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日記

ファイルオーディオ宣言 (ソニーHAP-Z1ES導入記 その1)

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2014年01月13日

今年の抱負 《HAP-Z1ESの導入》 にさっそく着手。

導入の理由は、HDDプレーヤーというのが私のコンセプトに一番適った機器だからです。私のコンセプトとは、デジタル・ファイルを再生するということ。すなわちそれが、デジタル・ファイル・オーディオ、略してファイルオーディオ(DFA)。私の勝手な命名です。

Z1ES(HDDプレーヤー)は、PCオーディオやネットオーディオと何が違うのか。

それは、ストレージ上のアーカイブスと再生が切り離されて独立していること。PCオーディオ(PCからのストリーミング再生)やネットオーディオ(NAS/LANディスクからのDLNA再生)では、ハード面でもオペレーション上でも音楽ファイルの管理と再生が混然としている。HDDプレーヤーは再生するファイルがプレーヤー側にあるので、ファイルの管理と再生は別になっています。

そのことは今まで使ってきたMR2000Sと変わらない。iPodなどの携帯プレーヤーとも同じ。つまり、PCなどに構築した音楽ファイル・データをプレーヤーに内蔵されたストレージにコピーもしくは同期させて、そのファイルを再生するというわけ。いずれも、そのファイルの同期・転送はUSBなどで直接行ってきました。Z1ESは、常時、ネットワーク上でデータの操作が可能になったというわけです。

たったそれだけですが、これだけで使い勝手だけではなくコンセプトは一変します。基本はよく聴く曲、くり返し聴く曲だけをHDDに転送しておくだけ。何千枚とコレクションを持っているひとでも、ふだん聞く曲はせいぜい2~3百タイトルぐらいではないでしょうか。それで十分。新たに聴きたいものが出てくればその都度転送すればよい。しかも手元でスマホやタブレット端末で画面を見ながらワイヤレスで操作できるのです。AirPlayのようにコンテンツを送信するのではなく、タブレット端末はあくまでもデータベースだけを同期させた単なるリモコンです。

再生して聴くのは、よりシンプルなオーディオ専用機器で、というわけ。

ファイルオーディオとは、デジタル音楽ファイルを再生するオーディオのことです。ネットオーディオもPCオーディオ、HDDプレーヤーも、ファイルオーディオとしては共通していて、違いは再生方法だけなのです。共通するベースは、音楽ファイル。Z1ESは、音楽ファイルの管理は、独立させてPCで行う。再生は、PCもつなぐ必要もないし、LANにつながっている必要もありません。あくまでも再生は独立したプレーヤーなのです。

Z1ES導入に当たって私が考えたことは、次の3点。

1.アーカイブスの構築
2.Z1ESのHDDデータとアーカイブス(音楽データベース)は分離独立させる
3.アーカイブスはネットプレーヤーなどでも使用できるようにする

Z1ESには、簡単な転送ソフトとタブレット端末でのリモコンソフトが用意されているだけです。不親切なようですが、考えようによってはとてもいさぎよい。先ずは、音楽データファイルをひとつずつ手入れしていき、アーカイブスに保存する。プレーヤーには聴きたい曲だけ入れておく。検索や表示、アートワークなどの使い勝手を確認しながらファイルを手入れしていく。手入れしたら、訂正前のファイルはZ1ESから削除し、新しいファイルを、再度、転送すればよい。写真や参考文献などのファイルもアーカイブの同じフォルダーに収納しておく。



管理用のソフトとしては、DSなどで定評のあるリッピング/IDタグ編集ソフトのdBpowerampを使うことにしました。これはakahanamizukiさんに手取り足取り教えていただきました。あくまでもIDタグ編集が主目的で、プレーヤーやPCによるネット越しのストリーミング機能は必要ありません。ツリー構造やファイル命名法などは、自分の使いやすいようにすればよい。今までのレコード棚の延長で考えました。後でどうにでもなります。

先ずは、自分がストックしてきたハイレゾ音源を優先して整理を始めました。手持ちのCDを全部リッピングするなんてことは毛頭考えないことにします。CDはCDPで聴けばよい。リッピングするのは追々地道に進めていけばよいのです。

iTuneに取り込んでいたデータは、極めて不完全であることがわかりました。特にネットから取得したアートワークはファイルに関連づけられるだけなので、ファイル転送したりすると消えてしまい使えないことがわかりました。がくぜんとしましたが仕方がない。初めからやり直しとだと思ったらせいせいしました。



まずアルバムごとにフォルダーをつくります。フォルダー名はアルバム名とします。ファイルのツリー構造は、クラシックは作曲家別、ジャズなどその他はプレーヤー別として階層を降りていくようにしました。いまのレコード棚と同じです。コンピレーションなどはあくまでも直感的に分類します。これもCDなどと同じ。

ファイル名は、トラック番号~曲名~演奏者など適宜入れる。アーティスト、タイトル、アルバム名、トラック番号、録音年、ジャンルなどは一般的なルールに従った。Z1ESの表示や使い勝手をを見ながら少しずつ改善していく。アートワークは、直感的な検索上とても重要なのできちんと取り込むことにします。

フォルダー内には、アートワーク用の画像(jpgファイル)、ジャケ写真や解説などのpdfファイル、曲名やその他関連情報をいれた文字情報(textファイル)も入れておく。ジャケットスリーブにいろいろな切り抜きを同封しておく感覚だ。

まず、手始めにハイレゾ音楽ソフトが入ったDVDRから取り込んだ。

4年ほど前に買ったクリズラボの「JUMELLES」という双子の美少女姉妹のアルバム。

NHKのエンジニアだった栗原信義さんが制作されたもので、ピアノ+フルート/ボーカルよるデュオによる美音(24Bit/96kHzファイル)。軽井沢・大賀ホールでの収録で、響きが美しく、また、曲毎に曲想に合わせて「響きマイク」の量を加減しているそうです。ボーカルだけは響きをわずかに膨らませるためにマスタリング時にリバーブをかけたものもあるが、イコライザーは一切使用せず、マイクの選択、マイクヘッドのローカットと設置位置で音色を作っているとのことです。そこもオーディオ的な聴きどころ。

DVDRのハイレゾ音源なので、リッピングというよりデーターをPCでLANディスク上にコピーします。曲名などはあらかじめtxtファイルに作っておき、dBpowerampのタグ編集画面でコピペして使いやすいように整えていく。ジャケ写真は、クリズラボのHPから適宜取り込んで貼り付ける。リッピングで一気に編集できないので面倒なようですが、結局は手間は同じようなものでした。

以下、同じように「PCオーディオムック」の付録や、ワオンレコードのハイレゾ音源も取り込んでIDタグを整理していきました。



そのファイルを、Z1ES転送用のフォルダーにコピーする。そのフォルダーを付属の転送ソフトに登録しておけば自動/手動でZ1ES本体のHDDにコピー転送してくれる。削除も出来るので、いくらでもやり直しは利く。最初は、本体での表示などを確認しながらずいぶんと試行錯誤しました。ハイレゾは重いので無線LANでの転送にはけっこう時間がかかります。忍耐強く練り上げていくしかありません。



問題は、DSDファイル。

dBpowerampは、あくまでもPCM音源ファイルのタグ編集ソフトでDSDファイルは対象外。この辺りが、PCMとDSDのかべ。ところがZ1ESは、そういうPCMとDSDとの違いを何ら意識させずに再生する。

DSDの音楽データはすでに同じワオンレコードから本格的な録音音源が市販されていますし、いよいよネット配信も本格化してきました。以前、ご紹介したアマチュアオケのHPでは無料で公開されています。



DSDファイルのタグ付けやアートワーク添付の方法があるはずだと考えあぐんでいたら、ようやくあるアイデアを思いつきました。何のことはない、実に、簡単でした。



DSDファイルでも立派にアートワークが表示できます。

その方法は、次回へ。

(続く)

