ベルウッド
ベルウッド
クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
メインシステム
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新のレス

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

マニア

このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年03月22日

H氏邸では、またまたルームチューニングの秘術を編み出したとのことで、その人体実験に狩り出されることに相成りました(笑)。

まずは、いつもの検聴のための定番コースでのヒアリングです。前回お伺いしたときは、「メッキ剥がし大作戦」の直後で、かなりシンプルなたたずまいとなって自然とサウンドも同じような印象があったのですが、今回は以前の響きに少しだけ戻されたのかなという感覚がありました。



それにしても、この方はルームチューニングの「シュテファン」ですね。あの映画『ピアノマニア』の調律師シュテファン・クニュップファーです。チューニングハンマーを片手にちょいちょいといじると、チェンバロからオルガンの音味まで七色の音を操る。

ご本人が何をしているのかほとんど見ませんでしたし、見てもわからない。ところが感じるままに申し上げると、完全にH氏の意図にはまっているのですね。まるであやつり人形の気分。上の方から聞こえる音をたちどころに下にしたり、前へ出るサウンドを、奥行きのあるサウンドに変えたりと自由自在。その種明かしをしていただきましたが、その微妙な音響チューニングにただただ驚くばかりでした。

面白いことがいくつかありました。



ひとつは、このソフトでのふたりの定位位置感覚が違うこと。

前から少し互いにずれがあることに気がついていましたが、今回は、私はほぼセンターにダビングされたギターの音像が重なっています。主にメロディを奏でるリードギターが左向き、リズムギターが右向きですがほぼ重なっています。これがこのソフトの正解だな、と納得していると、Hさんはあくまでもセンターと左右の間に別々の音像を聞いているそうです。左右のバランスをとれたことで正解と思っているとのこと。

ひとには各々、左右のバランス感覚に違いがあるのでしょうか。ちょっと面白い現象です。ひとつ考えられるのは、Hさんがルームチューニングで感受性を研ぎ澄ましているのは「間接音」などの反射・拡散の音。多分、私はより「直接音」のほうを聞いているのではないでしょうか。それがこのソフトでの左右の音像定位感覚に出ているのかもしれません。あくまでも仮説ですが。

もうひとつは、国内廉価盤と海外盤との違い。



これは実は、先日、Kさん邸で聴かせて頂いた時に「カノン」のトラック番号が違うので「あれ?」とバージョン違いがあることに気がつきました。廉価盤はかなりボーナストラックが入っていてマスターが全く違います。「音が違いますか?」と聞かれてあの時はちょっと自信がなかったのですが…

今回聴き較べると、歴然と違う。これにはふたり顔を見合わせて笑ってしまいました。しかし、笑ってもいられない。いわゆる「名盤」や「定盤」を買い求めるときには注意が必要です。明らかに国内限定の「廉価盤」は避けた方がよいようです。



ピアノの曲もずいぶんかけました。ウェルフロートを導入して一番よくわかるのはピアノなのではないでしょうか。持参したドビュッシーの「沈める寺」なんかを音量を上げて聴かせていただきましたが素晴らしいですね。

検聴セッションを終えて、「対抗バトル」ではすっかりリラックス。楽しい録音、音楽談義に話しが咲きました。この企画は楽しいですね。実際に互いに持ち寄ったソフトを聴き較べて、話しがとても具体的です。持ち込んだほうもけっこう新発見があったりします。

リラックスモードになったところで「音量」談義に…。



モーツァルトの例のモツレクは、自分だったらこのくらいの音量で聴くとボリュームを合わせてみたら、あまりに小さい音なのでびっくりされていました。このディスクについては新アンプになってからずいぶんと感覚が変化したのでいつかH氏さんにも我が家に来ていただいて聴いてもらいたいと思っています。



同じモーツァルトの室内楽オーケストラのピアノ協奏曲。これもかなり小さい音になります。音量の問題は、もちろん好みの問題なのですが、話しが尽きない話題です。こういうテーマはオフ会で話すのがよいですね。

Hさん、楽しい体験やお話し、ありがとうございました。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ベルウッドさん、お早うございます。

