に吸収拡散してくれそうです。
コンクリート壁面に直貼りするのか石膏ボードを捨て貼りするのかは業者さんとの打ち合わせ次第で決まります。
by椀方 at2022-07-06 09:01
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ナショナルキッドさん、はじめましてでしょうか?
新建材を使ってない在来建築の家屋は、遮音性(音漏れ)以外の点ではオーディオ向きだと思いますね。
by椀方 at2022-07-06 09:08
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椀方さん
実は、東京の自宅で、そろそろ内壁の補修が迫っておりまして、珪藻土にしようかと思っていたのですが、お話を伺っている限りでは、コストもさることながら、時間がかかりそうですね。日常生活の場なので、さすがに「三日間は入るな」、と言われても困るので(笑)、その、「エコカラット」というもの、よさそうですね。
壁材の「音質」への影響は、素人考察では、単純な反射・吸音性能ではなく、重要なのは、「どの周波数帯域を反射しやすく、どの周波数帯域を吸音しやすいのか?」ではないかと思っています。天然の無垢材を貼れば、Liveにはなりますが、あまり「不快」な音にはなりにくいような気がします。もちろん、材質も関係があって、かりんのような目の詰まった重くて硬いものから、桜のような、比較的柔らかい、多孔質のものまであり、この違いによる、「音」への影響も無視できないと思われます。
壁材も全く同様で、多孔質のものを使えば、吸音作用はあると思いますが、問題はどのあたりの周波数帯域を吸音してくれるのか(あるいは吸音してしまうのか)によって、「音がいい壁材かどうか」が決まるような気がします。「エコカラット」って、名称からして吸湿性は優れていそうですが、音質への影響がどうなんでしょうかね。
ただ、東京の家は、音質はどうでもいいので(汗)、吸湿性能だけが気になります。続報よろしくお願いいたします!
byAuro3D at2022-07-06 10:40
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Auro3Dさん
珪藻土塗り壁を施工するのは外気が乾燥している季節を狙ってしても、乾燥のためには3日以上必要なので、拙宅では1週間以上掛かりましたね。
間取り変更の大掛かりな工事だったので我慢出来ましたが、、間取りを変えず単なるクロス張替えと比べると、乾燥させる間は家具を室外に出しておく必要があるので大変です。
拙宅の場合だけの音質に与える期待効果は、コンクリート壁面の反射過多の悪影響を緩和することで、特定の周波数帯を対策することは特に求めていません。
仮に施工後に室内の響きが変化してもそれに合わせてセッティングを調整し直すだけで済ませます。
by椀方 at2022-07-06 12:40
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”グラナスヴィスト”の方が見た感じは、私は好きですね。
椀方さん、こんにちは、
”エコカラット”今こんな素敵な素材があるんですねー。
珪藻土は、塗り壁のため左官屋さんが入り、どうしても割高になります。
私のリスニングルームは、神奈川に居た頃も今の長野も珪藻土塗り壁にしましたが、
この素材(エコカラット)があれば、こちらを選んでいたかも。
出来ればカタログだけでなく、ショールームへ行って実物を見ることを・・・・。
私は、カタログだけで決め、薄いピンクの珪藻土にしました。
当初営業マンは、けげんな顔をしていましたが、
施工中実際のものを見ると”いいですねー”と一言。
今、天井際の壁に吸音材を貼っているところです・・・進行形。
最近思うのですが、
私の住んでいる所は、標高856mの高原気候で珪藻土塗り壁はいらなかったかも。
夏でもカラッとしています。
本当に一番いいのが、日本独特の素材、漆喰壁なんですが、もっと高額になる。
それにしても出雲、一度は行って見たい地です。
BBより(=^・^
byブルースブラザース at2022-07-06 12:42
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椀方さん
個人的に興味深い話なので(笑)、連投失礼します。
>拙宅では1週間以上掛かりました
それは貴重な情報をありがとうございました。すっぱりと、あきらめがつきました(汗)。
>施工後に室内の響きが変化しても
実はここが気になっていたんです。椀方さんがお持ちのGPのような無指向型SPは、壁からの反射は大事な音響構築要素になっているわけで、壁材を替えることで、壁からの反響の具合や音質が変わるとその影響は「小型2chニアフィールド」タイプなどに比してとても大きいだろうことは、私のようなものでも予想されるからです。
で、
>それに合わせてセッティングを調整し直すだけで済ませます
とありますが、その「調整」とは、何らかのスイッチとか、PCソフトとかのようなものがGPについているのでしょうか?それとも、伝統的なルームアコースティックの調整方法(カーペットとか、壁の絵画とか、コーナーへの観葉植物のような)を駆使しておやりになるということなのでしょうか?GP(もしくは、類似の無指向型SP)をいつかは導入したいと思っておりますので、この点、ご教示いただけますと幸いです。
byAuro3D at2022-07-06 13:25
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椀方さん
8年前にリフォームした時、リフォーム会社からエコカラットを薦められ、玄関とリビングの一部に貼り付けました。
玄関が「ランド<土もの調>」、リビングが「ペトラスクエア」です。
調湿効果はありますが、吸音効果よりは拡散効果の方向に感じます。
byミネルヴァ at2022-07-06 15:14
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椀方さん
リスニングルームは何より快適でないと音楽を楽しめません。音質も快適性も向上し、加えて施工が簡単と来たらやるしかないです。椀方さんらしい賢明な選択だと思います。完成が楽しみですね。
それにしても今年の日本の暑さは尋常ではないようですね。帰省が及び腰になります。
byのびー at2022-07-06 15:25
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BBさん、まだ現役だったら思い切って珪藻土にするんですが、年金生活のため安く上げます(笑)
フローリングなどもそうですが紙のカタログでは素材感とか実寸で見た目がどうかとかわかりませんよね?
業者さんには現物見本の取り寄せも依頼しています。
by椀方 at2022-07-06 17:18
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ミネルヴァさん
実際に施工された感想参考になります。
ペトラスクエアもモダンな造形がリビングなど大面積で映えるでしょうね。
吸音効果よりも拡散効果というのは素材(多孔質セラミック)から考えればそうですね。
by椀方 at2022-07-06 17:25
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のびーさん、エアコンに頼らずとも出来るだけ快適な室内環境整えたいですね。
音楽聴く前のリラックス度合いが違いますもの。
by椀方 at2022-07-06 17:31
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Auro3Dさん
写真にあるようにリビングの壁面のといっても3.6m×2.2m程度の壁面に9mm厚程度の多孔質セラミック部材を貼り付けるだけなので、Auro3Dさんが心配されている?ような「スピーカーの性格まで変わって聞こえるような激変!?」なんて起きないと思いますが?
なので調整といっても、スピーカーと壁との距離とか左右間隔とか、左手の窓ガラス側のブラインド上げ下げとか、スピーカー間に敷いているキリムの位置を変えるとか、その程度で整うと思ってます。
by椀方 at2022-07-06 17:41
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椀方さん
エコカラットの紹介有難うございました。私も早々に見積依頼予定です。以前もFMチューナーを紹介頂き導入し、お陰様でFM放送も楽しんでおります。今後もよろしくお願いします。
bycozycozycozy at2022-07-13 15:36
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cozycozycozyさん、こんにちは。
リフォーム熱が移っちゃいました?
by椀方 at2022-07-13 17:26