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  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    ご導入、おめでとうございます。
    早速、綿密な計画に基づいた進行、頭が下がります。
    私などはまだこれからどうしようかと思案しておりました(笑)

    >dBpoweramp
    私もコレを使っております。
    理由は実に単純でHDCDのデコードリッピングが出来るというのを見掛けたからなのですが。
    使い始めてから結構強力なタグ付けが出来ることを知りました。
    ベルウッドさんを見習って少しずつやっていくことにします。

    DSDのタグ付けは悩んでおりましたので、とても興味深いです。
    どのような手順でなされたのか、次回を楽しみにいたしております。


    ある程度、手法が確立された所でTIPSとしてまとめておくと随分と便利になりますね。
    本家の説明だけだとある程度慣れた人でないと良いアーカイブスになりませんし。
    逆木さんのサイトも非常に役立つのですが、HAP-Z1ES専用でのTIPSがあればな、と考えてしまいます。


    音質面ではベルウッドさんのお眼鏡に無事かなったのでしょうか?
    そのあたりもユーザーとして興味深々です。

    byfuku at2014-01-14 00:31

  2. ライブラリの構築に熱中すると音楽を聴く前に「目がしょぼしょぼ」になる時がありますので気をつけてください(笑)。

    自分で使いやすいように手塩にかけたライブラリの独立保存が、この手のシステムの肝だと考えています。最初は手間がかかりますが、だんだん使いやすくなりますし、機器を変えた時にすぐ再構築できます。

    DSFのアートワークは「Folder.jpg」でOKということでしょうか。
    アーティスト名はどうするのかな?
    またDSDIFFはどうなのか、PCMとDSD、2.8と5.6DSDなどが混在した時の切り替えノイズやギャップレス再生がどうかなども聴きたいですね。

    そして何と言っても音質。

    ベルウッド印のTIPS&日記は皆が注目していると思います。

    byakahanamizuki at2014-01-14 01:13

  3. うーーむ?

    私の脳みそではさっぱり解らないや。
    我が家のライブラリーは独Archivのようにタイプ打のカルテにしようかしら。

    なんて思ってもLPはほぼ場所を記憶しているから必要無さそうです。
    しかしSPレコードは種類が多いので整理をしたら飛躍的に効率が向上しそうですねえ(老眼とakahanamizukiさんにバカにされないように)良く読んで参考にさせて頂きます。

    byLoge at2014-01-14 01:29

  4. こんにちは。導入おめでとうございます。
    ファイルオーディオ宣言のタイトルが実にいいです。私も日記のタイトルをファイルオーディオ日記に変えようかな?とかも思っていた所ですが、先に宣言されちゃいましたのでやめます。笑

    iTunesですが、うちはWAVですが、先頭一曲のみAppleロスレスにしてその曲のみアルバムアートいれてます。手動で入れるのがポイントのようです。WindowsPCーUSBHDDから、完璧Mac-NASに引っ越し出来てます。
    http://community.phileweb.com/mypage/entry/3685/20140101/40729/

    先頭曲はアルバムアート表示専用なにで、エラー訂正なしの高速リッピングで良いです。全曲再リッピングよりは速いです。ご参考まで。

    DSDのアルバムアートも楽しみです。なんとなく、、あれかなーって想像してます。

    byYongJoon at2014-01-14 07:54

  5. fukuさん こんにちは。

    fukuさんも導入されたのですね。まずは「おめでとうございます」のエール交換を!(笑)