    音量、、、私この項目を(今まで)全くもって軽視していました。ところが昨年、某マイミクさんとのOFF会を通して「ソフトというか、楽曲毎の音量設定」が如何に大切だったかを痛感させられまして、以降初めて聴く楽曲や、盤の違いによって「オイシイ」音量には、かなり違いがあった事にようやく気が付きました(^^;)

    同じ楽曲を聴くにも、音量設定には特に最近気を遣っています。そしてソフト毎に、楽曲毎にベストな音量を探し当てたときにはそれまでとは違った側面(印象)が見て取れて、大変面白いです。

    こんな聴き取り方、今まで余りしてこなかったのを(勉強不足だったとしても)ちょっと後悔しています。。。

    by田舎のおじさん at2012-03-22 09:52

  2. 私はお気に入りのオーディオファイル的ディスク百枚には、ベストトラックと音量をポストイットに書いて貼っておいています。デモの時に便利です(笑)。ただこれが、年がら年中セッティングを変えているので、微妙に変わるんですよね。。。

    by元住ブレーメン at2012-03-22 16:17

  3. ベルウッドさん、こんばんは。

    相変わらずH氏のルームチューニングにかける情熱は凄いですね。

    定位位置感覚は個人差があって当然だと思いますよ。何を注意して聞き耳を立てるかにによっても変わると思います。

    確かに廉価盤やベスト盤で良いのはありませんね(-_-;

    byVOTTA7 at2012-03-22 23:09

  4. 田舎のおじさん

    先日紹介したマスタリングエンジニアの小泉由香さんの本では、「弁当箱」に例えて「詰め込みすぎ」「すかすか」などとマスタリング時のレベル設定の難しさを言っていました。ソフトによってレベルの設定は、CDフォーマットのDレンジという「箱」にいかにうまく音を詰めるかということでまちまちです。だから、再生側もそれによってシステムと自分にとっての最適レベルをきちんと追求すべきですね。ジャンルの違いだけではなく、同じクラシックでもオケと室内楽、器楽と声楽、ロマン派とバロックなどなど、かなり最適レベルはまちまちです。

    byベルウッド at2012-03-23 08:57

  5. 元住ブレーメンさん

    私もポストイットにメモっています。全く同じですね(笑)。自分のシステムのボリューム位置なので、よそ様のお宅などでのオフ会では最初はとても戸惑ってしまいます。

    byベルウッド at2012-03-23 08:58

  6. VOTTA7さん

    やっぱりひとによって違うのでしょうか。視覚に較べると人間の聴覚はずいぶんと曖昧で不完全なのですね。定位位置という単純なことでもひとによってこれほど違うのかと今回あらためて驚きました。

    先日のある試聴会で、GPSクロック追加の比較をやったのですが、懇親会で本音をぶつけ始めたら聴いているポイントが三人三様、それによって評価も二分してしまいました。機器を持ち込んだ本人も苦笑していました。

    byベルウッド at2012-03-23 09:10

  7. 視覚の方がもっと騙されやすいと思いますよ。
    私がホームシアターで映像にあまり拘らないのは高画質より高音質のが大事だと思っているからです。
    映像は一度見れば脳内で思い込みや錯覚で勝手にイメージしてしまう。二回目に見るときは映像にはそんなに意識せず逆にそのイメージに合った音を要求してしまう(^^;

    聞く耳を鍛えるという言葉どおり、人其々の経験からくる聞く耳の感受性が異なるので話が噛み合わない。
    言い合っても平行線で結論は出ませんから最近はそういう聞き方もあるんだとスルーします(笑)
    でも自分の聞き方が本当に正しいのかと自問することもあり、オフ会はその修正に役立ちますね。

    byVOTTA7 at2012-03-23 22:14

  8. VOTTA7さん

    脳内の視覚的イメージで聴覚が左右されるということはありますね。自分でもしょっちゅう経験することです。錯覚というより思い込みに合わせて聴いてしまう。

    先日、TVで面白い実例をやっていました。マレットで叩いている画像を写す。2回、3回、4回とかなり早いテンポで叩く画像を三通り。ポンポンという音声も同時に流すのですが、何回音が出ているかを当てさせる。出演者は、2回、3回…と答えるのですが、実は音はみな同じ2拍子というわけです。

    byベルウッド at2012-03-24 18:05

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする