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日記

クリーニング大作戦 進行中

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2012年05月07日



LPのクリーニング大作戦、ただいま進行中です。

週6枚をノルマにして、所蔵のLPレコードを一年でクリーンアップ、兼ねてLP聴き直しをしようというのがミッションですが、いまだにバッハの森の中をさまよっています(笑)。

その後、多少の工夫を加えつつ、その成果などをレポートいたします。

まず最大の改良点は「超電解イオン水」の採用です。

あらゆる洗浄に「超電解イオン水」が有効だとの話しは多少なりとも耳にしていましたが、具体的に試用してみてその効果に大満足です。アナログの達人であるマイミクさんたちが何やらつぶやいているのを耳にして探索してみたところ、気がついてみればけっこう家庭用に何種類か売られています。TVのショッピング番組をぼやっと見ていたらマツイさんとかいうタレントのおばさんが売り込んでいました。これが俄然背中を押してくれました。

まず最初に、これをスプレーでびっしょりになるまでたっぷり吹きかけ、例のデンターシステマでLP面に拡げながら磨きます。これを拭き取るだけ。

この後で、レイカのバランスウォッシャーでクリーニングします。「予洗」というか、これが「洗浄」で、バランスウォッシャーのA液が「仕上げ洗」というべきなのか、ともかく一工程増えますが、さほど負担には感じません。少なくともA液の節約にはなりますし、あるいはA液工程を省略することも可能かもしれません。A液、B液には洗浄以外の種々の効果も謳われているので、今のところは様子を見るつもりです。

電解水の原液はpH11以上の強いアルカリ性ですが、苛性ソーダなどの添加物によるものではないので安心です。とはいえレーベル部など多少の不安もあったので、ビートルズの「アビーロード」など古いLPで試してみました。かなりの「プチパチ・ノイズ」があって、従来の洗浄液ではなかなか満足できなかったものです。これだけのベストセラーであれば、例えアップルレコードのオリジナルとはいえいざとなっても惜しくはないと思いました。



これが思った以上の効果で、ほんとうに驚きました。

問題の「プチパチ・ノイズ」はすぐには解消しないのですが、1回の針通しで激減。2、3回目からは驚きの静けさが実現します。このアルバムはプログラム性が高いので、曲間や曲の頭などで針音が無いことは大きな音楽的効果を生みます。さらには、繰り返しかける毎に高域が伸びていき非常に歪みのないクリアで強く美しい高域になっていきます。まるでカートリッジをグレードアップしたような感覚。

アナログ・オリジナルの音は、ドライでむしろ低域がよく締まっています。CDやSACDのリマスター盤もあるのでもっと厳密な比較試聴をしていくつもりですが、オリジナル盤はぐっとシンプルな音造りを感じさせるサウンドで60年代ロックとはかくあるものともいうべきノスタルジックな感慨すらわいてきます。

冒頭のジョンのボーカルやポールのベースが生々しいばかりでなく、リンゴのドラムスなどもこうもクリアに聞こえてくると、こんなにウマかったのかと興奮してしまいます。ちょっとリマスター盤とは違う魅力。特に印象的なのは、ジョージの「ヒア・カムズ・ザ・サン」などのギターの響きやコーラスで、こんなにハーモニーの音程が気持よく聴けたことは今までなかったような気がします。

次に導入したのが、オンゾウラボのスタイラスクリーナー


これもマイミクさんの日記で知り、さんざん捜し回ったのですが、灯台もと暗し、ディスクユニオンのネット通販で簡単に入手できました。クリーニング直後の針通しでかなり針が汚れますが、これが取り切れていなかったのです。しつこい「プチパチ」は針の汚れの要因が大きいようです。しかも、針がきれいになると音溝にきちんと接触するようになるのでしょうか、針通し効果もより上がるようです。

もうひとつは、キムワイプ



拭き取り用ペーパーですが、ティッシュペーパーより格段に水に丈夫で紙粉や繊維残りがない。これもマイミクさんからコメントをいただき試してみました。超電水での洗浄ではびしょびしょになりますからぬぐい取るまでには枚数が必要で、安価なので助かります。ターミナルなどのクリーンアップには無水エタノールや綿棒などと組合せて使うなどオーディオマニアにはとても重宝です。ただし、繊維残りは100%完璧ではないので、LPの仕上げにはいままで通りレイカのビスコを使います。

まとめ:

(1)アナログ再生の極意はクリーニングにあり!!
(2)超電水が極めて効果的(特に、モノーラル時代などの古いレコード)
(3)クリーニング後は最低1回の針通しが必要
(4)針音対策にはオンゾウのスタイラスクリーナー併用が絶対条件
(5)クリーニングは、針音ばかりではなく音質改善、特に高域の改善が顕著


オーディオアクセサリの多くは、もともと産業用(時には一般家庭用も!)に広く知られている既成技術を応用し、それをオーディオ用としてデザインを変えているだけのものが多いと思います。なかにはパッケージだけを変えて高く売りつけているものさえあります。

オーディオ雑誌やショップの情報ばかりではなく、高くアンテナをはって広く情報を集めるのがよいようです。産業用・汎用のものは多少の使い勝手がありますが、信頼性が高く、しかも、圧倒的に安価です。

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レス一覧

  1. こんにちは。

    アナログの極意は「クリーニングにあり」全く同感です!

    アビーロードは数枚のLPにリマスターを含む数枚のCDを持っていますが、40数年前の高校生の時に購入した「初代版」をせっせとクリーニングしては聴いています。「Here Comes The Sun」からスタートするB面を始めて聴いた時はあまりの衝撃にノックアウトされました。今でもビートルズの中で、ベストと云えるほど好きなLPです。

    こういうLPをしっかりとクリーニングして聴く、というのはアナログ再生の正に醍醐味だと思います。

    byゴンザエモン at2012-05-07 17:32

  2. ベルウッドさん。 こんにちは。

    うーん。すごい。この手間たるや。

    でも、DSをやっている私もですね

    CD・SACDを「わざわざ」リッピングし、タグ情報・アートワークを手入力し、メディアサーバーのどのファイル構造に入れるのかジャンル分けに気を払い、バックアップを定期的に行う。

    など

    なんで、音楽聴く以外にこんな苦労を・・・。と思いながら
    手間をかけたくなってしまう。

    オーディオ・ファンとして実は同類?


    では!

    byakahanamizuki at2012-05-07 18:01

  3. ベルウッドさん 今晩ワ
    こちらでもよろしくお願いいたします。

    前の日記でのLPのクリーニング大作戦に刺激を受けて、小生もボチボチVPIを使用してのクリーニングを始めていましたが、この連休の始めに、クリーニング乾燥台を手に入れ、一挙にクリーニングがはかどりました。
    この連休で約70枚程完了しましたが、後900枚強、先が思いやられます。

    オンゾウラボのスタイラスクリーナーはとあるお宅で使用されていましたが、なかなか購入出来るお店が見つからずに途方に暮れていました。
    今回の日記を拝見し、早速オーダーをかけました。有り難うございました。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

    byRay at2012-05-07 20:20

  4. レイカしか使わない小生におきまして・・・、
    大変勉強になりました。

    有り難うございます。
    m(_ _)m

    byマーサ君 at2012-05-08 00:16

  5. ゴンザエモンさん

    レスありがとうございます。レイカを使ってのクリーニングは2年前にもちょっとマイブームがあったのですが、今回はかなり力が入ってます。40年以上にもわたって聴き続けてきた古レコードから飛び出す新鮮な音楽に驚きと喜びの連続です。

    byベルウッド at2012-05-08 10:28

  6. ストラさん

    320枚+400枚ですか?これはちょっと大変ですね。

    レコード洗いもなかなか楽しいです。ただし、余りに単純作業であるうえに、予洗→洗浄→仕上げ→から拭き、という工程を裏表2回くり返すので、ちょっと手を離すといったいどこまで行ったのか忘れてしまったり、A面をつい2回やってしまったりと頭が混乱してしまいます(笑)。私の場合は、3枚/日が限度かなと思っています。

    byベルウッド at2012-05-08 10:33

  7. akahanamizukiさん こんにちは。

    私もKORG/MR2000SにDSDで吸い上げて、LPのデジタルアーカイブを作ろうというのが最終目標でした。その前に徹底したクリーニングが必要と思い立ったわけです。ところが、クリーニングそのものの効果にはまってしまいました。これだけの音質改善があって、しかも、アナログもけっこう気軽に楽しめるので、デジタルアーカイブは、手間を考えると「もういいかな」という感じです(苦笑)。

    byベルウッド at2012-05-08 10:39

  8. Rayさん

    スタイラスクリーナーはいいですよ。レコード盤面ではなく針から発生している針音もばかにならないことがよくわかりました。液体のものではないので安心して使えるし、ゴミ取りのパワーも段違いです。

    LPは、クリーニングすると本当に生まれ変わります。例外もあるとは思いますが、オリジナルLP+クリーニング>>再発LPです。

    やはり磁気テープ・マスターの世代管理や劣化があるのでしょう。特に、リマスター・重量(180g)盤は、ハイファイ感を強調するためのイコライジングがかかっているようで、かえって情緒を損なっていますね。

    byベルウッド at2012-05-08 10:49

  9. マーサ君さん

    レイカはやっぱりスグレモノです。ロングセラーという安心感もあります。

    ただし、その効力は、デンターシステマでの磨きと、超電水での予備洗浄で、倍加します。

    同じように定評のあるNinonynoは、一液で済むという利点はありますが、私の場合は効果がイマイチでした。ところがその使用法から思いついたのがデンターシステマでしたのでムダではありませんでした。

    byベルウッド at2012-05-08 10:57

  10. ベルウッドさん、こんばんは。

    大作戦、着々と進行されていますね!
    おっしゃる通りで、レコードのクリーニングは大事ですよね。
    プチパチノイズも味があるというのは・・・個人的にはNOです(笑)
    やはりノイズがない方がより音楽に集中できます。

    方法は異なりましたが、クリーニングは欠かせません。
    今後、参考にさせていただきます m(__)m

    >「アビーロード」アナログ・オリジナルの音は、ドライでむしろ低域がよく締まっています

    同感です。拙宅にもUKオリジナルがあり、ベルウッドさんの日記を読んで久しぶりに再生してみましたが、同様の印象です。
    この音作りも好きで(69年にこれが作られたこと自体、驚愕に値すると思います、さすがビートルズ・・・)、素晴らしい曲の数々と合わせて個人的ベスト10に入るアルバムです (^^)

    byKYLYN(キリン) at2012-05-08 21:58

  11. KYLYN(キリン)さん レスありがとうございます。

    特にクリーニング後ですと高域が鮮明になり少しハイ寄りのバランスに感じるので、これでよいのかとちょっと自信がなかったのですが、いただいたコメントにとても心強い思いがいたしました。

    あの「虫の声」など、とても精妙でリアルになります。そう感じ取るのは風流を解する日本人だけかもしれませんが(笑)。

    こうした現実音をSEに使うことは70年前後(ちょうど大阪万博の頃)の正統派前衛音楽の最先端だったのですが、このほか様々なエフェクトを取り入れたビートルズの音造りの先鋭さには驚きますね。

    byベルウッド at2012-05-09 08:53

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