    TIPSだなんて、私は他人様にチップを差し上げるような財力も知力もございません(笑)。ただひたすら実験動物としてみなさんの前でさらしものになって、いろいろアドバイスをいただければと思います。時には、みなさんの参考になるような失敗や勘違いをご披露できれば幸甚に存じます。

    byベルウッド at2014-01-14 09:18

  6. akahanamizukiさん

    HAP-Z1ESが届いたのが三連休の初日。もうすでに目がしょぼしょぼです(爆)。

    早くもパニックってしまいましたが、その節はいろいろアドバイスやら背中押しやら、励ましやら、ありがとうございました。

    DSFのタグ付けは次回のお楽しみですが、考えてみればdsfのほうがメタデータにちゃんと対応しているのですね。まだ試していませんがDST対応のDSDIFFのほうがむしろ対応能力は上なのでしょう。WAVは、iTuneを離れたとたんにアートワークがどこかへいっちゃったのにはショックでした。今後は、dBpowerampを使ってFLACでしこしこリッピングのやり直しになりそうです。

    byベルウッド at2014-01-14 09:40

  7. Logeさん

    ブツが届いたのが土曜日の午前でしたから、まだまだ神様は人間を創造するには至っていないのです(笑)。知恵がつく以前のよちよち歩き状態です。

    私も、コレクションの数はたぶん1000枚も超えていないと思いますので大体は頭でありかを記憶しているんですね。でも時々聴きたいCDがどこか見つからなくてパニくることがあります。

    楽曲分析とか同じ曲の演奏比較や、同じ演奏家の時代比較などの時は、CDを傍らに何枚も置いていったりきたり。LP時代よりもトラック出しやくり返しての聴き直しなど、はるかに楽になりましたがまだまだ大変。そういうときに、このHDDプレーヤーは威力を発揮しそうです。

    オフ会などで、曲の途中の聴きどころの頭を出すのも一発です。まあ我々のような世代からすれば、邪道かもしれませんが(笑)。

    byベルウッド at2014-01-14 09:49

  8. Yong Joonさん

    mp3などの圧縮音源を嫌ってwavにしていましたが、あだとなりましたね。実はこのあいだの旅行でiPodを失くしてしまいました。だからもう未練はありません。今となってはwavはしょぼいです。しょせんケータイ用ですからね。アートワークを手動で入れるならdBpowerampで入れ直したほうが早いです。レンタルや図書館から借りたCDからリッピングするなんてせこいことはしてませんので、手元のCDでやり直せばいいことです。

    問題は、使いやすいライブラリの構築とタグ付け(メタデータ)の管理ノウハウなんです。『ファイルオーディオ』のココロは、ネットワーク上のPCやHDDで自在に音源の管理や運用が可能であることなのです。それが高音質であるなら言うことはありません。

    音楽ファイルに、メタデータが収納できることがこれほど大事なのかということに今更ながら目ざめました。

    byベルウッド at2014-01-14 10:11

  9. ストラさん コメントありがとうございます。

    これなかなかよいですよ。秘蔵のDATもファイル化されれば保存されるうえに、いつでも気軽にこのZ1ESで聴けます。

    byベルウッド at2014-01-14 23:27

  10. ベルウッドさん
    ネットオーディオは、無線ルーターとかハブとか音質劣化の要因が多いですが、その点ではZ1ESは独立していて理にかなっていると思います。KORGのMR2000は、あくまでも録音機なので再生を楽しむには向いていず、当方でも出番が減っています。

    ところで、やぼな質問とは思いますが、肝心のZ1ESの音質はMR2000を上回っているのですか?

    bykitatanuki at2014-01-17 09:02

  11. kitatanukiさん

    音質のことは続編で書きます(あくまでもファーストインプレですが)。

    >MR2000を上回っているのですか?

    ひとことで言えば、デフィニトリィ・イエスです。

    byベルウッド at2014-01-17 10:07

  12. さっそくのご回答を有り難うございます。
    Z1ESにデジタル出力がないのが、まったくにして痛恨の極みなので、アナログ出力の音質はすごく気になります。MR2000Sのアナログ出力はけっこうイケますが、ハイエンドの音質には届かないので、音楽を楽しむには外部DACが必要です。
    Z1ESがどの程度の音質なのか、レポートの続編が楽しみです。

    bykitatanuki at2014-01-17 11:43

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